【最終回ネタバレ】NHK「精霊の守り人 最終章」生まれ変わる新ヨゴ国!バルサ(綾瀬はるか)はその時!?

2018年01月28日20時00分ドラマ
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タルシュ帝国はクーデターにより滅亡するも新ヨゴ国に危機が迫る!ナユグに春が来たため大量の雪解け水が都を一気に水の底へ!民は?チャグム(板垣瑞生)は?タンダ(東出昌大)は?そしてバルサ(綾瀬はるか)は!?NHK 「精霊の守り人 最終章」最終回(第9話)は27日放送された。NHKオンデマで見逃し配信。

原作小説を全巻読み終わったとき、長きに渡るシリーズを全部読み終えた読了感とともに、もうバルサやタンダ、チャグムに会えないという寂しさを感じた。そしてドラマ版「守り人」全22話を見終わって、最後の「完」というテロップを見て、これで本当に「守り人」シリーズが幕を閉じたことを痛感し、思わず涙腺が緩んでしまった。

2016年から3部作として放送された「精霊の守り人」。最終章(第3部)資料率は1話6.0%、2話5.7%、3話5.1%、4話5.1%、5話4.2%、6話5.8%、7話6.3%、8話5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字になった。1月29日、最終回視聴率が6.6%と発表された。

最終回はシリーズ通して一番見応えがあった。雪山に囲まれた新ヨゴ国、ナユグの春が来たことで雪が解け、大水が都を襲う。破滅的なシーンにもかかわらず、幻想的で非常に美しかった。水に飲み込まれた帝(藤原竜也)の魂と、息子・チャグム(板垣瑞生)の魂のふれあいのシーンは、あまりにも神秘的だった。

ただ、全22話とはいえ原作は単行本12巻、文庫10巻という長い物語。それをたった22話で全部描くことはできない。かつ、この物語はファンタジーであり独特の世界観を持つ。現世と霊的な世界を行ったり来たりするこの物語は、正直、ドラマだけでは理解することは難しい。

原作を読み、ストーリーの全容を把握した上でドラマを見ると、より理解度が高まる。もし、ドラマ版「守り人」シリーズに興味を持たれた方で、原作本をまだ読まれていなければ、これを機にぜひ本を手にとっていただきたい。

■DVD&Blu-rayBOX発売情報
2018年6月6日、「精霊の守り人」最終章のDVD&Blu-ray BOX発売が決定。
・DVD BOX 19,000円(+税)
・Blu-ray BOX 23,500円(+税)

■最終回(第9話)ネタバレあらすじ
タルシュ軍に囚われたバルサ(綾瀬はるか)とタンダ(東出昌大)。一刻も早くナユグに春が来たことをトロガイ(高島礼子)に伝えねばならぬと、タンダは自分の魂をトロガイのもとへ飛ばす。

タンダはトロガイにナユグに春が来たことを伝える。これにより雪山が雪解けし大水が発生し新ヨゴ国は水に飲まれてしまう。このことを民に知らせ高い山に避難するよう伝えてほしいとタンダは言う。

トロガイは自分の魂を分散させ、ナユグを見ることができる者たちに危険を知らせる。シュガ(林遣都)、コチャ(とまん)そしてアスラ(鈴木梨央)らナユグを見ることができる者たちは、すぐ周りの人たちに避難するよう伝えた。

一方、タルシュ軍に囚われているバルサとタンダ。そこに、タルシュ帝国から一報が入る。クーデターが起き、皇帝と第一王子はもうこの世にいない。タルシュ帝国は滅亡した。

叛乱を企てていたのはヒュウゴ(鈴木亮平)とベリス総督(嶋田久作)。ヒュウゴはラウルに武力を使わず国境の無い平和な大陸を築きたい。そのためにはあなたの力が必要だとラウル(高良健吾)に言う。

新ヨゴ国王宮では、シュガが帝に民に避難するよう指示を出してほしいと願いでる。帝はシュガの要望を受け入れ、そしてシュガに「お前は山の上からこの国の本当の勝利を見届けよ」と命じた。

帝は王宮とともに滅びることを決意。ニノ妃(木村文乃)らに逃げるよう指示を出した。そして、新ヨゴ国は大水に飲まれ都は水の底に沈んだ。その時、チャグム(板垣瑞生)の魂は体から離れ、帝のもとへ飛んだ。そして魂になった父子は互いの愛をたしかめ、別れを告げた。

新ヨゴ国の多くの民は、山の上に避難して助かった。チャグムはこれから人ととして、新しい新ヨゴ国を築きあげることを誓った。

NHK総合「精霊の守り人 最終章」最終回(第9話)は1月27日に放送された。再放送は2月2日(金)深夜24時55分より。出演:綾瀬はるか/板垣瑞生/高良健吾/東出昌大/吉川晃司ほか。NHKオンデマンドにて全22話見逃し配信中。

NHK総合 大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」番組公式サイト

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