「下町ロケット」第7話、親友が敵に!娘がライバルに!佃製作所は大ピンチ!予告動画・6話ネタバレ

2018年11月24日08時00分ドラマ
@TBS

第7話は、帝国重工からの取引を断られ、盟友の財前(吉川晃司)からの非情の依頼で親友が帝国重工側へ!四面楚歌の佃製作所はどうなるのか?阿部寛「下町ロケット」(TBS、日曜夜9時~)第7話は11月25日(日)放送 あらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

第6話から「ヤタガラス編」がスタート。「ゴースト編」のメンバーに加えて、新メンバーが追加された。ゴースト編では佃製作所と友好な関係を作っていたギアゴーストの伊丹を演じる尾上菊之助、ダイダロスの重田演じる古舘一郎、「ヤタガラス編」から出番となったキーシン社長役の甲本雅裕、広報担当役のモロ師岡など、”悪い”顔を演じている。いつもは爽やかな役の多い神田正輝も今ドラマでは部下の手柄をしっかり横取りして、ドライに下請けを切ってゆく役で悪い顔を覗かせている。第7話以降、盟友の財前(吉川晃司)から非情な宣告を受け、大学時代の親友・野木(森崎博之)は帝国重工側につき、娘の利奈(土屋太鳳)も開発チームに抜擢され、佃(阿部寛)率いる佃製作所側の人がいなくなってしまう危機に。この危機を熱き信念で佃がどうやって乗り越えてゆくのか、日曜夜に翌日からの奮起材料として見ている会社員のためにも、頑張って戦ってもらいたい。

第6話で、短い時間であったが、ミュージカルファンなら歓喜の声をあげる古川雄大が出演した。殿村(立川談春)のところに来る農林協の青年の役。古川雄大は「エリザベート」「モーツァルト!」など数多くのミュージカル舞台に出演していて、次世代エースとして知られている。地上波に出演、それもちょっと悪い顔を出していることにファンたちはネットで盛り上がった。

■技術監修のクボタが農機具を解説!
新シリーズになって本格的に農機具がドラマに登場する回数が増えた。そもそも農機具にはどんなものがあってどんな技術が使われているのかを、「下町ロケット」の技術監修に参画している株式会社クボタが解説してくれる。「下町ロケット」公式ホームページの「農業機械や技術を解説します」のボタンとクリック!

■前回(第6話)ネタバレあらすじ
島津(イモトアヤコ)から、ギアゴーストはダイダロスと資本提携をしたと聞いた佃(阿部寛)たち。急いで伊丹(尾上菊之助)のもとを訪れるが、的場(神田正輝)への復讐に燃える伊丹は、佃製作所からの恩義を忘れ、「あなたたちとでは生き残ることはできない」と非情な宣告をする。それを聞いた佃は激昂するが、伊丹は取り合わない。ギアゴーストには島津の代わりにすでに新任の氷室(高橋務)が着任していて、佃のメンバーと顔を合わせると「佃には価値がない」と暴言を吐く。島津は一人で佃製作所で謝罪をする。佃のメンバーは島津に一緒に開発をしたいと申し出るが、今は疲れてしまったと島津は答える。

そんな折、財前(吉川晃司)が佃を訪ねてくる。財前は新規事業として、無人農業ロボットの開発を目指していると告白。それは、高齢化が進み、深刻な労働力不足にあえいでいる日本の農業を救いたいという思いからだった。そこで、新しく帝国重工が開発する農機具のエンジンとトランスミッションを佃製作所に供給してもらいたいという申し出だった。

さらに財前はほかの協力者として、北海道農業大学の教授で、無人農業ロボット研究の第一人者である、野木(森崎博之)の名前を挙げる。野木は佃の大学時代の同期で、互いを高めあった親友。そんな野木を新規事業に協力するよう、説得してくれと頼まれる佃だった。野木を訪問する佃の前には、無人の農業ロボットが登場。その性能に驚くと、それは野木たちが開発しているものだった。性能がアップしているのは、佃たちも参画した”ヤタガラス”のおかげという。早速、帝国重工の話をしようとすると、野木は以前の苦い経験から民間とは組みたくないという。キーシンという会社に技術を盗まれたこともあったため、野木の民間への反発は強いものだった。

実家のコメ農家を継ぐことにした殿村(立川談春)は古くて調子の悪い農機具と対峙していた。そこへ同級生たちから、株式会社で農業を一緒にやろうと持ち掛けられる。その話には、農林協の吉井(古川雄大)も賛同しているので、農機具を安く卸してくれると持ち掛けられる。佃が殿村の家にやってきて農機具の調子をみていると、吉井が来る。吉井の農業への態度に腹を立てた殿村は、「お前の方が素人だ」と吉井を追い返す。その姿をみて、佃は、帝国重工のプロジェクトに参加することを決め、東京へ来ていた吉井の元へ向かう。佃は大学時代に吉井のおかげで夢を捨てずに済んだのだった。今後は野木の夢をかなえるためにと説得するが、吉井は首を縦に振らない。

東京で一泊する吉井を家に招待した佃は、車にのると、急用を思い出したと吉井を帝国重工に連れてゆく。そこでは最後のロケット開発のテストが行われていた。その性能に対する徹底した姿勢、開発に対する真摯な姿勢をみた吉井。佃の家に招かれ、殿村の作ったコメを食べている。佃は「日本の未来のためには農業ロボットが必要だ」と話し、野木も賛同する。佃は農機具メーカーのヤマタニに、同業他社の取引をすることを話にゆくとあっさりと認められてしまう。不審に思う佃。

帝国重工に呼ばれた佃は、今度のプロジェクトの指揮は的場(神田正輝)がとることになったと、的場を紹介される。部屋を出て行った的幅は、「佃は切れ」と命令していた。

■第7話あらすじ
ある日、財前(吉川晃司)が佃製作所を訪れた。佃(阿部寛)らは笑顔で迎え、試作中のトランスミッションの説明をする。しかし、そこで財前が告げたのは、突然の取引中止だった。聞けば、帝国重工の次期社長候補と目される的場(神田正輝)により、エンジンとトランスミッションの内製化の方針が急きょ決定したという。長年取引のあったヤマタニに仁義を通し、社運を賭けた挑戦だっただけに、佃をはじめ社員たちも抗議するが、板挟みの財前にはどうすることもできない。さらに財前は、こんな状況でさらに厚かましいお願いをしなければならないと切り出した。それは、佃製作所が離脱するならプロジェクトを降りると言う野木(森崎博之)を説得してほしいというものだった。自分たちは梯子を外され、そのうえ親友・野木の説得と、さすがに虫がよすぎると激昂する佃だったが……。

「下町ロケット」はTBSにて毎週日曜、夜9時より放送。出演:阿部寛/土屋太鳳/竹内涼真/朝倉あき/真矢ミキ/木下ほうか/恵俊彰/池畑慎之介/倍賞美津子/立川談春/安田顕/和田聰宏/今野浩喜/中本賢/谷田歩/イモトアヤコ/古舘伊知郎/神田正輝/尾上菊之助/甲本雅裕/モロ師岡/森崎博之ほか。番組公式Twitterアカウントは「@rocket_tbs」。PR動画は番組公式サイト、公式Twitterにて配信。

◇TBS「下町ロケット」番組公式サイト

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