【新作韓ドラ】パク・ボゴム×ソン・ヘギョ「ボーイフレンド(原題:ナムジャチング)」韓国での視聴率や評判をレポート!
政治家の娘であり財閥の元嫁であるチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)と純粋な青年キム・ジュ二ョク(パク・ボゴム)との愛の物語である「ボーイフレンド(原題:ナムジャチング)」が、来る3月21日(木)よりMnetにて日本初放送を迎える!今回は、日本での放送を前に韓国での放送当時の視聴率推移や評判等に関してご紹介、予告動画はYouTubeにて公開中だ。
「ボーイフレンド(原題:ナムジャチング)」は、長いブランクを経たパク・ボゴムとソン・ヘギョの、年齢差11歳カップルというインパクトが大きく、「年下男子」ブーム再来かと誰もが注目していたドラマだろう。ソン・ヘギョは2016年にメガヒットを記録した「太陽の末裔 Love Under The Sun」以来2年ぶりの復帰であり、パク・ボゴムも「ボゴム・マジック」という流行語を生み出したドラマ「雲が描いた月明かり」以来の作品となった。ホテルの代表というキャリアを持つ女性と、そんな女性に純粋で無垢な姿で接する年下の男性新入社員という、ありがちなシンデレラストーリーと立場を逆転させた物語もドラマに惹きつけられるポイントの一つであろう。
実際に、この優しく柔らかい雰囲気を醸し出すことができるのはパク・ボゴムとソン・ヘギョだからこそと言われるほど、お似合いのカップルであった二人。特に二人の出会いとなったキューバでのシーンは、ため息が漏れてしまうほど美しくまるで映画のワンシーンのようであった。また、本作品を通してパク・ボゴムは韓国メディアから“マスカットのようにさわやかだ”と表現されるほど、純粋な青年ジニョクを演じ様々な魅力を見せつけた。ドラマ内ではジニョクの飾らないバックパッカー姿、新入社員の初々しい姿、かと思えば髪型をビシッと決めた気品高いスーツ姿、酔っ払って見せるお茶目な姿、思いっきり泣きじゃくる姿…と、まるで七変化と言わんばかりの様々な魅力が垣間見られる。実際SNSでは、ファンの女性たちが“どの姿もカッコよすぎて、どれが一番かなんて選べない!”といった悲鳴が数多く聞こえた。
そして、そんなジ二ョクの誠実で純粋な心が、周囲の登場人物に影響を与えていく。ソン・ヘギョ演じるスヒョンはひと時も自分の人生を生きられず、まるで世界に閉じ込められているような環境に身を置くが、ジ二ョクとの出会いを通して、再び世界の外に目を向け自由を求め始める。そういった登場人物の繊細な感情を美しく描写している点、それこそが本作品の魅力であると言われている。
ここで本作品の韓国放送時の視聴率を見ていくと、全体を通した平均視聴率は8.5%とやはり話題を呼んだ作品と言うだけある。特に最高視聴率は第2回の10.3%と序盤で記録しており、やはりキャスティングの話題性から多くの人が関心を寄せていたことが分かるだろう。前半は8〜9%台を維持しつつ後半は平均7%台、最終回は8.7%にて幕を閉じた。前半の視聴率からすると後半は若干伸び悩みもあったが、この要因はおそらく、同時期に放送していた「SKYキャッスル※」という他局ドラマの爆発的人気による影響が少なからずあるだろう。
(※「SKYキャッスル」:2018年11月〜放送中のJTBC金土ドラマ。医者や法曹界の家系など、韓国の上位0.1%の上流階級のみが住める住宅団地“SKYキャッスル”にて、自身の子供を名門大学に入学させたい親たちの欲望渦巻く人間関係を描いたブラックコメディ。「ボーイフレンド(原題:ナムジャチング)」の放送開始直後から現在に至るまで、韓国では現在空前の「SKYキャッスル」ブームであり、テレビをつければ同ドラマののOSTが流れ、アイドルがモノマネをする程の人気ぶりである。衝撃的なストーリー展開に視聴率は初回1.7%から瞬く間に10%超え、最新話(第19話)は23.2%と驚異の伸びを見せ、何と2017年の「トッケビ」の記録を超えケーブルテレビ歴代1位最高記録となった。また別の機会でご紹介したい。)
確かに本作品は“先が読めないハラハラドキドキのラブストーリー”という訳ではないため、人によっては好みが分かれる可能性もある。しかしながら前述の通り、本作品の魅力というのは正にその穏やかさ、登場人物たちの些細な感情変化までもリアルに描写されている部分にある。一般的に視聴者は主人公を応援し、二人を阻害する人物を疎ましく思ったりするものだが、本作品ではどの登場人物も憎めないキャラクターであり、彼らにも自然と共感してしまうのだ。それは正に、単なる主人公の恋愛話だけでなく、家族愛や友情、片思いの恋など周辺人物の心情までも細かく描写されているからこそ。視聴者はストーリーを追うごとに共感するだけでなく、自然と自分自身とも向き合うきっかけとなるだろう。
また、併せて注目していただきたいのが、各所に散りばめられている登場人物たちの美しく心打たれる台詞だ。実際、視聴者は自分自身が気に入った名台詞をインターネット上で披露し合ったりするほど、人々の心に残ったようである。日本での放送の際には、登場人物の台詞一言一言にもじっくりと噛み締めながら見るとより一層感動が深まるはずだ。恋愛のトキメキだけでなく、「自分の正直な気持ちに従う」ことの大切さを教えてくれ、自分自身を自然と見つめ直すきっかけとなる本作品。3月21日(木)よりMnetにて日本初放送を迎えた際には、是非ともじっくり味わってもらいたい。
なお、Mnetでの放送開始前日の3月20日にパク・ボゴムの日本での歌手デビューすることが発表された!詳細はナビコン記事で。
「ボーイフレンド(原題:ナムジャチング)」は、映画『7番房の奇跡』の脚色、ドラマ「タンタラ~キミを感じてる」の脚本を引き受けた実力派のユ・ヨンア作家とドラマ「嫉妬の化身」「エンジェル・アイズ」で感覚的な演出力を認められたパク・シヌ監督の作品。また、「キム秘書がなぜそうか」をはじめ、「医心伝心~脈あり!恋あり?」「彼女はキレイだった」「主君の太陽」を制作したボンファクトリーが制作を担当。
◇Mnet番組サイト
2019.3.21スタート 毎・木22:00-23:15 日本初放送
※3.3第1話先行放送
◇tvN番組サイト
◇Youtube予告動画(日本語字幕なし)
【作品詳細】【「ボーイフレンド」を2倍楽しむ】
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