水谷豊×反町隆史「相棒18」前後編SP、獄中の教授をめぐる謎に特命係が迫る!第8話予告動画と第7話ネタバレ

2019年11月28日11時45分ドラマ
@テレビ朝日

右京(水谷豊)が捜査2課時代から知っている大学教授をめぐる数々の事件が発生!右京と亘(反町隆史)は事件の裏に隠れている闇を追求する!12月4日(水)テレビ朝日系にて夜9時より放送される「相棒 season18」第8話は、第9話との前後編の前編、予告動画は番組公式サイトで配信中!相棒シリーズで初となる見逃し配信は公式サイトやTVerなどにて、ビデオパスで見放題配信中だ。



12月27日の第7話は、独身の子供を心配した親心を利用したアポ電強盗たくらむ反グレ集団という現代社会での問題点を描いたが、古参メンバーの”くすっと”笑えるシーンなどもある回であった。特殊詐欺は、被害者の元へ行く”受け子”や電話をする”かけ子”を牛耳る元締めまでを逮捕するのはなかなか難しいといわれているが、今回は中園参事官(小野了)の掛け声の元、すべての係を超えて逮捕に至った。

その中心的な役割はもちろん、右京(水谷豊)や亘(反町隆史)だが、おとりとなった中園について、ネットでも”今週のMVPだろう””参事官、迫真の演技”と絶賛の声があがっていた。また、中園が自宅でお茶をすするシーンで使われた湯飲みに「下剋上」と抱えていたことにも話題が集まった。婚活に励む伊丹(川原和久)が一喜一憂する姿や婚活パーティに勝手に登録された青木(浅利陽介)の逆襲など、くすっとできる見どころも多かった。

12月4日に放送される第8話は、第9話との前後編の前編となる。右京が特命係に来る前に配属されていたのは、警視庁捜査2課だ。そのころに知り合った大学教授が事件の中心となる。当時は研究に燃えていた教授が、横領事件を起こしたり、保釈を急いだり、また、研究室では事故が多発するなど不審なことが多い。右京と亘で捜査に入るが、その捜査はまたまた日本の闇をあばくことにつながってゆく。第8話、第9話と2話連続での壮大な捜査が始まる。



■第7話ネタバレあらすじ
伊丹(川原和久)が婚活デートに臨もうとした矢先、アポ電強盗が発生し、捜査への合流を余儀なくされる。被害者は、医師の息子を持つ大井川君枝(山口美也子)で、傷害トラブルの示談金が必要という電話を受けた直後、3人組の男が押し入ってきて2000万円もの現金を奪われたという。多発する特殊詐欺に対し、中園参事官(小野了)は「捜査一課・組対5課の垣根を越えてどんな手を使っても良いからホシを上げろ」と檄を飛ばし、捜査一課・組対5課など課の垣根を超えた大捜査網がひかれる。

そんな中、右京(水谷豊)は君枝が息子の結婚相手を探すために参加していた“代理婚活パーティー”から大井川家の情報が特殊詐欺犯に流れたのではないかと推理する。被害者に事情を尋ねると、これまで連絡先を交換した相手は2人だけとのことだった。調べると、問題の2人は阿久津貴子(松井紀美江)という女性と、津田保(河西健司)という男性で、右京と亘(反町隆史)は、どちらかが情報を流しているのではないかと疑う。電話をかけてきた犯人は君江が婚活パーティに提出したプロフィールに即した話をしていたのだ。

その後、疑惑の2人が同時に参加する代理婚活パーティーがあることを摑んだ右京は、青木(浅利陽介)の“親代わり”として参加することにした。スタッフとして会場に紛れ込んだ亘と共に、2人の動向を探る。貴子も津田も、青木のプロフィールにはいまいちの態度だったが、右京が経済力をちらつかせ、名簿を交換し、デートにこぎつけた。その後の調べで、貴子は事業に失敗し借金があること、津田に至っては偽名であることがわかった。

青木がデートで相手の動向を探ることになっていたが、貴子の娘はデート中にかかってきた電話で、母親が金持ちの相手を見つけたから自分は必要なくなったのでもう帰るといって帰ってしまった。そして、津田の娘としてやってきたのはプロフィール写真とは似ても似つかない派手な女だった。角田課長(山西惇)が調べたところ、その女は半グレ集団のボスの女だった。

右京は、津田から渡された名簿に載っていた写真から、幼稚園にたどり着く。その幼稚園に向ってみると、写真の女性は実際に働いていたという。しかし、若くしてガンでなくなったこともわかった。その女性の名前から、津田と名乗っていたのは秋山耕平だったとわかり、そして、娘を亡くした後に「ガンで娘や息子を亡くした人の会」でなぐさめられたことも知った。秋山の元を訪ねた右京たちは、秋山に「この事件を終わらせてほしい」といった。

自宅にいた中園参事官の元に1本のアポ電がかかり、中園が金を用意していると、警察を名乗る男がインターホンを鳴らした。出てみると、いきなりナイフで脅され縛られて金を奪われた。犯人がでていった後、部屋のドアがひらき、待機していた警察官がでてきた。受け子を追いかけ、アジトを見つけ、一網打尽にした。

右京は秋山にどうして犯罪に手を染めたのかと聞くと、秋山は妻が死に、娘が死に、自身は体調を崩し、さらに、「ガンで娘や息子を亡くした人の会」の名簿によって還付金詐欺にもあって、自暴自棄になったという。子供が生きているだけで幸せなのに、お金をかけて婚活パーティに出るくらいの人からお金をとってもいいかと思って情報を売ったことを話す。しかし、最後には出所してから、妻と娘の墓を作りたいと涙ぐんだ。

中園は特命の力を借りて解決したことを上司から怒られたが、右京に「今回解決できたのは身体をはった参事官のおかげ」といわれまんざらでもなくなった。そして右京の元には元気を取り戻した貴子が「杉下さんと婚活したい」といってやってきた。困る右京を回りの皆がはやし立てた。

■第8話あらすじ
研究費の横領容疑で逮捕された大学教授・皆藤(中村育二)の保釈金3000万円が奪われる事件が発生した。襲撃された准教授の佳奈恵(中村優子)によると、犯人はテーザー銃(遠距離対応型スタンガン)を使う3人組の男だったという。事件を耳にした右京(水谷豊)は捜査二課時代に皆藤と面識があり、研究に並々ならぬ信念を持っていた皆藤が横領を犯したこと、さらに保釈を過度に急いでいることに疑念を抱き、真相の究明に乗り出す。

いっぽう、亘(反町隆史)は、旧友で週刊誌記者の桝本(山崎樹範)から、皆藤の事件の情報がほしいと相談を受けていた。図らずも、皆藤をめぐる事件にかかわることになった右京と亘が捜査を進めると、皆藤の研究室の周辺で、転落事故やストーカー被害など不穏な出来事が相次いでいることが分かり…。

研究室の周囲で相次ぐ不穏な出来事は偶然なのか!?
そして、保釈を急ぐ大学教授の目論みとは?
失われた3000万を追い、特命係が深い闇と対峙する!

テレビ朝日10月スタート「相棒 season18」。出演:水谷豊/反町隆史/川原和久/山中崇史/山西惇/浅利陽介/芦名聖/神保悟志/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「相棒 season18」番組公式サイト
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