流星の奇跡が救ったヨンシルの命!世宗即位!「チャン・ヨンシル」第8話あらすじと予告動画

2017年06月11日13時22分 
(2017年06月17日23時37分 更新)
ドラマ
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ヨンシルが流星雨を予測したことを太宗に伝えれば処刑は撤回されるとソヒョン王女が思いつき、チョンが太宗に伝えて処刑撤回を嘆願!だが、流星雨を天変地異だと信じる太宗は疑う!チョンは、ヨンシルが水力で回る渾象を作ったことも話し、せめて刑の執行の延期を懇願する!果たしてヨンシルの予測通りに流星雨は起きるのか?実在の科学者、蒋英実の波乱の生涯を描いた「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」(BS-TBS)来週6月12日(月)放送の第8話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。本作はDVDも好評発売中で公式サイトでも予告動画が公開中だ。

【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】には、ドラマの時代背景や豆知識や、放送にあわせて各話のあらすじと見どころを紹介するので、視聴の参考にどうぞ。

■キャスト相関図BS-TBS
チャン・ヨンシル役:ソン・イルグク
世宗役:キム・サンギョン
太宗役:キム・ヨンチョル
ソヒョン王女役:パク・ソニョン
チャン・ヒジェ役:イ・ジフン

■第8話「流星の奇跡」
イ・チョンの嘆願を聞き入れた太宗は、刑の執行を明け方まで延期し、書雲観は流星雨の話題で持ちきりになる。ヨンシルの予測通り現象は起きていたが、雨雲が広がるあいにくの曇り空。刑場に太宗と世宗が現れ、約束の時刻が過ぎても流星雨が見えない。ついに刑が執行され、ヨンシルの体が吊り上げられたその時、風が吹き雲が動いた。
雲が立ち込める天を仰ぎ、ヨンシルはどんな誓いをするのか?つりさげられた時のヨンシルの悶絶の表情が怖い!

満天の夜空に流星雨が見え、ヨンシルの刑が中止された。だが、チョン・チョたち3名の刑を執行せよと太宗。世宗が不孝を詫び、責任者である自らの処刑を望み3人の助命嘆願するが、世宗は聞き入れない。王前に進み出たヨンシルは、“曲江処士”という亡父の友の話を始める。曲江処士はすでに死んだという太宗に、今自分は会っていると。自ら処刑台に就き世子までもが受刑の覚悟を見せる。忠臣メン・サソンも命懸けの助命嘆願。ヨンシルの前に立った太宗は、ヨンシルと詩を詠み合い、全員を赦免した。
ヨンシルに生涯の忠誠を誓わせた世宗の熱い言葉をお聴き逃しなく。
“曲江処士”とは“愚甫”と同じく太宗のペンネーム。ヨンシルが詠んだのは、「雑詩」の一節。「江亭」と共にヨンシルが大切にソンフィが譲り受けた書だ。そこには生活苦にあえぐ高麗の民を嘆き、親友ソンフィへの厚い友情を謳っていた。太宗とヨンシルが詩を詠み合った時、太宗はふたつの王子の乱で絶縁してしまった親友チャン・ソンフィとの友情を懐かしんだ。


太宗に呼び出されたヨンシルは、大切にしていた「雑詩」の書を献上。太宗はヨンシルに脱走の意志がないのを確認し、世宗こそがヨンシルの望む“曲江処士”だと教え、生涯世宗と朝鮮のために尽くせと告げる。そして作業場を与えて密かに渾象を作るように命じる。
王前でもまったく媚びることなく、「王の命ではなく、朝鮮の風に背中を押されて…」と減らず口を叩くヨンシルに友ソンフィを重ねた太宗。上機嫌の王の目ににじんだ涙に、俳優キム・ヨンチョルのカリスマ演技が見てとれる。

その頃、ヒジェはヨンシルから預かった帳面を返すが、ヨンシルの秀出した科学知識と水力渾象を作ったことに衝撃を受ける。ハ・ヨンもまた部下からの報告でこれを知る。
自由の身となったヨンシルは世宗たちに出迎えられる。ヨンシルの胸にも初めて祖国と王ができた。
出迎えの場面。ソックに抱き付き、ソヒョン王女の存在に満面の笑みを浮かべるヨンシル。ソヒョンの出迎がよほどうれしかったのが、そばにいた世宗やチョンの存在も目に入らないのは困ったもんだ。

1418年8月11日、太宗の譲位によって世宗が第4代王に即位する。譲位はしたが上王として、いまだに政治に影響を与えていた太宗は、世宗の外戚(妻の親族)が朝廷を牛耳ることを恐れ、世宗の舅シム・オンを投獄し、シム・オンは獄中自害した。その一方で、過去自分に逆らった家臣にまで許しを与えた。
世宗が即位したのは、長男・謙寧に代わって世子に冊封された2か月後のこと。世子交代については第3話で紹介している。劇中、王命に従わない世宗に怒る太宗が描かれているが、歴史書には太宗が、世宗の学問と能力を高く評価して一部の重臣の反対にもかかわらず譲位したとある。ナレーションベースで描かれたシム・オンの処刑。モデルになったのは王妃の父・沈温。これは「根の深い木-世宗大王の誓い-」「世宗大王」でも描かれた史実に残る有名なエピソード。聖君としての誉れの高い世宗だが、こうした徹底した王権安定を実現した太宗のお陰。この一件で、一時は王妃の昭憲王后・沈氏を廃妃するとの議論もあったが、彼女の内助の功が認められ、廃位は免れた。

そんな中、明(中国)の使臣が、世宗の即位を許す皇帝からの勅書を携えて来朝する。一方、ヒジェはユ・テクに代わって書雲観の責任者に就任し、ヨンシルは飽きることなく天体観測をし、書雲観の本を読みあさった。

chanyonsiru 郭守敬紀念館の彫像(wikipediaより)日食の儀式“求食”の礼がまたもや失敗。明の暦にあわせて予測した日食の予測は外れて当然なのに、なぜ繰り返すのか理解できないヨンシル。それは世宗も同じ。世宗はあることを決意する。
ヨンシルは太宗が極秘で用意してくれた工房で基準となる北極星を見つける。
ヨンシルが興味を持った簡儀(カニ)は、簡略渾天儀のこと。中国・元の時代の天文学者・郭守敬(カクシュケイ)が作った初めての天文観測機器。北極星を見つけるためにヨンシルが自己流で作った機器はヨンシル流の“北極観測器”だ。

世宗が即位して3年。ヨンシルは世宗に呼ばれてソヒョン王女の屋敷へ。そして秘密の使命でヒジェと共に明へ行くように命じられる。
世宗から命じられた極秘の使命とは何か?

BS-TBS「チャン・ヨンシル」番組公式サイト
 2017.06.01スタート 月~金17:00-17:54
DVD 公式サイト
 「チャン・ヨンシル ~朝鮮伝説の科学者~」
 DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~8リリース中
 DVD-SET2&レンタルDVD Vol.9~16リリース中
 各22,800(税別)
 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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