癒しのラブコメ「30だけど17です」ここが見どころ:ヤン・セジョンの表情&シン・ヘソンのコミカル演技に注目!
韓国ドラマ「30だけど17です」は年下男子の代表格ヤン・セジョンと「黄金の私の人生」で大注目を浴びたシン・ヘソン主演で贈るロマンティックラブコメ ディ!17歳で昏睡状態に陥り30歳で目を覚ました女性と17歳の時に心を閉ざしたまま30歳になった男性が繰り広げる物語で2018年のSBS演技大賞において、多くの賞を受賞した大注目の作品!ここでは、本作の見どころをご紹介、YouTubeで予告動画も視聴できる。
■キャスト
ウジン役:ヤン・セジョン
ソリ役:シン・ヘソン
ユ・チャン役:アン・ヒョソプ
ジェニファー役:イェ・ジウォン
「30だけど17です」は2018年7月23日から9月18日まで韓国SBSで放送された作品。演出は「君の声が聞こえる」のチョ・スウォン、脚本は「彼女はキレイだった」のチョ・ソンヒというだけで、コミカルさの中に温かさを兼ね備えた作品だというイメージをうかがい知ることができるだろう。
◆ヤン・セジョンの表情に釘付け!
ヤン・セジョン演じるコン・ウジンは30歳の舞台デザイナー。17歳のあることがきっかけで心を閉ざしたまま生きている。舞台装置の縮小模型を作るために常に巻き尺を持ち歩いて、そこかしこのサイズを計りまくるため、周りから変態扱いされることも。
無精ひげにモジャモジャ頭で登場するヤン・セジョンにはドン引き!あまりにも顔が爽やかすぎて、その風貌にはかなりの違和感があるが、すぐさま爽やかイケメンに変身するのでご心配なく。
2017年にSBS演技大賞新人賞を受賞したヤン・セジョンは、「師任堂(サイムダン)、色の日記」「デュエル~愛しき者たち~」「浪漫ドクター キム・サブ」「愛の温度」と活躍が目覚ましい。また、チャン・ギヨン、ウ・ドファンと共に“花の92年組TOP3”と呼ばれている彼は、本作でますます演技の幅を広げたのではないだろうか。
2018年のSBS演技大賞では優秀演技賞を受賞し、昨年に続き栄冠を手にしたヤン・セジョン。もちろん、この「30だけど17です」での演技が評価されたわけだが、特に、本作の後半でヤン・セジョンの表情に釘付けになるシーンがある。それは、ぜひ本作品を視聴してご確認いただきたい。
シン・ヘソン演じるソリとのラブロマンスにもご注目!
◆史上最高にコミカルなシン・ヘソン!
シン・ヘソンは「黄金の私の人生」で日本の韓流ファンの多くの注目を浴びた最旬女優。これまでも「青い海の伝説」や「彼女はキレイだった」など、大ヒットドラマには出演していたが、それほど印象に残る役柄ではなかったし、意地悪をする役柄だったこともある。注目された「黄金の私の人生」以上に、この「30だけど17です」で天然でコミカルな演技に挑戦したことは、彼女の女優人生において新たな転機になったであろう。
2018年のSBS演技大賞で、シン・ドンヨプ、イ・ジェフンと共にMCに抜擢されたシン・ヘソンは、MCを務めただけでなく本作において最優秀演技賞も受賞した。
シン・ヘソン演じるウ・ソリは17歳のとき事故に遭い昏睡状態に陥ってしまう。誰もが諦めかけていた13年後、病院のベッドで目覚めた彼女は、鏡に映る見たことのない自分の姿に絶叫!「このおばさん、誰ですか?」
ひょんなことから、ヤン・セジョン演じるコン・ウジンとその甥っ子であるユ・チャン(アン・ヒョソプ)と共同生活をすることになるのだが…。
天然でおっちょこちょいのソリがとにかく可愛い。心根がやさしく正直な女性で共感度100%!がんばるヒロインに共感できるドラマは見ていて気持ちがいい。シン・ヘソンのコミカルな顔芸もお見逃しなく。
◆次世代スター?アン・ヒョソプ&ボート部三人組!
本作の見どころの一つに欠かせないのは「ボート部3人組」だ。
ウジンの甥っ子チャン(アン・ヒョソプ)はボート部に所属する高校三年生で、ドクス(チョ・ヒョンシク)ヘボム(イ・ドヒョン)と共にメダル獲得を目指している。ドクスとヘボムは、まるで家族のようにウジンらが住む家にたびたび出入りしている。
アン・ヒョソプとイ・ドヒョンは共に1995年生まれの現在24歳なのだが、チョ・ヒョンシクだけは1983年生まれの36歳。3人で入った食堂で「はい!お父さんにはビールのサービスね!」と言われるのも無理はない。
(チョ・ヒョンシクは「キム課長とソ理事」や「また?!オ・ヘヨン」などに出演している個性派俳優、イ・ドヒョンは、今注目の「刑務所のルールブック(原題:賢い監房生活)」に出演している)
ボート部3人組の中で特筆すべきは、2018年SBS演技大賞で新人賞を受賞したアン・ヒョソプ。アン・ヒョソプは、俳優プロジェクトグループ”ONE O ONE”(ワンオーワン)の一員でドラマ「タンタラ~君を感じてる~」に出演し注目を浴びた。本作では、アン・ヒョソプ演じるチャンが年上のソリに抱くひたむきな恋心も見どころの一つだ。
◆イェ・ジウォンの個性的なキャラクターがドラマのミソ!
イェ・ジウォンといえば、「また?!オ・ヘヨン」で主人公オ・ヘヨンの上司を演じたのが記憶に新しい。昨年は、「30だけど17です」のほかに話題のドラマ「先にキスからしましょうか」にも出演し、SBS演技大賞では助演賞を受賞した。
「また?!オ・ヘヨン」にしても本作にしても、イェ・ジウォンの演技はとても個性的だ。もともと、イェ・ジウォンは演劇出身の女優で120%役になりきるという信念があるそう。SBS演技大賞の受賞コメントでも「私の演技があまりにも個性的で周りに迷惑をかけたかも…」などと述べていたが、決してそうではない。逆に、イェ・ジウォンがいてこそ、「30だけど17です」がより一層人々の心に残る作品になったといっても過言ではない。
イェ・ジウォンは主人公たちが共同生活をしている家のお手伝いさん役だ。通称ジェニファーと呼ばれ、ウジンやソリ、ボート部三人組の世話までする。料理上手で、格言を用いては独特なセリフ回しで切り返してくる。謎めいた彼女の素性もドラマの伏線となり、ストーリーを盛り上げていく。
「これからも、自分の演技でメッセージを伝えられる女優でいたい」と語っていたイェ・ジウォンだが、まさに本作品で彼女から受けるメッセージもドラマの大きな見どころだ。
◆幸せの扉が一つ閉じると、他のドアが開かれる。
意外にも、本作品はヘレン・ケラーの言葉がモチーフになっている。
私たちは「もしもあのとき、こうだったら…」と後悔したり、「あのとき、こうしておけばよかったのに…」などと、自責の念にかられることも少なくない。
過去を振り返って後悔するのは仕方のないことだが、少し向きを変えてみれば、すぐそばの幸せが見えてくるというメッセージを本作から感じ取ることができる。
閉じてしまった扉をじっと見続けているより、勇気を出して別の幸せの扉を開けてみよう!という勇気と希望をもらえる作品がこの「30だけど17です」だ。
「30だけど17です」は、まさに新時代に向けての相応しい作品だといえるのではないだろうか。
■あらすじ
ウ・ソリ(パク・シウン/子役)は芸術高校でバイオリンを専攻している17歳。ある日交通事故でこん睡状態に陥る。それから13年たったある日、奇跡的に目を覚ましたソリ(シン・へソン)は自分が30歳になってしまったこと、住んでいた街が様変わりしている様子にショックを受ける。かつて住んでいた叔父の家に向かうとそこに住んでいたのは叔父ではなく、舞台デザイナーのウジン(ヤン・セジョン)だった。ウジンはかつてソリに片思いをしており、また彼女の事故を目の当たりにしたことでトラウマを抱えていた。いきなり大人の女性として蘇ったソリと、屈折した性格になってしまったウジンの共同生活の行方は?
【作品詳細】【「30だけど17です」を2倍楽しむ】
◇「30だけど17です」予告動画