チソンが伽耶建国の祖に!BS11「鉄の王 キム・スロ」6/7より放送決定!予告動画
BS11では、5月4日から「王女の男」を放送するが、早くも次回作品として「鉄の王キム・スロ」を6月7日(木)より放送することが分った!朝鮮半島の輝かしい歴史を彩った“空白の舞台”伽耶建国の祖“キム・スロ”の一代記をチソンが生き生きと演じる本作の予告動画は、DVD公式サイト公開している。
【「鉄の王キム・スロ」を2倍楽しむ】で、各話のあらすじと見どころ、時代背景や舞台となった伽耶(カヤ)についてなど詳しく紹介している。
「鉄の王キム・スロ」は、2010年韓国MBCの作品。伽揶最初の王である金首露が王になる前に農民に混じって暮らした若いころや、後に王となり百姓を率いていく過程などを描いた時代劇。
朝鮮半島で高句麗・新羅・百済の三国が微妙な力比べをしていた古代に、もうひとつ“伽耶”という連盟国家が実存した。伽耶は大ヒットドラマ「善徳女王」のユシンのルーツということで、韓ドラファンにはにわかに注目された。「鉄の王キム・スロ」は、まさにこの伽耶を舞台に初めて描かれた大作。
伽耶は、1世紀から6世紀半ばまで朝鮮半島の南部“金海”を中心に栄えた連盟国家。韓国に詳しい方なら“金海金(キメキム)”という言葉を聞いたことがあるだろう。これは本貫(ある姓をつくった始祖の出身地)が“金海”の“キムさん”という意味で、金(キム)さんという姓が韓国で一番多く、韓国人の3分の1は伽耶の子孫と言われているほど。その伽耶がこれまで一度もメインの舞台としてドラマ化がされなかったのは、歴史的資料があまり残されていなかったから。歴史的には日本とも深いつながりを持つ。近年、発掘作業が始まり、伽耶の輝かしい歴史の謎が紐解かれてきた。
しかし、その実態はまだまだ解き明かされておらず、「鉄の王キム・スロ」は、伽耶を建国したキム・スロという人物をこれまでにないエンタメ作品として仕上げた。これまでのヒーローものといえば「朱蒙」「大祚榮」といった作品に見るようにアクションがメインの作品が多いが、本作はスロの人間的成長を縦軸に、出生の秘密や切ないラブラインを横軸に自由な発想でドラマを作り上げている。もちろん主役を演じたチソンのみごとなアクションも満載だ。
歴史ドラマでは史実と異なると視聴者から抗議が殺到して制作陣を悩ませるものだが、ドラマ「鉄の王」は、“歴史の謎”を逆手に取ったエンタメ性が魅力だ。
その一番の魅力は、少ない資料の中から、制作費200億ウォンをかけて金海市や馬山市の前面協力で、活気溢れる鍛冶場の様子や諸外国との交易の様子を臨場感たっぷりに作り上げたロケ地は、歴史好きにはたまらないロマンを感じるのではないだろうか。
さらに、主人公をはじめとした俳優の魅力も大きい。スロを演じたのは日本でも大人気のチソン。チソンは、1999年 SBSドラマ「カイスト」でデビューした後、「華麗なる時代」では主役ソクチンに大抜擢された俳優。日本ではイ・ビョンホン主演の大ヒット作「オールイン」の御曹司役ジョンウォンで一気に人気に火がつき、2015年には「キルミー・ヒールミー」で大ブレイク、その後も「秘密」、「被告人」などの作品を大ヒットに導いている。
「王の女」以来、チソンの久々の歴史ドラマ。この機会をお見逃しなく!
■キャスト
キム・スロ役:チソン「ボスを守れ」「大風水」「秘密」「キルミー・ヒールミー」
イジンアシ役:コ・ジュウォン「王と私」「最高です! スンシンちゃん」
アヒョ役:カン・ビョル「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」
ホ・ファンオク役:ソ・ジヘ「私の期限は49日 」「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」
ソク・タレ役:イ・ピルモ「恋愛マニュアル~まだ結婚したい女」「ピノキオ」
半島の輝かしい歴史を彩った“空白の舞台”伽耶を、エンターテイメント作品として楽しめる「鉄の王キム・スロ」は、歴史ファンはもちろん、これまで歴史ドラマが苦手だった方にも楽しんで視聴できるお勧めの一作だ。
【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】
◇「鉄の王 キム・スロ」DVD公式イト
◇BS11「ドラマ紹介」番組サイト
2018.06.07スタート 月~金 16:59-17:55