BS日テレ韓国ドラマ<テバク>の後は「チェオクの剣」10/11から再放送!配信情報

2019年09月04日15時47分 
(2024年03月20日21時29分 更新)
ドラマ
(c) 2003 MBC

朝鮮王朝時代中・後期を舞台に、都・漢城で正義と愛のために自らの命を投げ出した一人の下働きの女“茶母(タモ)”を主人公にしたドラマ「チェオクの剣(原題:茶母)」(全14話)が、10月11日(金)からBS日テレにて月~金曜ひる1時~2時まで再放送する!Youtube「MBCClassic」にて全話公開している。但し日本語字幕なし。
※同枠では、9月現在はチャン・グンソク主演「テバク~運命の瞬間(とき)~」を放送中だ。

【「チェオクの剣」を2倍楽しむ】では、ドラマ各話の詳しいあらすじや見どころ、メインキャスト3人の紹介もしているので参考にどうぞ。



「チェオクの剣」は、韓国MBCで2003年に「茶母」というタイトルで放送された時代劇。原題のタイトルにもなっている“茶母(タモ)”は下働きの女性のこと。

2000年初めごろの韓国時代劇は「龍の涙」「女人天下」といった英雄モノやお家騒動がテーマの長編作が多かったが、「チェオク」はテーマを“愛”に絞込み、全14話とコンパクトにまとめてテンポよく物語を展開させた。

アクションもワイヤーやコンピュータグラフィックスなどを多用し、韓国で初めてHDワイドスクリーン・5.1ch音声での放送を試みた。ワイヤーが画面に映り込んだりするシーンもあったが、主役陣のアクションシーンの素晴らしさは、これを補って余りあるほどの迫力で、これまでの時代劇ドラマとは大きく趣を異にした「フュージョン時代劇」というジャンルを作り出した。

主役の3人に時代劇初挑戦の新人を抜擢したのもこれまでの歴史・時代劇の常識を覆した。 ヒロインのチェオクを演じたのはシリアスからコメディー、アクションまで完璧に演じるハ・ジウォン。「シークレットガーデン」で日本でも大ブレイクし、「ファン・ジニ」「奇皇后」で時代劇でも素晴らしい演技とアクション(舞)を見せてくれるが、本作がそうした時代劇の原点と言ってもいいだろう。(詳しくはコチラで紹介)

チェオクが想いを寄せるユンにはドラマ「恋人」「本当に良い時代」や時代劇「イ・サン」「階伯〔ケべク〕」のイ・ソジン。イ・ソジンにとってもこれが初めての時代劇ドラマだった。(詳しくはコチラで紹介)

そして、ソンベクを「プラハの恋人」「外科医ポン・ダルヒ」のキム・ミンジュン。モデルから俳優に転身したばかりでの挑戦だった。(詳しくはコチラで紹介)

当時韓国では年配者が好むジャンルとされた時代劇で、本作はイ・ソジンに「痛むか、私も痛い」などの胸キュンセリフを言わせ、若者から圧倒的な支持を取り付けて放送終了後には「茶母廃人」と呼ばれる熱烈なファンもが続出。日本でも2006年にNHKで「チェオクの剣」というタイトルで放送された。

韓国ドラマ界では、相変わらず時代劇が人気だが、新人や若手俳優を配して胸キュン台詞を言わせ、アクションたっぷりの新感覚時代劇は、多かれ少なかれこの「チェオクの剣(茶母)」に影響を受けたといってもいいだろう。



■あらすじ
チェオクは幼い頃、父が謀反の罪にとわれ、兄と逃げたが離ればなれになってしまった。身分を官婢に落とされたチェオクは、ユンの家で仕えることになったのだ。ユンのことを慕いながらも、身分の差ゆえ自分の想いを胸の奥に秘めていた。
そんなある日、世の中を変えようと改革を目指す自由奔放な男ソンベクに出会い、チェオクの運命はまたも嵐のごとく吹き荒れる。

kandoratop【作品詳細】【「チェオクの剣」を2倍楽しむ】

BS日テレ「チェオクの剣」
 2019.10.11スタート 月~金13:00-14:00 再放送
2018.08.03-08.22 月~金12:00-13:00
Youtube「다모(茶母) - The Legendary Police Woman」日本語字幕なし