松下奈緒「アライブ」薫(木村佳乃)の医療過誤問題が明らかに!?匠(中村俊介)は薫のせいで死んだ!?第5話予告動画

2020年01月31日12時50分ドラマ
©フジテレビ

薫(木村佳乃)の周辺に現れた謎の男・関河(三浦翔平)がとうとう心(松下奈緒)の前に現れた!関河は薫が医療過誤問題を起こしたと言うのだが、その問題とは匠(中村俊介)の死と関わっている!?フジテレビ2月6日(木)夜10時より「アライブ がん専門医のカルテ」第5話を放送、予告動画は番組公式サイトで公開されている。

■視聴率低迷の原因はテーマが重すぎる!?
30日放送の第4話視聴率が6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前回より2.3ポイント下がってしまった「アライブ」。昨年放送された竹内結子主演「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」を手がけた脚本家・倉光泰子のオリジナル作とあって期待度も高かった。



なぜ「アライブ」がいまいちブレイクしないのか、筆者なりに考えてみたのだが第1話「原発不明がん」、2話「乳がん」、3話「末期がん」、そして4話は「夫の死」と、内容がかなり重たいことが原因ではないだろうか。

夜10時といえばご家庭では、1日の仕事を終えゆっくり過ごす時間帯。ラブコメにドキドキしたり、ミステリーにハラハラしたり、視聴者はドラマというコンテンツに非日常を求めている。

ところが「アライブ」は、かなりリアルに医療現場を描いている。それも「がん」に特化している。「ドクターX」(テレビ朝日)のように、オペして完治!という展開ではないし、大門未知子(米倉涼子)のようなコメディエンヌ的な明るさが、主演の松下奈緒にはない。

特に第4話は見ていてキツかった。最愛の夫、最愛の息子、最愛の父を亡くした恩田家の人たちが、悲しみを抱えたまま苦しんでいた。義父・京太郎(北大路欣也)は普段飲まない酒を飲み、息子の死を嘆き悲しむ。

息子・漣(桑名愛斗)は毎晩ベッド、父の名を呼びながら泣いている。自分がしっかりしなきゃと無理に職場復帰した心(松下奈緒)は、完全に心(ハート)が死んだ状態になり、問診している患者から「先生、今日はどうしたの?一度も私の顔を見ない」と指摘されてしまう。

親しい肉親を失った悲しみがじつにリアルに描かれていたのだが、重かった。見ていて息苦しくなるほど重かった。「ドクターX」のように、シリアスなテーマながらも笑いがあると視聴者はホッと息が抜ける。しかし「アライブ」には息を抜く間がない。ずっと重いままなのだ。

視聴者の中でもご自身や身近な方が、がんを患ったり、大切な方をがんで亡くした方も少なくないだろう。そういう方々が「アライブ」を見るのは、少し辛いのかもしれない。かくいう筆者も、その1人だ。

第5話より、薫(木村佳乃)が起こした「医療過誤問題」がテーマになるようだ。どうやら心の夫・匠(中村俊介)の死に、薫が関わっているらしい。三浦翔平演じるジャーナリスト・関河が今後のキーパーソンになる。

■第5話あらすじ
心(松下奈緒)は阿久津(木下ほうか)のアドバイスできちんと忌引き休暇をとり、京太郎(北大路欣也)、漣(桑名愛斗)とともに匠(中村俊介)を亡くした悲しみを共有することができた。

職場復帰した心の前に現れたジャーナリスト・関河隆一(三浦翔平)は、心に取材したいと言う。てっきり腫瘍内科の取材と思って引き受けたのだが、関河が知りたかったのは、薫(木村佳乃)の医療過誤問題。しかし、心には思い当たる節がなかったのだが…。

フジテレビ2月6日(木)夜10時より木曜劇場「アライブ がん専門医のカルテ」第5話放送。出演:松下奈緒/木村佳乃/清原翔/中村俊介/三浦翔平/田辺誠一/北大路欣也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@Alive_cx」。番組公式Instagramアカウントは「alive_cx」。最新話は放送終了後「TVer」または「FOD」にて見逃し配信。第5話予告動画は番組公式サイトで公開されている。

フジテレビ「アライブ がん専門医のカルテ」番組公式サイト
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