チャン・ヒョク 、ポーカーフェイスで役作り?「カネの花~愛を閉ざした男~」インタビュー紹介!予告動画
来年2019年1月5日(土)DVDリリースが発表された極上のサスペンス・ラブストーリー「カネの花~愛を閉ざした男~」で、主役のカン・ピルジュ役を演じたチャン・ヒョクのインタビューが到着したのでご紹介、日本版予告動画も公開中だ。
「カネの花~愛を閉ざした男~」は、財閥一族の家族と人生を奪われた孤独な男がトップに上り詰めるまでを描く緊迫のラブストーリー。
チャン・ヒョクは、韓国最大の財閥、チョンアグループの戦略企画室常務、そして専属弁護士として働くカン・ピルジュ役を演じる。自らの人生と家族を奪った財閥一家に復讐するため、彼らのどんな理不尽な要求にも応えて信頼を勝ち取ってきた切れ者で策略家。汚れ仕事も涼しい顔でこなし、必ず目的を達成するその姿は、男も惚れるほどのかっこよさ。本作でチャン・ヒョクは『2017 MBC演技大賞』最優秀演技賞を受賞した。
インタビューではチャン・ヒョク自身の役作りや、共演者とのエピソード、ドラマの見どころなどをたっぷり語っている。
【インタビュー】
Q.ピルジュはどんな人物ですか?
A.子供の頃、財閥一家に家族を殺されてしまい、トラウマを負います。そして復讐のために、その財閥一家に入り込んで顧問弁護士になりますが、復讐する相手に、よりダメージを与えるために長い時間をかけて復讐の準備をします。ですが、復讐後の喪失感を恐れて、なかなか実行に移せず葛藤する役柄です。
Q.台本をもらってから撮影に臨むまでに、役作りのためにどんな準備をしましたか?
A.最大限、ポーカーフェイスを維持しようとしました。それは決して演技をしないということではなく、内に秘めた感情をあまり表に出さないようにしたんです。作中のある時、ピルジュの内にある野性的で荒々しい面が表に出るのですが、そのコントラストをうまく表現したいと思いました。そんな思いで全24話を演じきりましたね。それ以外にはとにかくストーリーに入り込んで感情表現をしました。
Q.ピルジュはポーカーフェイスですが、チャン・ヒョクさんご自身は感情を表に出すほうですよね?
A.私は親しくない人に対しては親切にするので、すぐ気づかれますね。親しくない人には角が立たないように接するからです。ですが、本当に親しくて、自分の仲間だと感じると厳しくしますね。相手をよく観察して改善すべき点は助言しますし、逆に相手の助言もよく聞きます。だから、そういう意味で感情が表に出てしまいますね。
Q.後輩であるチャン・スンジョさんとの共演はいかがでしたか?
A.僕と一緒のシーンが多かったのがチャン・ブチョン役のチャン・スンジョさんです。彼は人一倍、努力していて、しっかり準備を重ね覚悟を決めて撮影現場に臨んでいると感じました。彼との間には、こんなエピソードがあります。僕が彼にこう言ったんです。「君はこの作品でブレークしないとダメだ。君はミュージカル俳優としては有名かもしれないが、ドラマや映画ではまだ無名だ。自分を確実にアピールするためには、セリフを単純に覚えてきて自分1人の芝居をするのではなく、相手を見ながら呼吸を合わせるべきだ。そのためにも準備をしっかりしろ。君が10準備してきたら、僕は11与える。君が20準備してきたら、僕は21与える。君が3準備してきたら、僕は4与える。君自身が選択しろ」と。スンジョさんは本当にしっかり準備してきましたね。結果的に彼はすばらしい演技をして知名度があがったので、僕もうれしいです。
Q.ナ・モヒョン役を演じたパク・セヨンさんの印象は?
A.パク・セヨンさんは本当に努力家です。上達のスピードは決して速くありませんが、着実に基礎を築いていくタイプです。成長は速くありませんが、分からない部分があると、自分から先輩に積極的に尋ねて、翌週にはその部分を改善してくるんです。それほど必死になって努力していました。この作品に出演した俳優たちは皆、よい相乗効果を発揮していました。そういう意味でも、この作品に出演できてよかったです。
ⓒ2017-8MBCQ.この作品のタイトルは「カネの花」ですが、チャン・ヒョクさんはこれにどんな意味が込められていると解釈しましたか?
A.造語ですよね?「花」と「カネ」は対照的な言葉だと思います。「香りがするカネ」?「カネの匂い」?言葉遊びかもしれませんが、その2つの単語が1つになることで、不思議なスパークが生じていると思います。ピルジュの心の矛盾も表現しているのかもしれません。ピルジュは復讐相手に愛憎の念を抱きます。17歳で復讐するために相手に近づきますが、時間が経つにつれて復讐相手に愛情も感じるようになりますし、復讐相手を哀れに思うようにもなります。そのために復讐心も薄れてしまいますが、再びそれを取り戻し、揺らぐ心を抑えます。他にもピルジュが入り込んだ財閥一家はカネを支配しているように見えますが、実際にはカネに支配されているといった矛盾もタイトルに含まれている気がします。
■リリース情報
2019年1月5日(土) DVD-BOX1 発売
DVD-BOX2 2019年2月2日(土)発売 (全2BOX)
全24話/BOX1、2 各16,800円(本体)+税
発売元:コンテンツセブン
販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
◇公式サイト
◇Youtube「トレーラー映像」
【作品詳細】【「カネの花」を2倍楽しむ】