韓国映画『1987~』キム・ユンソク、ハ・ジョンウらインタビューとメイキング映像で当時をのぞき見!

2018年09月04日12時00分映画

話題の韓国映画『1987、ある闘いの真実』(原題:1987 When the Day Comes)がいよいよ今週末9月8日(土)公開となるが、キム・ユンソク、ハ・ジョンウらの役作りへのこだわりや、1987年当時の街並みを再現するなどリアルさを追求した監督やスタッフの撮影裏話などを、『お嬢さん』で注目された女優キム・テリがナビゲートするメイキング映像が解禁となった。

『1987、ある闘いの真実』は、国民が立ち上がり、国と闘った韓国民主化闘争の衝撃の実話を描いた話題作。
1987年は、日本がバブルに入ったばかりで国中が浮かれていた時代。飛行機でたった3時間の隣の国、軍事政権下の韓国では真の民主化からほど遠い日常があった。ソウルオリンピックを翌年に控えたこの年は、今日の韓国社会の礎となった最も劇的な年であり、人々の良心や行動がそれぞれの人生と国家を変えた。

今回、解禁となったメイキング映像では、チャン・ジュナン監督が、徹底的なリサーチと細部にこだわる考証で1987年当時の建築物や街並みを完全に再現。ユ・ヘジンとキム・テリが暮らすスーパーや当時の新聞社、さらには大規模なオープンセットを作り、熱気に包まれる支庁広場前や延世大学前、明洞の街並みなどをよみがえらせた。「わずか30年前の話で、記憶に新しい時代を映画にするためにリアルさを追求した。そしてすべてのシーンにおいて、セットも役者の心も本物でなければならないと戒めていました」とジュナン監督。美術だけでなく衣装の生地にまでこだわったというスタッフの証言も興味深い。

さらに、「単なる悪人ではインパクトが弱くなる。彼の根っこは何か?外見も実在人物に近づけた」と相当な覚悟で役作りしたキム・ユンソクの圧倒的な存在感、「異端児を軽快に演じようと思った」として現場に臨むハ・ジョンウの真摯な姿ほか、ユ・ヘジン、キム・テリらのコメントや撮影風景も満載!それぞれの俳優に対するチャン・ジュナン監督の丁寧な演出シーンも必見だ。「30年前の熾烈な闘いに大勢の人々が勇気を持ち果敢に挑みました。1987年を生きた人たちから勇気と希望を受け継いでほしい」という監督の思いをぜひ劇場のスクリーンで確かめてほしい。

■作品概要
監督:チャン・ジュナン(『ファイ、悪魔に育てられた少年』、『カメリア』)
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、キム・テリ、ソル・ギョング、カン・ドンウォン、パク・ヘスン、イ・ヒジュン、ヨ・ジング
原題:1987 When the Day Comes /2017年/韓国/カラー/129分  
©2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM ALL RIGHTS RESERVED
提供:ツイン Hulu 配給:ツイン
宣伝協力:ブレイントラスト

ナビコンch【1987、ある闘いの真実】メイキング映像

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