BS初放送「魔女宝鑑」第3-4話あらすじと見どころ:幽霊の家~結界の外へ!BS11、予告動画

2017年11月04日02時29分ドラマ

17年の時が流れ、世子となった王子は漠然とした不安を抱え、地方長官の庶子ホ・ジュンは金のためなら何でもする青年に成長していた!BS11でBS初放送のファンタジーロマンス史劇「魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~」11月04日(土)第3話~4話のあらすじとみどころをご紹介、予告動画は公式サイトで公開している。
※BS11では全27話で放送。全20話版で視聴しているために以下の紹介が前後することもあります。ご理解ください。今回紹介するのは20話版の2話中盤~3話終盤)

【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物、豆知識と共に、各話の詳しいあらすじと見どころなどを紹介していくので参考にどうぞ。

【作品詳細】【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】

■キャスト
ホ・ジュン役:ユン・シユン
ヨニ(ソリ)役:キム・セロン
プンヨン役:クァク・シヤン
チェ・ヒョンソ役:イ・ソンジェ
ホンジュ役:ヨム・ジョンア 他

魔女宝鑑■第3話「幽霊の家」
地方長官の正妻の子であるホ・オクは何かにつけて自分より優秀な庶子のジュンが目障り。ジュンを追い出すべく、500両と引き替えに「黒い森」からたなびいている凧を取ってくるよう持ちかける。黒い森に棲む若い娘の幽霊が人の心臓を喰らい、死体から剥ぎ取った衣で凧を上げているという恐ろしい噂のある森へ向かうジュンと友人ドンネ。

ジュンは樹海の中であるモノに襲われるが星宿庁で拾った“鏡の欠片(かけら)”で命拾いする。先を進むジュンは結界が張られた謎の一軒家を見つけるが、出てきた少女に捕らわれてしまう。勝手に人の家に入り込んだ罰に柿を取ってくれとせがむ少女は、結界の外に出られないのだという。

この少女こそは 「三昧真火」で殺害したはずの王女。ヒョンソは17年前に明宗から、王女と朝鮮をホンジュの黒呪術から守ってほしいと頼まれていた。ホンジュは黒呪術で朝鮮を滅ぼそうとしており、王女が生きていると知れば生贄にされてしまう。これを止められる唯一の方法が王女の呪いを解くこと。
そこで、ヒョンソは王女をヨニと名付けて密かに匿い、腹心の部下たちとヨニの呪いを解く方法を探していた。そしてその手掛かりがチョンビン寺にある『魔医禁書』と分ったのだ。

一方、ヒョンソの息子プンヨンにとってヨニは妹以上の存在。ヒョンソはそれが心配で、ヨニのところへ行くのを禁じていたが、プンヨンは度々土産などを持ってヨニを訪ねていた。
なぜジュンはこれ程までに500両にこだわるのか?樹海の中、ドンネがジュンに死ぬまで秘密にしてくれと頼んだこととは?幽霊は怖くないというジュンを震えがらせたのは?ハラハラドキドキが止まらない逃走劇をお見逃しなく。

ドローンの登場以来、史劇でも空撮映像が多く見られる。今回もたっぷり見られるのでお楽しみに。ついにキム・セロンちゃん扮するヨニが登場。天才子役も美しい乙女に成長したが、熟した柿を食べる姿はまだまだあどけない。一方、木に縛られながら経を唱えるジュン。口に放り込まれた大根で顎が外れそう。ここで最初の胸キュンがある。もっとも胸キュンはまだジュンだけ。ヨニの悩殺ウィンクをお見逃しなく。ウィンク効果ではないだろうが、ヨニの凧を取るためにロッククライミングもいとわず頑張るジュンの勇姿にも注目。

ちなみに明宗が口にした先代王とは12代仁宗のこと。仁宗と明宗については【韓流コーナー[豆知識]】【歴史上の人物紹介】で詳しく紹介している。


魔女宝鑑■第4話「結界の外へ」
地方長官の正妻もまた我が子より優秀なジュンが目障り。庶子の分際で科挙を受けようなど二度と言わせないようにと、ジュンの母で下女キム氏に厳しく言い聞かせた。命懸けで凧を取ってヨニに届けたジュンは、ケガの手当てをしてもらいそのまま一晩を明かす。

親しくなったヨニから凧を借り、約束の500両をもらうために兄オクの居場所へ急ぐジュン。しかし泥酔したオクから自分と母に対する侮蔑を受けてしまう。激昂したジュンは思わずこぶしを振り上げる。
しかし、これが正妻ソン氏の知るところとなり、キム氏は息子のジュンに代わって袋叩きの目に遭う。

一方、ヨニを密かに育てていたヒョンソは部下たちと共に「魔医禁書」を求め、チョンビン寺へ赴く。幻影に惑わされながらもやっと禁書を手に入れる。そこには「誠実な魂の持ち主しか灯せない108本のロウソクを、北神が消える前に終えなければ、呪いを解こうとしたものの命はない」と予言されていた。急いでヨニを連れてくることに。

ところが、ヒョンソの息子プンヨンが、結界の外に出られないヨニを不憫に思い、願いを叶えてやろうと禁を破りヨニを連れ出してしまう。初めて村に出たヨニは、プンヨンと幸せなひと時を過ごす。夜空を見上げ、「私は生まれて来てはいけなかったのかも…」と口にし、プンヨンはそれを否定し、父がヨニを深く愛していることを教えてやる。願いを込めた風灯を夜空に飛ばした後、ヨニが消える。
「泊って行け」というヨニの言葉に、一度は帰ろうとするジュンだが、どんな口実で泊まるのか?その夜二人は人生について語り、ヨニが「何のために生まれて来たのかを探すことが人生」という。安らかに眠る若い二人が、自分の生まれてきた理由を知るのはまだ少し先のこと。

自分に対する誹りは我慢できても母を冒涜するのは許せない。ジュンの怒りの鉄拳が火を噴く。どうやら500両は母を免賤するための費用。奴婢は品物や牛馬同様に持ち主が自由に売り買いできた。当時の身分制度については朝鮮王朝豆知識「◆身分制度」で解説。
憎らしいオクの母を演じているのはチョン・ミソン。「イニョプの道」でも奴婢たち苛め抜く正妻役を演じている。下男のパッセ役を演じたキム・ジョンフンは「イニョプの道」でも下男役を演じている。

呪いを解くロウソクの数、108本はちょうど煩悩の数と同じ。
「雲が描いた月明り」などロマンチック史劇につきものの風灯が本作でも登場する。プンヨンの願いは、パク・ボゴム扮するヨンと同じ。どうやら恋する男の願いは普遍かも?この祭は新羅時代から始まった。【新羅時代豆知識】【燃灯祝祭】で詳しく解説している。


BS11「魔女宝鑑」番組公式サイト
 2017.10.28スタート 土・日10:00-10:55 BS初放送
作品公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】


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