【訃報】大原麗子、死去!「網走番外地」他、思い出の動画作品がぎっしり
「すこし愛して、ながーく愛して」のキャッチコピーで、世の男性諸君を虜にしたあの大原麗子さん(62)が、本日6日に、自宅の東京・世田谷で死亡しているのが見つかった。死因はこれから詳しく調べるとのことで、警視庁では事件性はないと見ている。
大原麗子さんの死亡の知らせでまず驚いたのは彼女の62歳という年齢だ。大きな瞳と、ちょっぴりハスキーなキャンディボイスは、昭和のマドンナとしていつまでも若々しいイメージがあった。
彼女は、1964年のNHKドラマ「幸福試験」でデビューし、翌年、東映に入社した。1962年に、中尾ミエ主演の映画「夢であいましょ」に脇役で出演しているが、映画の本格的なデビュー作は、佐久間良子主演の「孤独の賭け」だ。
華やかな目鼻立ちの多かった当時の女優の中で、まるで竹下夢二の美人画のような純和風の彼女の存在は、却って目立つ存在として、高倉健の「網走番外地」シリーズや、梅宮辰夫の「夜の青春」シリーズなどで次第に頭角を現し、テレビドラマに登場するや、高感度ナンバーワン女優として、CMなどにも多く起用された。その中のひとつ、サントリーのCMは彼女の代表作といってもいいだろう。「すこし愛して、ながーく愛して」のキャッチコピーは、当時一世を風靡した。
そんな彼女は、1999年から2000年にかけてギラン・バレーという聞きなれない病名の病気治療のため、芸能活動を一時休止していた。昨年末には、自宅のガレージでふらつき転倒し、右手骨折とひざの打撲でお昼の芸能ニュースの話題になったのが記憶に残っている。
Movie Circusでは、高倉健と共演した「網走番外地」シリーズなど、たくさんの作品が配信されている。
「たくさん愛して、ながーく愛した」女優、大原麗子さんのご冥福を心からお祈りしたい。
◆ Movie Circus「網走番外地 北海篇」
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