BS初放送!BS11「魔女宝鑑」第1-2話あらすじと見どころ:世継ぎ~呪われた双子!予告動画

2017年10月27日14時37分ドラマ
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ユン・シユン、キム・セロン、クァク・シヤンで贈る名医ホ・ジュンの若き日の恋と成長を描いたファンタジーロマンス時代劇「魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~」が、BS11にて10月28日(土)BS初放送!第1話~2話のあらすじとみどころをご紹介、予告動画は公式サイトで公開している。

※BS11では全27話で放送。全20話版の1話~2話前半まで。

【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物、豆知識と共に、各話の詳しいあらすじと見どころなどを紹介していくので参考にどうぞ。

【作品詳細】【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】

■キャスト
ホ・ジュン役:ユン・シユン
ヨニ(ソリ)役:キム・セロン
プンヨン役:クァク・シヤン
チェ・ヒョンソ役:イ・ソンジェ
ホンジュ役:ヨム・ジョンア 他

majyohoukan■第1話「世継ぎ」
朝鮮は日食や長く続く日照りや洪水で人々は飢えに苦しみ、疫病が蔓延、王室の威厳は失墜していた。昭格署の長官チェ・ヒョンソは王妃シム氏の懐妊を願い毎日祈りを捧げているが、シム氏は5年間懐妊できずにいた。ある日、黒い朱雀がお腹の中に入ってくる夢を見たシム氏は、懐妊の予知夢ではないかと喜ぶが、懐妊ではなかった。

息子の明宗の代わりに摂政を行っている大妃ユン氏は王に世継ぎがないことを案じ、昭格署に祈祷させているが一向に効果がない。明宗はそんな母大妃に反発しながらも、絶対権力者である大妃に従うしかなかった。政務会議の場“便殿”でも、民のことを案じる明宗に対して、大妃は国庫の心配ばかりで、明宗はやりきれない思いでいた。

そんな中、大妃は星宿庁の黒巫女ホンジュに王妃を懐妊させるように命じる。ホンジュは王妃が妊娠できない体だと大妃に報告し、懐妊の方法を提案する。それは星宿庁にいる霊力の強い若い巫女を利用した黒呪術を用いたもの。若い巫女はその霊力で明宗の命も救っていた。

昭格署長官チェ・ヒョンソは、5年前のある出来事を内密にする約束で、危険なホンジュを遠ざけたのに約束が違うと大妃に直訴する。しかし、大妃はヒョンソが、王妃が子を産めない体と知っていたのに黙っていたことを引き合いに、口出しさせない。
主人公たちの前史となる第1話はオカルトがてんこ盛り!怖いモノ苦手の方は2話まで我慢我慢。その後が楽しいですよ。
ドラマの舞台は、朝鮮王朝第13代王・明宗の治世。「ホジュン 宮廷医官への道」「オクニョ 運命の女(ひと)」などと同じ背景。
今話で語り部も務めているヒョンソが所属しているのは「オクニョ」にも出てくる昭格署(ソギョクソ)。一方、敵対する黒巫女が所属するのは「太陽を抱く月」に出てくる星宿庁(ソンスチョン)。それぞれ国家の儀式を執り行う部署だが、星宿庁は城外におかれ通常巫女の城内への出入りは制限されていた。詳しくは別の機会に説明する。
ヒョンソのセリフに「この国に次の太陽を負与えください」とあるが、これは朝鮮王=太陽という考えから。これについては、「オクニョ」第29話の「疫病対策」あたりで詳しく解説している。
さあ、どんな方法でホンジュは王妃シム氏を解任させるのか?黒い魔物の現れる様子は「太陽を抱く月」や「夜警日誌」、朱雀も登場した「太王四神記」などの作品を思い出させる。


majyohoukan■第2話「呪われた双子」
ホンジュは王妃を懐妊させ、利用した巫女ヘランを始末しようとするが巫女が反撃。その巫女を王妃が短刀で刺した。死の間際、ヘランは不吉な予言と呪いを言い残す。やがて男女の双子が生まれるが、首元に不思議なアザが。これこそが呪いのしるしだと、ホンジュは王子の呪いを王女に移すが、「三昧真火」という方法以外で王女を闇に葬ることができない。ヒョンソは国の安泰のために残酷な儀式を執り行うしかなかった。

17年後、地方長官の庶子ホ・ジュンは金のためなら何でもする青年に成長していた。相棒のドンネは気のいい奴だが、隙あらば金をくすねようとするから油断がならない。
正妻の子である兄ホ・オクは、自分より優れたジュンが何かと目障り。乗馬の試合でジュンに一杯食わされたと知り、腹の虫がおさまらない。
その頃ジュンたちは女装して星宿庁に訪問販売。もちろん詐欺だ。帰路、ジュンは何やら高価そうな“鏡の欠片(かけら)”を見つける。

一方、世子となったスネ王子は漠然とした不安を抱えていた。大妃と王妃は婚期に達したためだと笑いとばすが、世子の「夢に自分と似た女の子が度々出てくる」のひと言で不安がよぎる。王妃は星宿庁のホンジュを呼び寄せ、明日に控えた王室の安寧を祈る儀式“内行気恩”の準備は万全かと念押しする。なぜなら明日は世子の17回目の誕生日、世子の安全を祈る儀式だった。
霊力の高さ故、不運な運命を課せられた巫女ヘラン役を演じたのはチョン・インソン。出演は少ないものの、アクションや霊力、鬼気迫る演技でドラマ序盤をリードしてくれる。彼女が残したのは「双子が生まれるが、17回目の誕生日に二人とも死ぬ。万が一、死を避けたとすれば死よりももっと苦しい運命を生きることになる。その子を愛する人がすべて死に、その子が愛する人間もすべて死ぬことになる」という恐ろしい呪い。双子に呪いと聞けば「善徳女王」を思い出す。

ちなみに、実在の明宗と沈氏(シム)にも男子が誕生するが、夭逝している。明宗と大妃ユン氏=文定大妃については、【「オクニョ」を2倍楽しむ】<時代背景と実在の人物紹介>で詳しく解説している。

今回はジュンの乗馬の技を使った錬金術が見られる。ジュンの「負けるべき試合で負けただけ」という言葉で想像しよう。もう一つの錬金術は詐欺商法。相棒ドンネと一緒の女装は笑える。ここではコミカルなアクションもちょっぴり披露するのでお見逃しなく。ドンネ役を演じたのは「恋のスケッチ~応答せよ1988~」ヒロインの弟ノウル役のチェ・ソンウォン。


BS11「魔女宝鑑」番組公式サイト
 2017.10.28スタート 土・日10:00-10:55 BS初放送
作品公式サイト
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kandoratop【作品詳細】【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】


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