韓国ドラマ「魔女宝鑑」第7-8話あらすじと見どころ:それぞれの5年後~真心の灯火!BS11、予告動画

2017年11月17日10時00分ドラマ
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黒巫女ホンジュは急死した世子の魂を持って王宮を抜け出した!ジュンは母の遺体のそばにあった指輪から、母の死にオクが関わっていると確信!そして5年後、死んだと思われたヨニは…ユン・シユン、キム・セロン、クァク・シヤンのファンタジーロマンス、韓国時代劇BS11でBS初放送「魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~」11月18日(土)第7話~8話のあらすじとみどころをご紹介、予告動画は公式サイトで公開している。
※BS11では全27話で放送。全20話版で視聴しているために以下の紹介が前後することもあります。ご理解ください。今回紹介するのは20話版の5話中盤~6話終盤。

【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物、豆知識と共に、各話の詳しいあらすじと見どころなどを紹介していくので参考にどうぞ。

■キャスト
ホ・ジュン役:ユン・シユン
ヨニ(ソリ)役:キム・セロン
プンヨン役:クァク・シヤン
チェ・ヒョンソ役:イ・ソンジェ
ホンジュ役:ヨム・ジョンア 他

majyo■第7話「それぞれの5年後」
5年後、死んだはずのヨニはソリと名を変え、昭格署の道士ヨグァンと洞窟に隠れ棲み、「ヨニを愛する人も、ヨニが愛する人も死ぬという」呪いを解くために、108 本のロウソクの点灯に腐心していた。ロウソクは誠実な人が灯した火をヨグァンがひとつずつ運んで洞窟のロウソクに点灯しなければならない。失敗すれば全員の死を招くため失敗は許されない。

その頃、都では連続殺人鬼の「赤い道袍」が人々を震撼させ、新王・宣祖は逮捕をプンヨンに命じる。

一方ジュンは、役人(捕校)となったオクの仕事を手伝い、相変わらず秘薬を妓生たちに売りつけ自堕落な生活を送っていたが、密かにオクへの復讐心をたぎらせていた。

ソリのロウソクもあと8本灯せば呪いが解けるが、ホンジュの黒呪術で邪魔され、半年間、1本も火を灯せないでいた。そんなある日、またもや赤い道袍の犠牲者が出た。心臓をえぐられた犠牲者は木にぶら下げられていた。ロウソクを燃やすために願い札を取りに行ったヨグァンを赤い道袍が尾行する。その時、殺人鬼を追っていたプンヨンが赤い道袍に矢を放つ。そしてプンヨンの剣が間違いなく赤い道袍の肩をかすったが、取り逃がしてしまう。そこにプンヨンを心配して護衛武士ソルゲが駆けつける。

宣祖はプンヨンを友と呼び、赤い道袍の特長を聞き出し、取り逃がしたことに責任を感じるプンヨンを慰労する。そしてプンヨンの父ヒョンソの消息を尋ね、一日も早く昭格署の立て直してほしいと告げる。父が生きていること信じるプンヨンは、もうしばらく待ってほしいと願う。

宣祖は全身にトゲが刺さる原因不明の病に冒されていた。誰にも告げずに御医に治療法を探らせていたが、大妃は宣祖の異変を感じ取り、今も王宮に呪いが続いているのではないかと恐れる。
王宮に隠れ住むホンジュは悪霊の魂を使って死んだ生き物を生き返らせていた。

道袍(トポ)は、男性が着る丈の長い外套。士大夫(儒学を学んだ支配層のこと)の略礼装となる。赤い道袍の正体は?
宣祖は第14代王。先王・明宗に嫡子がいなかったために11代王・中宗の孫が後継した。「不滅の李舜臣(イ・スンシン)」「王の女」なども、宣祖の治世を舞台にしている。【王朝系図】【ドラマの年表】参照。宣祖が王位に就いたことで明宗の正妻で世子の母シム氏は大妃になった。

majyo一方、ソリと名を変えたヨニは妖術を自在に使えるようになっている。ここからはジュンの親友ドンネに代わって道士ヨグァンがコミカルを担当する。演じたのは「太陽の末裔」「星から来たあなた」「イニョプの道」などの作品に出演しているイ・イギョン。回想シーンでヨニがヨグァンの助けを借りてどう忍び生きてきたのかが描かれる。

赤い道袍とプンヨンとのまるで踊っているような息ぴったりの華麗な殺陣に注目。


majyo■第8話「真心の灯火」
一人の商人が役人オクを訪ね、高麗人参の闇取引を黙認してほしいと賄賂を差し出す。証文に判を押すが、改めて男を捕らえると偽者で、証文も依頼主に渡っていた。男を尾行していた詐欺師のスンドゥクは、依頼主が墓の近くに証文を埋めるのを目撃するが、見つかってしまう。

5年の間、ヨニは自分の身代わりになって矢を受けたジュンが生きているのかと心を痛めていた。同じ頃、ジュンもまたヨニのことを想っていた。

芸妓マノルは、琴の名妓だが顔の火傷のために客に酷い扱いを受けていた。だがジュンはありのままで美しいといってくれる。それでも顔の傷に悩むマノルは、山中の「百年木」に美しくしてくださいと祈願し願い札を吊るす。翌日、薬“美化水”と引き替えに真心の火を灯すよう頼んできたのはヨグァンだった。

マノルの炎は、ホンジュの黒呪術にも消えずに洞窟のロウソクに火を灯した。その頃、心臓を捧げても火を消せなかったホンジュは血を吐き、死期が迫る。

一方、プンヨンはホンジュを探し当て、ヒョンソの行方を問いただす。会わせる代わりに王・宣祖に合わせろと要求するホンジュ。王が罹っている怖ろしい病を治すというホンジュの要求をプンヨンは断り、父は自分で探すといって立ち去る。

プンヨンが立ち去ったあと、生死をさまようヒョンソの首の傷をみて、12代王・仁宗を呪殺した時のことを思い出すホンジュ。両班の慰み者にさせられたホンジュは、国を亡ぼすために黒呪術を学んだのだった。仁宗を殺そうとしたとき、ヒョンソに止められるが、呪殺を決行した。ヒョンソの首の傷は、ホンジュを殺そうとした道士ヨングァからホンジュを守るためについた傷だった。
ホンジュは、三昧真火でヨニを殺させるためにヒョンソを悪霊で生き返らせる。

美化水を飲んだ芸妓マノクの顔の火傷はすっかり消えていた。想いを寄せるジュンに告白しようと文を出して水車小屋に呼び出そうとするが、オクに手紙が渡ってしまう。一方、詐欺に遭った証文の在処を知っているというスンドゥクについていくオクは、待ち構えた役人たちに収賄の容賄の罪で捕縛される。

その夜、水車小屋でジュンを待つマノクは、赤い道袍に心臓をえぐられて絶命。赤い道袍を追うヨングァンと一騎打ちになるが、逃げられてしまう。

洞窟のロウソクが1つ消え、ホンジュに生気が戻る。結局半年の間1本もロウソクを灯すことのできなかったソリ。北神が消えるまであと49日。いったい外界で何が起こっているのかと、ソリは結界を破って外に出ようとするが、ヨングァンが必死で止める。

実はスンドゥクはオクを詐欺でハメたのがジュンだと知り、ジュンの手引きでオクをジュン母の墓前に呼び出したのだった。約束の200両を渡したとき…。

詐欺師のスンドゥクが芸妓マノルに教える色っぽい女指南をお見逃しなく。オク相手に詐欺を働いた黒幕は誰か?

切実な願いを受け止めてヨニが薬を作る時の仕掛けが何とも興味深い。

仁宗殺害の回想シーン。ホンジュは「大妃の命令」だというが、この大妃こそは文定大妃。文定大妃が仁宗を殺害したかもしれないというのは歴史書にも記されている。「オクニョ 運命の女(ひと)」「宮廷女官チャングムの誓い」でも描かれる。

今回はヨグァンと赤い道袍との激しい剣アクションに注目!犯人に仕立てられたジュンの涙の訴えが胸を打つ。



BS11「魔女宝鑑」番組公式サイト
 2017.10.28スタート 土・日10:00-10:55 BS初放送
作品公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】


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