「ハンムラビ法廷」第9-12話あらすじと見どころ:バルン(エル)はチャオルム(Ara)のタイプじゃない!
エリートサラリーマンがストレスで自殺未遂!さらに親権を巡る元夫婦の訴え!民事第44部はどんな判決を下すのか?「ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~(原題:ミス・ハンムラビ)」(全20話)BS11にて再放送の明日7月5日(日)第9話~第12話のあらすじと見どころを紹介、本作はDVDも好評発売中で作品公式サイトで予告動画が公開中だ。
【「ハンムラビ法廷」を2倍楽しむ】では、メイキングやコメント映像などまとめて紹介している。全16話版で視聴しているためにあらすじや見どころが前後する場合もあります。ご理解ください。
■第9話
チャオルムに誕生日プレゼントを渡すことに成功したバルン。しかし、飲み会でチャオルムにタイプではないと言われたことを思い出したバルンは、すっかり不機嫌に。彼女から顔色が悪いと心配されるが、冷たい態度をとってしまう。そんな中、ストレスでうつ病にかかったエリートサラリーマン・ヨンスが勤め先を訴えた裁判が開かれる。被告側の弁護士は、ヨンスの責任であり会社側に責任がないが、慰労金を払うと。父親は慰労金はいらないと言ったが、弁護士はヨンスへの配慮で調停をしたいと要望。そこでバルンは一人一人に話しを聞くことに。成績優秀で親に期待されて育った原告の境遇に、自分を重ねて事件に没頭するバルン。ハン部長判事に調停を任されたバルンは原告の内面に迫っていく。恵まれているように見えた男は、なぜ自殺を図るほど追い詰められたのか。
少しずつ父の本当の姿を知ることになるバルン。なぜいつも充電器を持っているのか、かつて突然連れ帰った少年についても誤解が解ける。酔いつぶれて寝ている間に、チャオルムからタイプじゃないと言われてしまったバルン。拗ねてチャオルムに悪態をつく姿もまたカワイイ。男子トイレの愚痴や噂話は禍の元!
さて上司たちの幼稚なパワハラの数々、モンスタペアレンツ、理解のない妻、そして一度も自分の意志を口にしなかったヨンス…日記の一部を読み上げるバルンは、本件を調停で終わらせるのかそれとも…ところでボワンの恋は一方通行ではないようだ。ドヨンのひと言をお聴き逃しなく。
■第10話
妻の浮気が原因で離婚した夫婦が親権を巡って対立。裁判を起こした夫は、娘を育てさせてほしいと必死に懇願する。児童養護施設出身の彼には頼れる身寄りがなかったが、施設を出たあとに知り合った果樹園の夫婦によくしてもらい、そこで伸び伸びと子育てしたいと訴えていた。その姿にハン部長判事たちは心揺さぶられる。その後一通の手紙が届き、それを読んだハン部長判事は苦渋の判決を下す。悲しい判決ではあったが、親子の愛の深さに涙するチャオルムに気づいたバルンは、優しい言葉をかける。チャオルムは自分の母が日々、自分のことを忘れていっていると打ち明ける。その時、母親が入院する病院から連絡が入り、彼女の力になりたいバルンは病院へ同行する。そこでギターを弾いて聴かせるバルンの姿を見たチャオルムは…。
手元に届いた手紙から、ハン部長判事は、夫が歩いてきた人生と、妻の浮気の原因などを読み取った。いったいどんな事実があり、そんな判決を下したのか?涙をこらえて判決を言い渡すハン部長役ソン・ドンイルの演技が胸に沁みる。そんな彼が自宅では赤ジャージ姿でゲップにオナラ…妻が差し出した薬はあの胃薬「キャベジン」。韓国ではソン・ドンイルがCMキャラクターを務めており、さりげなく(?)宣伝!これぞ韓国ドラマでよく見られる“間接広告”だ。今回は、ハン部長の子煩悩ぶりもたっぷり見られるのでお見逃しなく。今回、バルン役、エクボのエルがギターを弾くシーン。これについては2018年のファンミーティングでも触れているので、気になる方はチェックをどうぞ⇒【ファンミレポ前半】。
※本来、家事事件は家庭裁判所で扱う。
■第11話
ドヨンの机の男性の写真、夜のお仕事がどうしても気になるボワン。ドヨンはそんなボワンをからかうが…。そんな中、司法研修所でハン部長判事の同期だったファン弁護士が、原告代理人として法廷に立つ。裁判所の前では、不正判事に対する市民の抗議活動が続いており、裁判所ではそうした市民の対応に迫われていた。面倒な事件ばかり背負い込んだバルンは苦労が絶えない。ある夜、痛くて死にそうだと訴える母親を病院へ連れて行ったバルンは、焦るあまり、病院関係者である昔の友人に助けを求めてしまう。一方、チャオルムは、分け隔てなく接してくれるカム部長判事からコーヒーを飲もうと誘われ、チャオルムが主任裁判官を務める事件に関して、特別の計らいを暗に頼まれる。請託だといきり立つチャオルムをなだめてハン部長判事に相談する。カム部長と親しいハン部長判事は…。
民事44部3人組の食事風景が楽しい。チャオルムに素っ気なくしながらもいつも後ろで見守ってくれるバルン。見事なコーヒーキャッチや書類キャッチをお見逃しなく。相変わらず意見の対立が続くバルンとチャオルム。一方、ボワンの恋煩いは相当深刻な様子。今回は、理想主義の熱血新任判事チャオルムと原理原則が最優先の超エリート判事バルンが、大きな壁にぶち当たる回。母親の病に気が動転したバルンがコネを使ってしまい、熱血過ぎたためにチャオルムは先輩判事の人生を狂わせてしまう。
■第12話
カム部長判事の一件で、チャオルムは検察に呼び出されるが担当の女性検事の対応に憤る。戻ったチャオルムは首席部長判事から呼び出しをうけ、野望の強い女性検事に振り回されないようにと釘をさされ、暗に今回のチャオルムの行動が出過ぎたことだったと嗜める。同僚たちもチャオルムの行動を目立ちたがりと噂し、他の判事まで検察から呼び出されてしまう。そんな中、かつて民事44部が担当したセクハラ裁判の証人ダインが、解雇無効を訴える。彼女の言葉を聞いて不当な解雇であることを見抜いたチャオルムは、復讐には復讐で対抗すべきだと憤慨。しかし、判事が法の下でダインを救える術はなく、太刀打ちできない無力な自分を責めて自暴自棄に。御曹司ミン・ヨンジュンは、世界を変えたければ自分を利用しろと言い、家族になりたいとも。不条理な世の中に苦しむチャオルムを見ていられないバルンは、心を痛める。バルンの優しさに肩の力が抜けたチャオルムは、「こんなことなら判事になるべきではなかった」と悔し涙を見せる。
ついにドヨンに告白したボワン。ウキウキ気分はドヨンも同じようだ。恋する二人もチャオルムのとばっちりを受けることに。さあ、ボワンは初デートに間に合うのか?そしてボワンの告白は…。聞き流すこともできたカム部長の一件、大事にしてしまったチャオルムへの同僚判事たちの目は冷たい。そんなチャオルムを案じるハン部長は、まるで父親のよう。いつもはハン部長に対して厳しいバルンも部長に「カッコいい」とリップサービス。チャオルムの苦悩に心を痛めるバルンが、今回初めて父と話しをする。一方、オ部長判事がチャオルムを慰めてくれる場面で、父のこと、なぜ判事を目指したのかを打ち明ける。オ部長判事と、裁判に負けたダインの言葉、そしてバルンの「必要だ」という言葉に救われるチャオルム。ところで、昇進したパワハラ検事ソン部長が手に持っていた本は『牧民心書』は、朝鮮時代に実在した学者で、ドラマ「イ・サン」終盤に正祖の右腕として活躍するチョン・ヤギョンが著した官僚が守るべき心得を記録したもの。
■キャスト
パク・チャオルム役:Ara(コ・アラ)
イム・バルン役:エル(キム・ミョンス)
ハン・セサン役:ソン・ドンイル
チョン・ボワン役:リュ・ドックァン
イ・ドヨン役:イ・エリヤ
ミン・ヨンジュン役:イ・テソン
◇BS11「ハンムラビ法廷」番組サイト
2020.06.07-08.15 土・日09:59-10:55 再放送
2019.12.09-2020.01.07 月-金15:59-16:30 BS初放送
◇公式サイト
◇予告編
【作品詳細】【「ハンムラビ法廷」を2倍楽しむ】