誰でも作れるホットケーキ!鞠子の恋バナ…「とと姉ちゃん」第18週詳しいあらすじと見どころ、予告動画

2016年08月06日08時15分ドラマ

雑誌『あなたの暮らし』に広告を入れたことで常子(高畑充希)と花山(唐沢寿明)は決別!だが、花山が危惧した通り、常子は広告主から無理難題を押し付けられるハメに…花山なしでは雑誌の継続は不可能と考える美子(杉咲花)が谷(山口智充)の助けを借りて花山説得に乗り出す!鞠子(相楽樹)と水田(伊藤淳史)のロマンスも進展するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」(8/1-6)第18週「常子、ホットケーキをつくる」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKオンデマンドで見逃し配信している。
8月6日の総合チャンネルでの放送は7時45分から。

※以下、詳しいあらすじを追記しました。過去のあらすじはコチラでまとめて紹介⇒【「とと姉ちゃん」各話のあらすじ】でまとめてご紹介。

第17週は、花山の発想力、常子たちの女性目線の仕上げでみごと東堂(片桐はいり)の住まいを美しくリフォーム。常子の女性目線に感服した花山が、スカート姿まで披露。その効果あってか、視聴率も24.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にアップした。

第18週は、常子たちと袂を分かった花山を連れ戻すべく、美子が大奮闘!そして、ホットケーキの特集で花山は再び画期的な方法を思いつく。
このホットケーキを特集にした企画は、モデルとなった『美しい暮らしの手帖』の第7号(昭和25年)で、「焼きたてのホットケーキにバターをのせ、朝ごはんや昼食の代わりに食べる楽しさ。誰にでもできて、みんなの気持ちを明るくするホットケーキの作り方を、銀座一流店のコロンバンに教えていただきました」という書き出しで実際に掲載された。
大橋鎮子の著書【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし (NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の本)にもこのエピソードが紹介されている。見開きでわずか2ページの特集だが、その画期的な紹介法と共に、レシピが銀座の一流フランス料理店のコロンバンのレシピを使ったことも凄いところだ。
分かりやすい誌面と一流料理店によるレシピで紹介される「誰でも必ず美味しく作れる料理」企画はその後の継続された。当時の雑誌誌面を紹介したブログがあるので気になる方は覗いてみては?⇒昭和の「暮らしの手帖」

【第18週(2016/8/1-6】
とと姉ちゃん■第103話(月)
広告の可否を巡って衝突した花山(唐沢)と常子(高畑)。もう君と一緒に雑誌は作らないと花山は会社を去る。花山抜きで開かれた次号の特集会議で、美子(杉咲)は誰でもできる小麦粉料理を紹介する企画を提案。しかし、それは花山が発見したネタだった。専門家に助言を求めて、常子たちは宗吉(ピエール)の元を訪れた。
明るく振る舞っていたが内心ひどく落ち込んでいる常子を心配する鞠子は、常子と花山が同じものを見ている夫婦の様な関係だったと水田(伊藤)に説明。今後のことを不安がる鞠子を元気づける水田は、成り行きでそのまま交際を申し込み、鞠子を仰天させてしまった。そんな中、広告を出した料理学校の副校長から呼び出され、次号は2倍の広告を出したいと言ってきた。
一方、宗吉たちも、仕出し屋を復活して伝統を守るか、もうけの見込める洋食屋にするかで悩んでいた。そんな中で小麦料理のサンプルを作ってもらうことになり、元カフェー・浪漫の女給をしていた綾(阿部純子)たちに味見してもらうことに。

とと■第104話(火)
宗吉(ピエール)が作った小麦粉料理は、入手困難な材料と複雑な過程で出来上ったものだった。もっと簡単に、混ぜて焼くだけで作れる料理が知りたいと、味見した梢(佐藤)たちが言う。その言葉を受けて常子(高畑)が思いついたのが、ホットケーキ。妙案とばかりに原稿作成に取りかかるが、花山が抜けた穴は大きくうまくいかない。そんな時、広告を出した料理学校の副校長が松平(岸田真弥)なる人物を連れて現れた。松平に引き取ってもらった後、副校長は、常子たちに無理難題を押しつけてきた。その無理難題とは松平の妻の手料理を『あなたの暮らし』に掲載するということだった。料理は“ポワソン・ア・ラ・アメリカン”という聞いたこともないような手間も材料費も高く、作り方も難しい。花山が「広告を載せると読者のための記事に制約が生まれてしまうかもしれない」と危惧した通りになってしまった。とはいえ、断ってしまえば広告がキャンセルされ次号が出せなくなってしまうかもしれない。
常子は、宗吉たちに雑誌作りをすることになったきっかけを話し、改めて花山がかけがえのない存在だと思い知らされた。

とと■105話(水)
広告料はこれまでの倍出すので、得意先の料理を雑誌に載せて欲しい。広告主の料理学校から無理難題を押しつけられた常子(高畑)。自分が広告を載せるようにたきつけたと責任を感じる水田(伊藤)。美子(杉咲)と鞠子(相楽)は社員として常子の決断に従うと告げた。常子は、読者のためにならない記事を載せるわけにはいかないと、広告主の申し出を断る決心をした。帰社した常子は水田と緑(悠木千帆)の新しい就職先の候補先のメモを渡し、鞠子と美子にも謝った。もしからしたら最後の号になるかもしれない次号の作成に、花山(唐沢)の力を再び借りようと美子が提案するも、潰れかかった会社に戻ってもらうのは迷惑だからと常子は乗り気でなかった。美子は机にあった名刺を手に取り、谷(山口)の元を訪ね花山のことで相談する。

とと■第106話(木)
もう私には関係ない。花山(唐沢)は谷(山口)の言葉に耳を貸そうとしない。谷を連れてきた美子(杉咲)は、自分の企画に最後まで責任を持つべきだと次号の特集が小麦粉料理であることを告げた。企画を盗んだのかと怒る花山に美子は、花山の企画をやれば、もう一度常子(高畑)と話す機会ができるのではと思ったからだと説明。随分勝手な話だと怒る花山に、美子は花山のために買った鉛筆を渡し、謝罪して帰って行った。谷は常子のところ以上に、花山が自由に雑誌を作れる場所はないと再び説得。花山と常子だからこそ、『あなたの暮らし』が作れる。常子も反省して泣きはらしていると、意地っ張りなふたりに仲直りのきっかけを作ってやった。
翌朝、花山が出社し、次の企画の小麦粉が花山の発案と知り驚く常子。一方、ホットケーキを特集すると知ってそのアイデアに感心する花山。結局、今回の企画も花山と常子のアイデアの産物だった。意地をはっていた常子は素直に花山に頭を下げ、花山もこれを受け入れた。さっそく次号の編集会議が始まり、ダメ出しの連続で…。

とと■第107話(金)
常子(高畑)たちの書きかけの原稿を見て、花山(唐沢)は料理の経験のない水田(伊藤)に原稿通りにホットケーキを作るように指示した。すると、細かいニュアンスが伝わらず、失敗してしまった。誰でも同じものが作れるように、花山は写真を使うことを提案。それは料理の作業を分解して説明する画期的な方法だった。さっそく出来上がった原稿どおりに綾(阿部純子)たちにホットケーキを作ってもらったところ、記事どおりに出来上がった。
一方、常子たちの奮闘ぶりを目の当たりにした宗吉は、和・洋食にこだわらない美味しいものを提供する「キッチン森田屋」を開店しようと照代に話した。
いよいよ発売日。分解写真による調理解説は大きな話題になり、次号の資金もねん出できるほどの売り上げとなった。会社がひと息つけたことで鞠子(相楽)は水田からの交際を受け入れる決心をした。てっきり鞠子に嫌われていたと思い込んでいた水田は狂喜乱舞、二人は付き合うことに。

とと■第107話(土)
昭和25年。常子(高畑)は、ますます雑誌作りにのめり込んでいた。新聞をくまなく読み、行列を見たら並ぶ。その姿は、まさに水を得た魚のような活躍ぶり。『あなたの暮らし』も順調に発行部数を増やし、社員も増えた。一方、鞠子(相楽)は水田(伊藤)と交際を続けているが結婚には至らないまま。花山(唐沢)からは、結婚を控えているなら意見を聞きたいとやぼなあおりを食らうことも。周囲にたきつけられ水田は一念発起してプロポーズを決行。僕と夫婦になってください。結婚してくださいませ。という水田に、鞠子(相楽)は考えさせてほしいと返事を保留にした。
色よい返事をもらえなかったことで水田はすっかり元気をなくしてしまった。

■キャスト(実在人物名)NHK番組公式サイト<相関図>
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の父・小橋竹蔵役:西島秀俊
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
常子の叔父・鉄郎役:向井理

※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧

【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
 2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜~土曜 午前7:30~7:45/午後11:00~11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
NHKオンデマンド