おしゃれおばちゃま、週に一度の星野家通い!「とと姉ちゃん」第21週詳しいあらすじと見どころ、予告動画
石けんから始まった『あなたの暮らし』の商品試験は、常子(高畑充希)や社員一同の読者の暮らしの質を高めたいとの思いから本格的に始動するが、さっそく大きなトラブル発生!そんな中、常子は週に一度、常子を“おしゃれおばちゃま”と呼ぶ星野(坂口健太郎)の子供たちの面倒を見ることに…NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」(8/22-27)第21週「常子、子どもの面倒をみる」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKオンデマンドで見逃し配信している。
※以下、詳しいあらすじを追記しました。過去のあらすじはコチラでまとめて紹介⇒【「とと姉ちゃん」各話のあらすじ】でまとめてご紹介。
第20週は、はじめての商品試験と、常子の初恋の人・星野と15年ぶりの再会を中心に描き、久々に坂口健太郎が再登場した。水田と鞠子の間にひとり娘が、星野にも2人の子供が産まれており、4月から始まった朝ドラも、いよいよ最終回に向かっているのだと実感させられた。
第21話は、花山が目標としていた家電商品の試験を始めることになり、小さな電機メーカーの田中役で蛍雪次朗が登場する。
蛍雪次朗は、元々は東京演劇アンサンブル付属俳優教室を経て東京演劇アンサンブルに入団したが、1984年にヌード劇場で知り合ったルパン鈴木とコントグループ「螢雪次朗一座」を結成。『ザ・テレビ演芸』に出演し、11週勝ち抜き人気を集めたが、39歳の時にコンビを解散し、その後は本格的に役者として活動。1995年、金子修介監督作品『ガメラ 大怪獣空中決戦』の大迫警部補役で注目を集めた。
NHKドラマでは、1991年 「ネットワーク・ベイビー」をはじめ、大河ドラマ「毛利元就」「風林火山」「天地人」「平清盛」など多くの作品に出演している。連続テレビ小説には、2014年下半期の「マッサン」の西田進役で出演した。
次週はこの蛍雪次朗がどんな騒ぎを起こすのか?
【第21週(2016/8/22-27】
■第121話(月)
常子(高畑)の発案した消費者の視点に立った“商品試験”が電気製品を対象に本格的に始まった。花山(唐沢)は、全社員に覚悟をもって臨むよう檄を飛ばし、手始めにトースターからとしたが、複数の商品を同時試験するため社員総がかりで、常子は多忙を極めていた。そんな中、美子(杉咲)が鞠子(相楽)の家を訪ね、すっかりいい母親になっているのに感心。鞠子が、常子と星野の関係について話をふるが、常子の多忙ぶりに二人の関係に進展はないだろうと美子は答えた。
一方、活気づく編集部に星野(坂口健太郎)から一本の電話が入った。自社製品を試験の手助けに提供したいという申し出を、常子は試験の理念を守るため丁重に断った。申し訳ないと感じる常子。美子(杉咲花)からおわびに伺えばと勧められ、星野の家を訪ねてみることにした常子だが…。
■第122話(火)
常子(高畑)が星野(坂口)の家を訪れると、息子の大樹(荒井雄斗)が熱を出して寝込んでいた。男手一つで大樹と娘の青葉(白鳥玉季)を育てている星野は、毎日てんてこ舞いの様子。それでも亡き妻を、植物の好きな周りを明るくする女性だったと話したり、サラリーマンの自分は気楽だとニコニコ顔。だが、来月会社がさらに繁忙期となり、週に一度の木曜日だけはどうしても帰宅が遅くなるのだと困った様子。常子は、その日だけ子どもたちを任せてもらえないかと申し出た。遠慮する星野に、今は一番に子供たちのことを考えましょうと、常子の提案通りにすることに。
そんな折、2か月に及ぶトースターの商品試験は最終日を迎えた。その結果、どのトースターも酷評を書くしかない結果に、花山(唐沢)はなかなかペンを走らせることはできなかった。
■123話(水)
トースターの商品試験が終わり、どの製品も自分たちの定めた基準に到達せず、酷評を免れない結果となるのは明白。花山(唐沢)は覚悟を決め、執筆にかかった。原稿はすぐに印刷に回された。
一方、常子(高畑)は、週に一度だけ、星野(坂口)の子どもたちと過ごすようになっていた。子どもたちと笑顔で食卓を囲む幸せな時間が、かつて星野と過ごした頃を思い出させた。遅く帰宅した常子は、2か月間だけ週に一度星野の家で、子供たちの面倒を見ることにしたと君子(木村)と美子に報告。その夜、常子は美子(杉咲)から、大昭(上杉柊平)に結婚を考えていると告白されたと聞かされ、驚く。
■第124話(木)
美子(杉咲)は、自分が大昭(上杉)と結婚して家を出たら、君子(木村)を常子(高畑)1人に任せることになることが心配。弱音を吐かない常子に、本音でぶつかってほしい。幸せになってほしいと告げ、常子は、今が十分幸せだと答えた。にトースターの商品試験を特集した『あなたの暮し』最新号は、世間で大きな反響を呼んだ。編集部は喜びに沸き、次の商品試験の記事は電球にし、電気アイロンの試験準備をすることに。そんな中、小さな電機メーカーの社長・田中(蛍雪次朗)が、記事について不服だと怒鳴りこんできた。社内が騒然とする中、花山(唐沢)は、会社の規模を問わず公平公正に試験した結果だと田中を追い返した。常子は、自分たちの記事が人を傷つけ追い込んでしまったことに責任を感じ、ひとり田中の会社に向かうのだが、会社は返品の山…。
■第125話(金)
商品試験の影響を受けて、試験の対象となった小さな電機メーカーを苦境に追い込んでしまった常子(高畑)。責任を感じ、商品試験の企画をこのまま継続して良いのか悩む常子だが、社長として弱音を吐くわけにもいかず、誰にも打ち明けずに仕事を続けた。星野(坂口)の前でも気丈に振る舞う常子だが、その様子を見た星野は自分でよければ事情を話してほしいと。悩みを打ち明ける常子に、誰かの暮らしを守ることが自分の幸せだと思えるからこそ、素晴らしい雑誌が作れるのだといい、息子の秘密を明かした。大樹(荒井)にはふくらはぎに火傷の痕があった。火傷は、妻亡きあと、家事を軽減しようと購入した電気窯の不備によるものだった。苦境に立たされた会社が、記事に奮起してよいものを作ればそれでいいのでは、と常子を励ましてくれた。
常子は、田中の会社を訪ね、商品試験が消費者のためだけでなく、生産者がより良い商品を作るための呼びかけでもあると訴え、田中は改良したトースターを作ってやると約束した。
■第120話(土)
たたかれた経験をバネに、さらなる改良を約束した電機メーカーの田中(蛍雪次朗)。常子(高畑)が花山(唐沢)に報告すると、商品試験の意義はそこにあると言われた。そして、これからも社員が日々幸せに暮らしているかを確認し、社員が面倒なことに巻き込まれたら常子が前に出て謝ることこそが社長の務めだと教えた。常子は新たに商品試験の継続を誓った。多忙な日々が過ぎ、とうとう星野(坂口)の家に行く最後の日、常子は大樹(荒井)と青葉(白鳥)と過ごす時間を心から楽しんだ。その別れ際、星野から感謝の言葉をかけられ、謝礼金を差し出されたが、常子はそれを丁寧に断り、これからも必要があればこれからも手伝いたいと、本音を漏らしたが、星野は気持ちだけ受け取るとこれを断った。帰宅した常子は美子に寂しいと本音をいい、美子はそんな常子を可愛いと思った。
本格的にアイロンの試験を始めるにあたって、アイロン作業に慣れた試験員が必要になる中、康恵(佐藤仁美)が子育てにひと段落した主婦を集めてくれると申し出てくれた。
■キャスト(実在人物名)⇒NHK番組公式サイト<相関図>
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
花山伊佐次役:唐沢寿明
水田正平役:(伊藤淳史)
※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧
【夏ドラマ一覧】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】
◇NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜~土曜 午前7:30~7:45/午後11:00~11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
◇NHKオンデマンド