常子、花山と決別か!?片桐はいり、ピエール瀧 再登場!「とと姉ちゃん」第17週詳しいあらすじと見どころ、予告動画
常子(高畑充希)が社長、花山(唐沢寿明)が編集長を務め、姉妹たちと作った雑誌『あなたの暮らし』は、予想を上回る評判になった!次週は、常子たちの女学校時代の恩師・東堂(片桐はいり)が再登場!当時独身だった東堂は結婚していたが戦後の苦しい生活を余儀なくされていた…常子たちはそんな東堂に恩返しするために快適で楽しい住まいに模様替えを思いつく!一方、雑誌の売り上げも徐々に落ちて来て常子は苦肉の策をとるが…NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」(7/25-30)第17週「常子、花山と断絶する」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKオンデマンドで見逃し配信している。
※以下、詳しいあらすじを追記しました。過去のあらすじはコチラでまとめて紹介⇒【「とと姉ちゃん」各話のあらすじ】でまとめてご紹介。
『暮らしの手帖』より第16週は“衣”…ドラマで花山の発案ではじまった「直線裁ち」は、モデルとなった花森安治が実際に発案したもので、『暮しの手帖』創刊号や、その前身となった『スタイルブック』の時代からの大人気企画。着物をほどいて、直線裁ちにして、ふだん着る洋服を作る。洋裁を知らなくとも、家にある着物や浴衣の生地を使って、誰でも簡単に作ることのできるもの。デザインから、裁つひと、縫うひと、着るひと、髪を結うひと、そして撮影まで、何もかもが当時のスタッフによる、すべて手作りのページ。このアイデアが、敗戦直後の日本女性たちをとても勇気づけた。(出典:暮らしの手帖社)
第17週は“住”…恩師が暮らす部屋を模様替え!100円ショップでいろいろなものが売っている今どきの手軽なDIYと違って常子たちは、物置をどんな明るい住まいに変えるのか?果たして東堂の夫に笑顔は戻るのか?夫役を演じたのは利重剛。TBS「3年B組金八先生」やNHK大河ドラマ「徳川家康」「翔ぶが如く」の脚本を手掛けた小山内美江子の息子で監督・俳優として活躍している。俳優としては同「徳川家康」やTBS「半沢直樹」などに出演。監督としても1996年には『BeRLiN』で日本映画監督協会新人賞を受賞。さらに2001年の『クロエ』ではベルリン映画祭に出品されるなど監督としても活躍している。
第17週は他にも懐かしい顔が登場。弁当屋の森田屋の宗吉(ピエール瀧)たち。花山が常子たちの元を去った後、“食”の特集で力になってくれる。ここで花山に心酔している美子が大活躍。果たして花山を呼び戻すことはできるのか?
【第17週(2016/7/25-30】
■第97話(月)
昭和22(1947)年5月。常子(高畑)たちが創刊した『あなたの暮し』は、3万部を超える売上げを達成した。経理担当の水田(伊藤淳史)と庶務担当の岡緑(悠木千帆)が加わった。更に販売部数を伸ばすために、花山(唐沢)が次の特集にと企画したのは、「住まい」についてだった。当時、空襲で多くの家屋が焼失し、資材不足から12坪以上の新築・増築が禁止され国民たちは狭小住宅で暮らしていた。そんな折、美子(杉咲)が、女学校時代の恩師・東堂(片桐はいり)から来た手紙を見つけた。書かれた住所を頼りに訪ねてみる常子。焼け出され移り住んだというその場所は、家具も台所もないような殺風景な物置。東堂は『あなたの暮らし』は女性の友だといってくれ、常子は、女学生時代の東堂の言葉のおかげだと感謝の言葉を述べた。50歳の今も教職に就いている東堂は、駒込の大好きだった家を懐かしそうに話した。
■第98話(火)
常子(高畑)は妹たちと6畳一間の物置に暮らす東堂(片桐)を再び訪れた。出てきたのは、東堂の夫・泰文(利重剛)。気まずい雰囲気で東堂を待つ常子たち。東堂が買い物から戻ると、泰文は東堂を外に呼び出し、なぜこんな狭い家に人を招くのかと不満を漏らして散歩に出てしまった。戦争で右手を負傷して以来、書道が続けられなくなって人が変わったように塞ぎこんでいるという泰文。明るい頃の夫を取り戻したいという東堂に常子たちは何かできないかと悩んでいると、花山(唐沢)は妙案があると立ち上がった。その妙案とは、東堂宅を快適に暮らすために模様替えし、それを雑誌の企画にしようというもの。さっそく企画会議をするが、気分転換といって花山は3日戻って来ず、常子たちもアイデアが浮かばない。そんな中、花山は…。
■99話(水)
闇市で見つけた果物箱を花山(唐沢)は積み重ねていく。あっけにとられる常子(高畑)たちだが、少しは自分で考えろという花山の言葉に刺激されて、常子はあるアイデアを思いつく。箱が連結されてできたのは、東堂(片桐)が望んだソファや机などの家具。しかも用途に応じて形が変化する狭い住宅に便利な機能を持っていた。その家具に常子は紙を貼り付けたもので殺風景な部屋が見事に明るくなった。貧しくても不自由でも心がけ次第だと感激する東堂に、常子は、先生がかつて教えてくれたブックカバーを元にした工夫だと教えた。これには、夫・泰文(利重)も感動し、久しぶりに笑顔を見せた。夫婦は、明るくなった部屋で久々に仲良くお茶を飲んだ。
常子たちの女性ならではの発想に恐れ入った花山は、女性の細やかな感情を知るために、とスカートを着てその一日を過ごした。
■第100話(木)
会社設立から1年半、昭和23年。以前、常子(高畑)が勤めていた甲東出版が倒産した。出版社が乱立する中で、時代の波に乗り切れなかったのだ。一方、常子たちの雑誌『あなたの暮し』も徐々に売上を落とし、次号の出版が危うい事態となっていた。水田(伊藤)からは印刷単価を下げてはどうかという意見が出るが、雑誌の質を落としたくない常子は首を盾に振らない。そんな中、鞠子(相楽)から広告を取る案が出るが、花山(唐沢)は頑として受け付けない。悩む常子たちに、懐かしい客が訪れた。それは、かつて世話になった宗吉(ピエール瀧)と照代(平岩紙)。高崎の家は焼失したが娘夫婦と孫は元気だが、まつ(秋野暢子)は終戦後体調を崩して他界。夫婦は、東京に戻って洋食屋を開くとのこと。照代は『あなたの暮し』の購読者だといい、宗吉も姉妹を激励してくれた。
一方、人件費削減のために自分が辞めるという水田を、常子が引き留めると、水田はそれ以外の方法は広告を取るしかないと言い出す。
■第95話(金)
広告を載せる以外に手はない。このままでは水田(伊藤)を解雇しなければならなくなる。経営者として苦渋の決断の迫られる常子(高畑)は花山(唐沢)から許諾を得ようと説得するが、花山は済んだ話をするなと一喝。悩んだ末、花山に伝えず広告を載せることに決めた常子だが、花山を心酔する美子(杉咲花)は不満をあらわに。まずは、袴田料理学校に目をつけ、雑誌の内容には口を挟まないとの約束で契約が決まった。大手出版社に吸収合併されることになった甲東出版の谷(山口)に相談した常子は、経営者としてが正しい決断だと擁護されるも、花山は“直線断ち”に代わるアイデアで、巻き返しをしようとしているはずと言われ、不安を払拭できずにいた。
一方、美子と闇市を回っていた花山は…。
■第84話(土)
甲東出版の五反田(及川光博)は作家として独り立ちすることに。裏表紙に広告を載せた新刊が出来上がった。同じ頃、花山(唐沢)は闇市で売られているパンを見て、小麦を使った料理を次の特集にすることを思いついた。嬉しそうに編集室に戻る花山だが、最新号を見て表情が変わり激怒。資金が足りず、こうするしかなかったと説明する常子(高畑)。もう君と雑誌は作れないと、花山は部屋から出て行ってしまった。突如、花山抜きで始めることになった企画会議。美子は花山抜きで企画を決めるのは無理だと、常子たちに怒りをぶつけた。その空気は重苦しく、ただ時間だけが過ぎていった…。
美子は君子(木村)の、話し合うきっかけがあればという一言から、花山が考えていた小麦粉を使った新しい料理の企画を提案した。花山も新たな仕事先を探し出した。
■キャスト(実在人物名)⇒NHK番組公式サイト<相関図>
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の父・小橋竹蔵役:西島秀俊
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
常子の叔父・鉄郎役:向井理
※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧
【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】
◇NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜~土曜 午前7:30~7:45/午後11:00~11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
◇NHKオンデマンド