「師任堂(サイムダン)、色の日記」第11代・中宗は担ぎ上げられた弱腰の王?糟糠の妻は?己卯士禍とは?予告動画

[2017年03月12日10時00分]  【ドラマ】

「師任堂(サイムダン)、色の日記」第11代・中宗は担ぎ上げられた弱腰の王?糟糠の妻は?己卯士禍とは?予告動画

「師任堂(サイムダン)、色の日記」より
(C) Group Eight

KNTVにて韓国とほぼ同時放送している「師任堂(サイムダン)、色の日記」<完全版>は16世紀の朝鮮王朝が舞台!前回は第11代王・中宗即位までを紹介したが、今回はドラマのメイン舞台となる中宗の治世をご紹介!作品公式サイトおよびスペシャルサイトで予告動画などが公開されている。
【「師任堂」を2倍楽しむ】では、第11代王・中宗即位までの時代背景「クーデターだらけの朝鮮王朝前期を駆け足で紹介」や各話のあらすじと見どころなどをまとめて紹介している。

以下、それぞれの舞台を背景に描いたドラマと一緒にご紹介するので、【ドラマの朝鮮王朝】の表と一緒にご覧ください。また、もっと詳しい王朝の歴史は【韓流コーナー:年表・系図】の「●ドラマで辿る韓国の歴史 」の朝鮮王朝①~⑤でご紹介。

■中宗即位(在位1506-1544)
年表や系図【朝鮮王朝系図】中宗は1488年、名君と誉れ高い9代王・成宗と三番目の夫人・貞顕王后・尹氏との間に生まれた晋城大君(チンソンデグン)。名前は懌(ヨク、역)。10代王・燕山君とは異母兄弟。
燕山君は、母・尹氏の死に関わった官僚たちを次々粛正した“甲子士禍”以降、恐怖政治を行い、これを止めるために成宗の寵愛を受けていた成希顔(ソン・ヒアン)とかつて燕山君の教育係・朴元宗(パク・ウォンジョン)が立ち上がりクーデターを起こした。そして彼らが次王に担いだのが普城大君。後の11代王・中宗。これが“中宗反正”だ。

■担がれた王に救世主“趙光祖”登場
中宗は即位後、燕山君の政治で乱れた国の綱紀を正して、政治水準を上げるために、王の諮問機関を担っていた弘文館を強化して学問研究を奨励した。こうして王道政治を目指そうとしたが、何しろ担がれて王位に就いただけに、反正功臣たちの力が強く中宗は朝廷の主導権を握るまでには至らなかった。しかし、時間がたつにつれて革新を望む声は社会にも広がり、中宗は疎外されていた士林派を政治に復帰させた。その中心人物が急進的な改革論者・趙光祖(チョ・グァンジョ)。1951年、政治の第一線にたった趙光祖は、功臣勢力をけん制するとともに、徹底した儒教政治を展開しはじめた。このころになると完全に政治は趙光祖がリード。1957年、中宗は趙光祖の主張に従って農村社会にも儒教的な道徳観を植えつけるための民間自治規律である“郷約”を全国に実施した。
また、士林たちの推薦で人材を登用する“賢良科”が実施され、これによって士林派が大挙登用された。

女人天下ドラマ「女人天下」より
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■急進過ぎた改革のために起きた“己卯士禍”
趙光祖一派の改革政策はあまりにも急進的で功臣の大部分である勲旧派が反発。さらに、趙光祖の掲げる“王道政治”が王の聖君への歩みを絶えず督励するために、とうとう中宗も嫌気をさしてしまった。そこに保守派の勲旧の重鎮、南袞(ナム・ゴン)・沈貞(シム・チョン)らが「趙光祖が派閥を作って国政を乱す」と非難。さらに、ドラマ「女人天下」でも描かれている“桑の葉事件”「後宮を利用して宮中の桑の葉に“走肖為王”(趙光祖が王になろうとしている)といった工作」をして弾圧。1519年中宗はこうした上疏を聞き入れて趙光祖ら新進士林派を粛正した。これを“己卯士禍”(キミファサ)という。これで4年間の中宗の改革政治は終わりを告げ、1521年には士林派は徹底的に弾圧され、沈貞ら勲旧派の専横が続くことになる。

■政局の混乱が加速
こうして勲旧派が権力を奪回したが、今度は己卯士禍以降復帰した金安老(キム・アルロ)が沈貞らを追い出した。そして金安老に対抗するために中宗の外戚である尹元老(ユン・ウォルロ)兄弟が登場して、またまた勲旧と外戚が政権争奪戦を展開。ここまで政局が混迷すると、国防政策にも多くの混乱を引き起こした。南からは倭寇、北から女真族が頻繁に侵入。外敵から攻撃に備えるために文官と武官が臨時に合同会議をする機関として“備辺司”を設けた。
父王である名君・成宗の政治に憧れ均衡政治による朝鮮の繁栄を夢みた中宗だったが、結局、趙光祖の急進過ぎる政策にもついていけず、功臣たちを押さえることもできずに1544年11月14日、世子に王位を譲った翌日、56歳で世を去った。

サイムダン■ドラマで描かれた中宗
イム・ホが演じた「チャングムの誓い」では、晋城大君時代にチャングムが女官になるきっかけを与え、チャングムの才能を見出して御医に任命し、チャングムに恋した王として描かれた。
一方「サイムダン」では、王座を守るためサイムダンを見捨てる冷酷で孤独な王として描かれている。「サイムダン」では、ベテラン俳優チェ・ジョンファンが演じている。彼は現代パートでもヒロインのソ・ジユンを陥れる腹黒い美術史教授ミン・ジョンハクを演じている。
チェ・ジョンファンは「女人天下」でも同じ中宗役、「済衆院 チェジュンウォン」では第26代王・高宗役、「華政」では王子・臨海君役(光海君の兄)、「淵蓋蘇文(ヨン・ゲソムン)」では後の高句麗第27代王・栄留王(コ・ゴンム)役、「階伯〔ケベク〕」では百済第30代王・武王など、王族を多く演じている。

saimudan■ドラマに出てきた廃位、端敬王后・慎氏
中宗は即位前の晋城大君時代、慎守勤の娘・慎(シン)氏と結婚していた。しかし、彼女が燕山君の妃・慎氏の姪で、しかも父がクーデターで功臣たちに殺したため、功臣たちは王后・慎氏の廃位を叫んだ。
だが、そもそもクーデターに成功した功臣たちが中宗の家を取り囲んだとき、中宗は、燕山君が殺しに来たと勘違いして自害しようとしたのだ。その時、夫を落ち着かせ自害をとどまらせたのが妻・慎氏。
夫婦仲はとてもよく王后・慎氏の廃位については中宗は反対したが、何しろ担がれた王には力がなかった。
そんな夫婦の悲しい生き別れは「チマ岩」の話で伝わっている。中宗は、妻に会いたくなると小高い場所から妻の実家のある方を眺めていた。それを知った慎氏は、家の裏山の岩の上に、自分がよく来ていたチマ(韓服のスカート)を広げておいたという。
「サイムダン」では<完全版>(第7話)で、子供たちがお隣さんに花を散らした餅を届けるシーンがある。この家の主人こそが、中宗の糟糠の妻、端敬王后(タンギョンワンフ)・慎(シン)氏なのだ。二人の間に子はなく、慎氏は生涯独り身で1557年70歳で世を去った。一方、中宗は、2人の王后と9人の後宮(側室)を娶り、9男11女を得た。ちなみに3番目の王妃、文定王后の参謀は、三大悪女の1人 チョン・ナンジョン。

日本公式サイト
KNTV「師任堂(サイムダン)、色の日記」<完全版>番組公式サイト
 2017.01.28スタート 毎・土日20:45-10:00 他 日本初放送
「師任堂(サイムダン)、色の日記」スペシャルサイト

kandoratop【作品詳細】【「師任堂」を2倍楽しむ】

「師任堂(サイムダン)、色の日記<完全版>」商品情報
★セル★
4月28日(金)発売  ブルーレイ&DVD-BOX1 (1話~10話+特典映像) 
5月26日(金)発売 ブルーレイ&DVD-BOX2 (11話~20話+特典映像)
6月23日(金)発売  ブルーレイ&DVD-BOX3 (21話~最終話+特典映像)
各ブルーレイBOX/価格:21,000円(税別)
各DVD-BOX/価格:18,000円(税別)

★レンタル★
Vol.1-9  5月2日(火) /Vol.10-17  6月2日(金) 
Vol.18-25〈完〉 7月4日(火)※Vol.9・17・21・25には特典映像収録

※<完全版>に関して※
「師任堂(サイムダン)、色の日記」は韓国で放送される<韓国放送版>と日本で展開する<完全版>は編集が異なる場合があります。日本では権利上、<完全版>のみの展開となります。<完全版>は、海外向けに特別に編集され、<韓国放送版>より本編分数が長くなっております。

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