紀州九度山村で春（松岡茉優）やきり（長澤まさみ）、嫡男・大助（浦上晟周）らと幽閉生活を満喫している信繁（堺雅人）のもとに、大阪から使者が現れた！そして信繁を迎えに来たと言うのだが…NHK総合2日（日）夜8時より「真田丸」第39回「歳月」を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

25日の放送、第38回でこの世を去った真田昌幸（草刈正雄）。この回の視聴率は15.7％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）という高い数字をたたき出した。「真田丸」全50話の中でも、昌幸の死は織田信長（吉田鋼太郎）、石田三成（山本耕史）の死より、重厚に扱われた。

死の床に就く昌幸が、幻聴ともいえる馬の蹄の音を聞き「親方様…」と言って事切れた。親方様とは武田信玄のこと。「真田丸」ではほとんど登場シーンはなかったが、真田家がどれほど武田信玄をリスペクトしていたか、要所要所で描かれていた。昌幸にとって、心の底から慕っていた武将は武田信玄ただ一人だったのだ。

2日放送の第39回で、大阪から迎えの使者が信繁のもとにやってきた。これを機に、物語は「大坂の陣」へと流れてゆくに違いない。

真田信之（大泉洋）、信繁兄弟がどのように戦国時代を生き抜いて行くか、そして信繁が戦国武将としてどのような最期を迎えるのか…残り11回となった「真田丸」、1話たりとも見逃せなくなってきた。

■前回のあらすじ
高野山の麓・紀州九度山村に幽閉された昌幸（草刈正雄）と信繁（堺雅人）は、信之（大泉洋）を通じて、何度も家康（内野聖陽）に赦免を求めたが、一切聞きいれられなかった。

一方、家康は征夷大将軍になったものの、すぐ嫡男・秀忠（星野源）に譲る。これにより政は徳川が司ることが明白となる。つまり秀頼（中川大志）が天下人になる可能性は、事実上消滅した。

信之の義父、本多平八郎（藤岡弘、）は家康に隠居を申し出、慶長15年に死去。

慶長16年、家康は大坂二条城にて秀頼と対面。秀頼の付き添いで同行した加藤清正（新井博文）は、船で帰郷する途中発病し、同年6月に死去。

同じ頃、10年もの間、蟄居生活を強いられていた昌幸は床に伏せるようになる。そして家族に見守られ、信濃に帰ることを夢見ながら息を引き取った。

■第39回「歳月」あらすじ
昌幸（草刈正雄）の死後も紀州九度山村での生活を満喫していた信繁（堺雅人）。兄・信之（大泉洋）に「赦免嘆願はもう不要」とまで言い出す始末。それほど、信繁は九度山村での穏やかな生活を気に入っていた。

ある日、かつてルソンに逃がした豊臣秀次（新納慎也）の娘・たか（岸井ゆきの）がルソンから帰国し、信繁のもとを訪ねた。そして信繁に、海外のめずらしい紐を見せる。信繁は、その紐を見てあることを思いつく。

そんなある夜、大阪から謎の使者が現れ、信繁を迎えに来たと言うのだが…。

NHK大河ドラマ「真田丸」第39回「歳月」は10月2日（日）NHK総合は夜8時より、BSプレミアムは夜6時より放送。三谷幸喜脚本、堺雅人主演。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_sanadamaru」、公式Instagramアカウントは「nhk_sanadamaru」、そのほかFacebook、LINE番組公式アカウントでも情報公開中。第39回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

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