「精霊の守り人 最終章」槍舞を舞うバルサ(綾瀬はるか)を待ち受けていたのは…第5話あらすじと予告動画

2017年12月22日10時00分ドラマ
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「王の槍」になったバルサ(綾瀬はるか)はログサム(中村獅童)の命令で山の王の儀式「ルイシャ贈りの儀式」で槍舞を舞う(戦う)ことになった!バルサが勝たなければ新ヨゴ国はタルシュ帝国の手に渡り滅亡か!?NHK 23日(土)夜9時「精霊の守り人 最終章」第5話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

「精霊の守り人」シーズン1が始まったとき、すでにバルサ(綾瀬はるか)の養父・ジグロ(吉川晃司)は死んでいた。しかし全シーズンを通して、回想シーンだがジグロの登場回数は多いし、どのキャラよりも存在感が大きい。原作小説を読んでいる人ならばきっと、ドラマ版「精霊の守り人」登場キャラの中で、吉川晃司が一番、原作のイメージ通りだと思っているに違いない。それほど、吉川晃司のジグロは、小説に登場するジグロそのものなのだ。

吉川晃司といえば1980年代はアイドルとして活躍。以降、ロックミュージシャンとして布袋寅泰と「COMPLEX」を結成。リリースしたシングル「BE MY BABY」(1989)、「1990」(1990)ともにオリコンチャート1位を獲得した。COMPLEXの活動機関は実質2年たらずだったが、2011年、東日本大震災復興支援チャリティライブとして21年ぶりに復活。公演、コンサートグッズ、LIVE DVDなどの関連商品等の売り上げ、総額654,318,473円が支援金となった。

現在も精力的に音楽活動、俳優活動を続けている吉川晃司。歌よし、顔よし、演技よし、なによりもその佇まいがかっこ良すぎる吉川晃司。日本人でこんなにロマンスグレーが似合う人はめったにいないのではないだろうか。

「精霊の守り人」もいよいよ大詰め。クライマックスに向けバルサには過酷な運命が待ち受ける。そして今は亡き、ジグロの存在がより大きくなる。23日の放送を含め残り4話。1話たりとも見逃せなくなってきた。

■前回(第4話)あらすじ
あえてカグロ(渡辺いっけい)に囚われたバルサ(綾瀬はるか)は、チャグム(板垣瑞生)の意志をログサム(中村獅童)に告げるも、すでにログサムはタルシュ帝国と蜜月な関係だった。ログサムはバルサの力を見極めるため、カグロとの戦いを命じる。

一方、タルシュ帝国では次々と隣国に攻め入るラウル王子(高良健吾)が問題視されはじめる。ベリス総督(嶋田久作)はヒュウゴ(鈴木亮平)にラウルを止めるよう命じる。しかしヒュウゴはラウルに戦うよう仕向けているのは皇帝(ラウルの父)と総督だと非難。ラウルは兄(第一王子)がいるかぎり、父親に認めてもらえない。だからこそ戦い続け領土を拡大し、自分の存在価値を高めているとヒュウゴは主張した。そんなラウルに皇帝は、戦いの最前線に向かうよう命じるのだが…。

新ヨゴ国では聖導師(鹿賀丈史)が、タルシュ帝国が攻め入る前に帝(藤原竜也)に降伏すべきだと促すが、帝は「神の子がなぜ人間に降伏しなければならない」と言って断固拒否する。しかし、聖導師は新ヨゴ国を守るため、すでにタルシュ帝国と裏で繋がっていた。帝と自分を犠牲にしてでも、国民を守りたいと願っているのだが…。

バルサと戦うことを命じられたカグロ。しかし、バルサがログサムに、ジグロ(吉川晃司)を倒し、金の輪を受け取ったのがカグロだと言ってくれたことにカグロは恩義を感じていた。そしてカグロは金の輪をバルサに託し、バルサのため、そしてジグロのために自ら命を絶った。これにより、カグロのあとを継いでバルサが王の槍になるのだが…。

■第5話あらすじ
ラルーグ(武田鉄矢)とともにログサム(中村獅童)のもとにやってきたチャグム(板垣瑞生)。そしてタルシュ帝国に立ち向かうため、新ヨゴ国と同盟を結んでほしいと頼むのだが、ログサムの横に「王の槍」としてバルサ(綾瀬はるか)がいることに驚愕するチャグム。

ログサムはバルサが「ルイシャ贈りの儀式」で山の王に勝ったら、新ヨゴ国と同盟を結んでもいいと言う。バルサはチャグムのため、新ヨゴ国のため、そしてカンバル王国のため儀式に挑むのだが…。

NHK総合12月23日(土)夜9時より「精霊の守り人 最終章」第5話を放送。再放送は2018年1月6日(金)深夜24時10分より。出演:綾瀬はるか/板垣瑞生/高良健吾/東出昌大/吉川晃司ほか。第5話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK総合 大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」番組公式サイト

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