ヨンシルの免賤は?秘密の天体観測所を造れ!「チャン・ヨンシル」第11話あらすじと予告動画

2017年06月14日17時50分 
(2017年06月21日12時37分 更新)
ドラマ
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ユン宦官がテガン殺害に用意した渾天儀には毒が塗られていた!ヒジェの異変に、これを見抜いたチョンだったが、テガンとヨンシルの命を狙って暗殺者たちが襲い掛かる!帰国したヨンシルの免賤は叶うのか?実在の科学者、蒋英実の波乱の生涯を描いた「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」(BS-TBS)来週6月15日(木)放送の第11話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。本作はDVDも好評発売中で公式サイトでも予告動画が公開中だ。

【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】には、ドラマの時代背景や豆知識や、放送にあわせて各話のあらすじと見どころを紹介するので、視聴の参考にどうぞ。

■キャスト相関図BS-TBS
チャン・ヨンシル役:ソン・イルグク
世宗役:キム・サンギョン
太宗役:キム・ヨンチョル
ソヒョン王女役:パク・ソニョン
チャン・ヒジェ役:イ・ジフン

■第11話「叶わぬ免賎」
自身が持参した渾天儀に触れるのをためらうヒジェを見て、異変を感じるチョン。問い詰められ、毒が塗られていることを白状したヒジェ。その時、ユン宦官の部下ムサンの笛で、ハクチュと暗殺者たちがなだれ込んでくる。激しい戦いに決着をつけたのは、ギルスが投げた爆薬!
さすがイ・チョン(キム・ドヒョン扮)!人を見る目もあれば剣も立つ!今のところ主人公よりもステキではないか!暗殺者たちとのアクションシーンではブリョン役のKARAのギュリも大活躍。呆然と立ち尽くすヒジェは何を考えているのか?

剣を手にヒジェに斬りかかろうとするブリョン。ヨンシルはテガンの前にひれ伏し、ヒジェを許してほしいと懇願し、テガンは願いを即座に聞き入れる。目でも耳でも楽しめる水運儀象台が動くのを見たテガンは、今後中原の格物(科学技術)の中心はヨンシルのいる朝鮮に移るだろうと告げ、餞別として貴重な郭守敬(カクシュケイ)の観測日誌まで譲り渡す。
一方、ギルスと別れを惜しむヨンシルに、書雲観のナ・ギスンとチェ・ボクが弟子にしてくれと迫る。
この一件でヒジェはヨンシルを敵視することを辞めるのか?男勝りのブリョンがヨンシルに帰らないでほしいと女子力全開で猛烈アピールする様が愛らしい。用意周到のヨンシルはどんな対策でブリョンを諦めさせるのか?ソン・イルグクの代表作「朱蒙」で演じたチュモン王子もその人柄から次々と味方を増やしていったが、本作のヨンシルも優れた格物の能力で周りをを虜にしていくが、まだまだ前途多難だ。

その頃朝鮮、集賢殿では、ハ・ヨンが「格物で作りし刃が王の首を突く」との警告文の書かれた書を持参して世宗に会いに来る。ヨンはすでに犯人を知っていた。犯人を捕えてほしいと彼らの名を書いた文を世宗に差し出す。
世宗は文を見ようとせず、ハ・ヨンを疑っていたことを謝り、格物にのめり込む世宗を危険視しながらも、卑劣なやり方をした犯人たちに罰を与えようとしたヨンこそ、忠義心の厚い公正な家臣だと告げる。肩透かしを食らったように感じたハ・ヨンは、ファン・ヒと、改めて世宗という君主について語り合う。
ヨンシルたちの帰国を待ちわびる世宗が何やら字を書く。なんと書いたのか?お見落としなく。
世宗を“柔和な虎”というファン・ヒ、“強(したた)かな狐”というハ・ヨン。二人の世宗談義が興味深い。ここでは、世宗がなぜ犯人を捕らえないのかも、ファン・ヒ目線で明かしてくれる。また、世宗と再会し、世宗の世子冊立に反対して流刑となったファン・ヒを、元の官職に戻す時の痛烈な先制攻撃も回想シーンで見せてくれる。


ハ・ヨンは警告文を書いたチョン・チスたちの元へ乗り込み、警告文を撤回するように諌めるも、世宗がやろうとしている朝鮮暦法に関しては夢妄と言い放ち、なんとしてもこれを辞めさせるべきと言う。

世宗は帰国したヨンシルを奴婢の身分から解放しようとするが、大臣たちは猛反対。世宗の立場を考慮し、チョンも大臣たちに賛同するしかなかった。ヒジェは官職はく奪、明の司天台に上った罪でヨンシルは杖刑に処される。気を失ったヨンシルが目覚めたのはソヒョンの家の柔らかい布団の上。恐縮しながらもくじけることなく簡儀の製作に取りかかり、ソヒョンも手伝う。
ヨンシルを案じる世宗に、ヨンシルからの伝言をチョンが代弁する。
お尻ぺんぺんの刑“杖刑”についてはコチラ「■豆知識」で詳しく解説。このあたりから、ヨンシルとソヒョン王女とのスキンシップが増える。今回は無意識だが…。ヨンシルの2つの得意なこと…1つはもちろん星を見ること。ではもう一つは?

ヨンシルが製作している簡儀を見に行った世宗は、星だけでなく時刻もわかると聞き、感激。民に朝鮮の空を読む基準を教えるために天体観測所を作ろうと話す。世宗は内密にヨンシルに協力をする者をチョンに探させる。
世宗の意気込みは明のテガンが渇望した夢と同じ。四季・天候が分かれば田畑の収穫が増え、ひいては国が豊かになるとはチョンの意見。テガンは商売が変わるとの言っていた。

そこに太宗が倒れたとの知らせが入り、世宗、ソヒョン、チョンが駆けつけ、ヨンシルも控えた。太宗は、昨夜見た夢を話し出し、これまで危険視していたが、世宗が注力した格物の発展こそが朝鮮を繁栄させると、息子の功績を褒め称えた。
1422年5月2日、太宗は朝鮮を守る亡霊になった。
寿命が尽きるのを悟った太宗が、見た夢とは?そして、ヨンシル達に何を頼んだのか?「大王世宗」でも同役で共演したキム・ヨンチョル(太宗)とキム・サンギョン(世宗)。交わす言葉は少ないが、二人の絡む視線が実の父子のようだ。韓国史劇の王・俳優、キム・ヨンチョルの威厳に満ちた最期の演技に感動。
王が逝去した後、王宮殿の屋根に上って王の服を振るシーンがあるが、これは“上位復”(サンウィボク)という王の逝去を知らせるための儀式。「イ・サン」「夜を歩く士<ソンビ>」などでも登場した。「華政」第2話の見どころで詳しく解説している。


人知れず天体観測所を造っているヨンシル達の元に、チョンが協力者たちを連れてきた。
●チェ・ボク=観測の実力はいまいちだが占いはお任せ。
●ソン・サングク=算学の鬼才。名家の息子で、明でヨンシルに弟子入り志願した。
●パク・ヒョンウォン=観測の腕はピカイチ。ヨンシルの明での功績に感激。
●イム・ミョンドク=こちらも算学の天才。主任が奴婢でやや不満。
もちろん、チョンやソヒョン、そしてソックとソヒョンの小間使いウルソンも仲間だ。
格物に魅せられた天才たちが喜々として作業する様子が爽やかだ。満天の空の下、今度はヨンシルとソヒョンの意識したスキンシップがあるので胸キュンされたい!

BS-TBS「チャン・ヨンシル」番組公式サイト
 2017.06.01スタート 月~金17:00-17:54
DVD 公式サイト
 「チャン・ヨンシル ~朝鮮伝説の科学者~」
 DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~8リリース中
 DVD-SET2&レンタルDVD Vol.9~16リリース中
 各22,800(税別)
 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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