「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」第23-最終回あらすじと見どころ:29歳の再会~悲しい愛の始まり
カナダでシン(コン・ユ)との記憶を思い出したウンタク(キム・ゴウン)は、ローソクを吹き消してシンを召喚!2人は結婚するが…ついに最後の2話、キュンキュンして、思いっきり泣いて、そしてニッコリして…「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(全24話版)第23話と第24話(最終回)のあらすじと見どころを紹介、作品公式サイトで予告動画が公開されている。
※この記事はBSフジで2018年BS初登場した時の記事です。
ネタバレなしのあらすじは【コチラ】。
※今回紹介するのはオリジナル版全16話の第15~16話(最終回)。オリジナル版を視聴してご紹介しているので、各話であらすじの多少のずれ、またカットされている部分もご紹介している場合があります。ご理解ください。
【「トッケビ」を2倍楽しむ】でドラマの見どころや豆知識、2018年7月15日にユク・ソンジェ(BTOB)が登壇したドラマイベントの再現レポートなど、まとめて紹介している。
■キャスト⇒相関図(番組サイト)
キム・シン/トッケビ役:コン・ユ
チ・ウンタク役:キム・ゴウン
死神役:イ・ドンウク
サニー役:ユ・インナ
ユ・ドクファ役:ユク・ソンジェ(BTOB)
■第23話「29歳の再会」
カナダでのいくつもの既視感に、すべての記憶がよみがえったウンタクは、ついにシンと本当の再会を果たす。ロウソクを吹き消してシンを召喚しながら、ウンタクはこの上ない幸せを感じたまま帰国する。
ウンタクは死神とも再会するが、29歳になったというウンタクに死神は一抹の不安を感じる。嬉しくて何度もシンを召喚しながらも夢ではないかと不安になるウンタク。サニーと再会したシンは、彼女の後世をみて笑顔になる。
結局、ドクファにも2人がトッケビと死神だとばれてしまい、9年前と同じような生活が始まる。一方、家の前に幽霊になった叔母が現れ、「ご飯を食べさせろ」と要求。ウンタクはケベックでの出来事を早くサニーに報告をしようと探すが、店にも家にもいない。やっと見つけて駆け寄るウンタクにサニーは引っ越しの準備をしていると言う。
ウンタクはまた幽霊を見るようになったことを不思議に思う。遅れてやって来たシンに、朝鮮時代の初恋の人が自分だったと聞き驚く。哲宗12年、シンは未来にいるウンタクを見て恋に落ちたのだった。その日、シンは初恋の人ウンタクにプロポーズし、ウンタクは寂しい高麗の男の最初で最後の花嫁になると答え、ドクファとも顔合わせをする。
そんなある日、ラジオの掲示板にある書き込みを見つけたウンタクは、それがサニーからだと気づきアパートに戻る。手紙を遺してサニーは姿を消した後だった。手紙を読んだウンタクは、彼女が全て憶えていて自分を見守ってくれていたのだと知る。シンは姿を消すことがサニーがワン・ヨに与えた罰だと教える。
最後にワン・ヨ(死神)に会ったサニーは今世ではもう会えないと伝え、ワン・ヨはサニーを強く抱きしめ、今生の別れをする。ワン・ヨは9年間自分を避けていた女性の死神に会って我々が犯した罪は、自らの命を粗末に扱ったことで「生きたい」と思った時、罪は終わると教える。そして高麗時代にお前の手を借りて命を絶ったこと、それを苦に思えを自殺に追い込んだことを謝り、全てを忘れて自分自身を許すようにと告げる。
ウンタクの家に居ついていた叔母の幽霊は、他の幽霊が連れていってくれる。
記憶が戻って泣きながらシンを呼ぶウンタク。再会のキスをする2人の姿が絵葉書のように美しい。本当に9年の歳月が流れたように感じさせるキム・ゴウンの演技力に驚かされる。シンとのキスも大人版!
結局ウンタクが9年後に会ったのも馴染みの死神だった。「9が10になる前の不完全な数字」という台詞があるが、日本でも女性の厄年に19歳というのがある。さてシンが見たサニーの後世とは?そこにワン・ヨはいるのか?最終回で確かめよう。
哲宗とは朝鮮王朝第25代王のこと。ドラマで言うと「Dr.JIN」の舞台だ。(参:ドラマの年表(朝鮮時代))
ウンタクはなぜまた幽霊を見るようになったのか?素敵な2人の素敵なウェディング姿を覚えておいて。
■第24話「悲しい愛の始まり」
死神に呼び出されたウンタクは、もしや自分の名簿が来たのかと尋ねる。ウンタクは自分が処理漏れであることを忘れず、今を全力で生き、全力で愛そうと考えていた。死神からソバの花のブーケをもらったウンタクは、一面のソバ畑でシンと2人だけの結婚式を挙げ、死ぬまで共に生きることを誓うシンとウンタク。
翌日、バス停で死神たちの手元にたくさんの子供たちの名前を書いたカードが届く。ところが、カードの名前が消えて運命が変わる。ウンタクが目の前を通るのを見た死神は不吉な胸騒ぎを覚える。打ち合わせ先へ車で向かったウンタクは、幼稚園バスを助けるために交差点で坂道を下ってきた無人のトラックと衝突する。すべて完璧だったその日の夕方、ウンタクは神さえもどうにもできない犠牲死で命を終わらせる。ニュースでこれを知った人はウンタクを天使だと呼んだ。
霊になったウンタクは、改めて死神に名前を呼ばれ自分の人生が1回目の生だと知る。駆けつけ涙でウンタクを抱きしめるシン。ウンタクは来世は自分がシンを捜すから待っていてと慰め、記憶を失くさないために死神のお茶を飲まずに冥界へ。
また寂しい日々が始まるシンは、あの海で「愛し愛されこの世を去ったトッケビの花嫁」を涙で送り、長く長く雨を降らせる。
月日が流れ死神の長い罰も終わり、最後の名簿が手元に届く。その人は68歳の…。シンに最後の挨拶をした死神は、亡者を見送る部屋に来るように告げる。最後の亡者を迎えた死神は、大事な指輪を優しくはめてやり、亡者に3回目の人生だったと教えてやる。亡者はシンにも挨拶し、美しい死神に手を引かれて冥界への階段を昇っていく。
また一人大切な人を見送ったシンは、サンドイッチを分けてくれた男に素敵な出会いをさせてやる。そんなある日、シンは生まれ変わったワン・ヨ(死神)とキム・ソン(サニー)を見かける。
カナダで暮すシンは、韓国から来た生徒たちを避け静かな墓地へ。人の気配がしたシンが振り向いたそこには…。
幻想的なウェディングシーン。お披露目のパーティでトッケビの家に招待されたキム社長に注目!ここではシンとウンタクのデュエットも聞けるのでお聴き逃しなく。この幸せが続けばいいのだが…。
犠牲の死で思い出すのは同じキム・ウンス作家が描いた「シークレット・ガーデン」。詳しくは【韓ドラコラム】で。さあ、最後の名簿に描かれたのは?
キム社長の老け顔が長い年月を教えてくれる。そしてシンが見たワン・ヨとソンはどんな出会いをしているのか?二人はどんな職業なのか?そしてシンの目の前に現れたのは?
◇BSフジ「トッケビ」番組公式サイト
2021.01.25-02.25 月-金10:00-10:57 再放送
2018.07.26-2018.10.23 月~金8:59-9:54 BS初放送
◇Youtube「トッケビ」予告動画
【作品詳細】【「トッケビ」を2倍楽しむ】