豊臣vs徳川最後の決戦！形勢不利な豊臣勢だが毛利勝永（岡本健一）らの活躍で戦況は一転するが…真田幸村（堺雅人）決死の覚悟で徳川家康（内野聖陽）の首を狙う！NHK総合18日（日）夜8時より「真田丸」最終回（第50回）は55分の拡大版。予告動画は番組公式サイトで公開。

■きり（長澤まさみ）の思い酬われる！
11日放送の第49回で、死を覚悟した幸村（堺雅人）は、今までずっとそばにいてくれたきり（長澤まさみ）のことを、ようやくかけがえのない存在と認めた。きりを抱きしめキスしたシーンに感動した視聴者も多かったはず。しかし三谷幸喜のドラマである。男女の恋を描くにも普通とちょっと変わっていた。

そもそもこのキスシーンは堺雅人からの提案だった。さらに長澤まさみからは、キスしながらしゃべる芝居を提案され、あの名シーンとなった。

■大泉洋「黙れ、小童！」返し
第49話で大坂へ向かう信尹（栗原英雄）と信之（大泉洋）を足止めしたのが、アンジャッシュ児嶋一哉演じる室賀久太夫。かつて信之が幼かったころ、「黙れ、小童！」と何度も怒鳴りつけたあの室賀正武（西村雅彦）の嫡男である。信之たちが、父の仇・真田昌幸（草刈正雄）の身内だと気づき、久太夫が何かいおうとした瞬間信之が「黙れ、小童！」と久太夫を怒鳴りつけた。

これは「真田丸」ファンには嬉しい演出。散々、室賀正武に喝を入れられていた信之の「黙れ、小童」返しに、SNS等でファンは大いに盛りあがった。

■前回のあらすじ
いよいよ豊臣vs徳川、最後の決戦「大阪夏の陣」が始まる。しかし豊臣勢の情報は徳川に漏れており、豊臣の劣勢はあきらかだった。幸村（堺雅人）からの文を受け取った信之（大泉洋）は、幸村が死を覚悟していると知り、急ぎ大坂へ向かう。叔父である信尹（栗原英雄）とともに秘密裏に大坂城に入った信之は、幸村に今、家康（内野聖陽）に頭を下げれば、後は自分がなんとかする、だから死ぬなと説得するのだが…。

一方、平野にある後藤又兵衛（哀川翔）の陣は、徳川勢の攻めを受け又兵衛は殉死。若江八尾にもうけた長宗我部盛親（阿南健治）の陣も、徳川に打ち負かされた。

ことごとく、豊臣勢の戦略が徳川に漏れていた。豊臣に紛れていた徳川の間者は、大坂城の台所頭・大角与左衛門（樋浦勉）だった。

形勢不利となった豊臣勢。幸村は春（松岡茉優）に城から出て伊達政宗（長谷川朝晴）のもとへ行くよう命じる。敵方だが、幸村は伊達政宗を買っていた。伊達政宗は春と娘・梅（大出奈々子）を受け入れた。

幸村はきり（長澤まさみ）に最後の使命を託した。秀頼（中川大志）の妻で、徳川秀忠（星野源）の娘・千姫（永野芽郁）を秀忠の陣に送り届け、その足で沼田に帰るよう命じた。しかしきりは「ここに戻ってきます。源二郎さまがいない世にいてもつまらないから」と言った。幸村はきりを抱きしめ、口づけをした…。

■最終回あらすじ
圧倒的な武力の差で豊臣勢は形勢不利。しかし勝永（岡本健一）の活躍で豊臣勢は徳川を撃破した。そんな中、秀頼（中川大志）のもとに、幸村（堺雅人）が徳川に寝返ったとうさわが伝わる。そのころ、幸村は徳川家康（内野聖陽）ただ一人に狙いを定め、家康の陣に突き進んでいた…。

NHK大河ドラマ「真田丸」最終回（第50回）は12月18日（日）NHK総合は夜8時より、BSプレミアムは夜6時より放送。三谷幸喜脚本、堺雅人主演。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_sanadamaru」、公式Instagramアカウントは「nhk_sanadamaru」、そのほかFacebook、LINE番組公式アカウントでも情報公開中。最終回の予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

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