富士急ハイランド「戦慄迷宮」、閉鎖と再生の真実が映像で語られる!?
富士急ハイランドの世界最長ホラーハウス「戦慄迷宮」が6月28日に“閉鎖”されたが、特設サイトで閉鎖と再生のいきさつが映像により語られている。
戦慄迷宮は、「呪われた病棟」として、1999年に、実際に人が亡霊役を演じて脅かすウォークスルータイプのホラーアトラクションとしてオープン。その直後から、恐怖度と全長500mというお化け屋敷としては異例の長さが大きな話題となった。
それ以後、毎年、以下のリニューアルを繰り返してきた。
「隔離病棟」(2000年)
「戦慄迷宮」(2001年)
「戦慄迷宮 運命の扉篇」(2002年2月)
「戦慄迷宮 ドンハイラ」(2002年7月)
「超・戦慄迷宮」(2003年7月)
「超・戦慄迷宮~独りきりの回廊」(2004年4月29日)
「超・戦慄迷宮~病院の怪談篇」(2004年7月)
「超・戦慄迷宮~禁断のルート篇」(2005年12月)
「超・戦慄迷宮~二人の卒業式篇」(2006年2月)
「超・戦慄迷宮 心霊篇」(2007年2月10日)
「戦慄迷宮4.0」(2007年7月21日)
「戦慄迷宮EX. バイオハザード」(2007年10月6日)
「戦慄迷宮4.0生け贄篇」(2008年2月6日)
「戦慄迷宮4.0 ナナシ ノ シタイ」(2008年7月19日)
「戦慄迷宮4.0 特別企画 戦慄のメリークリスマス」(2008年11月8日)
「戦慄迷宮4.0 血まみれの身体検査篇」(2009年2月13日)
そんな戦慄迷宮が6月28日をもって閉鎖されたわけだが、そのいきさつが映像によってつぶさに語られている。
6月12日の映像では、亡霊代表が緊急謝罪会見を行った。「この度は、私達に至らない点があり、皆様に恐怖を与えられなくなったことで、戦慄迷宮の評判を、著しく低下させてしまったことをお詫び申し上げます」とし、「(被害にあったお客様には)今まで以上にお客様を、恐怖におとしいれることだと考えています」と含みを持たせた。
6月19日の映像では、亡霊研究者の京教授が、戦慄迷宮の閉鎖について、「亡霊達にその原因のひとつがあると思います。戦慄迷宮の亡霊達に足りないのは、瞬発力とメリハリ、つまりテイクバックの低下です」と語る。そして、イラストや映像を引用しながら、具体的にそれを検証してみせた。
6月26日の映像では、戦慄迷宮の再生のため、上官の就任が発表された。上官は、「私の使命は、皆様に恐怖を与えることです。それ以上でも、以下でもありません。そこにある恐怖です。私は亡霊ですが、今回はあえて鬼になります。違う意味で彼らを生き返らせます」と言葉少なに決意を表明した。
7月3日の映像では、過酷を極める亡霊たちの山岳特訓が公開された。筋力トレーニング、砂浜でのランニング、忍耐の滝修行、それらが夜を通して行われている。
ここまでの映像を見ても、次なる戦慄迷宮の姿を垣間見ることすらできないが、今後の映像を通じて少しずつ明らかになってくるはずだ。続報を待ちたい。
世界最長ホラーハウス戦慄迷宮ついに閉鎖!