韓国ドラマ「愛の不時着」第16話(最終回)あらすじ:エーデルワイスの咲く国で…|見どころと予告動画
最終回、世帯平均21.7%、瞬間最高24.1%をマークをマークし、地上波を含む全チャンネルで同時間帯視聴率1位の座を守ったヒョンビン&ソン・イェジン主演の韓国ドラマ!国境の別れをする2人は再会することができるのか?「愛の不時着」感動の第16話(最終回)のあらすじと見どころを紹介、Youtubeにて日本版予告動画も公開中だ。Netflixにて配信中だ。
【「愛の不時着」を2倍楽しむ】では、ドラマ詳細やインタビュー、台本読み合わせ動画や、韓国での評判などまとめて紹介。詳しいあらすじを知りたくない方は見どころを先にご覧になって、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。
■キャスト
リ・ジョンヒョク役:ヒョンビン
ユン・セリ役:ソン・イェジン
ソ・ダン役:ソ・ジヘ
ク・スンジュン役:キム・ジョンヒョン
チョ・チョルガン役:オ・マンソク
チョン・マンボク役:キム・ヨンミン
軍人社宅の奥様たち
マ・ヨンエ役:キム・ジョンナン
ナ・ウォルスク役:キム・ソニョン
ヒョン・ミョンスン役:チャン・ソヨン
■第16話(最終回)あらすじと見どころ
命懸けでダンを救いだしたスンジュンは、救急車の中、薄れゆく意識でダンから好きだという言葉をもらい笑みを浮かべて息絶える。ダンは、救急隊員に救いを求め号泣する。
心拍停止状態になったセリを見守り続けるジョンヒョクの思いが通じたのか、心肺蘇生の後、持ち直す。ジョンヒョクを連れ戻そうとするNIS(韓国国家情報院)の要員に、セリ母がもう少し彼をここにいさせてほしいと頼む。
北朝鮮からの要望書を受けたNISではジョンヒョクらが滞在中にスパイ活動をしていないと判断した結果、9人の韓国人の人質とジョンヒョクら6人との有利な交換取引に応じることにする。リ局長の失脚を狙う軍事部長は、不利な取引に反対するが、局長はチョルガンと軍事部長がつながっていたという韓国からの資料を見せて黙らせる。
一週間後、ジョンヒョクが送還されると知ったセリ母は、セリに知らせるが、セリに会うのが辛い、といった彼の言葉を思い出し見送らないという。そんなセリに母は、手術の時も今回もセリの意識が戻るまでの数日間、休むことも食べることもせず見守り続け、セリの意識が戻ったのを見て立ち去ったのだと聞き、会いたい、連れて行ってと涙で母に頼む。
護送車にセリが乗る車が追いついたのは、6人が国境を越えた時だった。彼が手錠を掛けられるのを見たセリは、ダメ!と叫んで走り出す。走るな、と言ってセリの元へ駆け寄るジョンヒョク。南北双方に緊張が走り、互いに銃を向ける中、ジョンヒョクはセリを抱きとめる。私のせいだと泣くセリを、心配ないと安心させ、病気の君に酷いこと言って申し訳なかったと謝る。会いたくなったらどうしたらいいの?と言うセリに、「心から祈って待ち続ければきっと会える。愛してる」と言い、「私も愛してる」と答えたセリは愛する人たちを溢れる涙で見送る。
北朝鮮。軍事裁判にかけられるはずの6人は、森の中で軍事部長の前に引き出される。彼は6人を秘密裏に始末しようとしていた。ジョンヒョク達に銃口を向けた時、父リ局長と部下たちの銃が6人を守った。そして我が子を殺害しようとした軍事部長を射殺。一方、スンジュンを失った悲しみから立ち直れないでいたダンは、復讐したい、と宣言する。
韓国。セリはセヒョンとサンアを呼び出し、全てを自白したオ課長と共に、殺人と拉致教唆の罪でNISに逮捕させる。不告知罪で起訴されるセリは、父ユン会長の尽力で執行猶予に。
自宅に帰ったセリは、ジョンヒョクが残していった気遣いに彼の愛を感じ、睡眠薬の代わりに彼のピアノを聞きながらベッドに入る。その時、スマホにジョンヒョクからのメールが入り、その後も続く。
北朝鮮。ジョンヒョクとダンの縁談は破談に。スンジュンを死なせたダンはスンジュンとの少ない思い出を辿る。最後の夜を過ごしたジョンヒョクの家も訪ね、不在時に二人でこの家に来たことを打ち明ける。スンジュンの死を知らないジョンヒョクは彼にはたくさん世話になったと言い、居場所を尋ねる。ダンは、二度と帰らない遠くに行ったと告げ、8年前スイスに行った時、なぜジョンヒョクが風景写真ばかり撮っていたのかが分かったと話す。そして壊れて放置していたカメラを修理したと言って渡してやる。そこにはスイスの美しい風景とセリの姿があった。
ソウル。ジョンヒョクからのメールに従ってスタッフと一緒に食事をし、小さな植木も育て、体を動かし健康的に明るく、スタッフにも優しく接するようになる。雪の降る真夜中、セリはジョンヒョクからの最後のメールを受け取る。そこには、植木鉢に咲いたエーデルワイスの国で会おう。二人で努力すれば運命が我々を導いてくれる、というメッセージがあった。
北朝鮮。社宅の奥様たちが開いてくれた夕食会で、ジョンヒョクは除隊してピアニストとしてなることを報告する。後任の第5中隊長としてチスを妻たちに紹介し、寂しがる彼女たちを平壌の公演に招待すると約束する。
ソウル。実家でセジュン夫婦と母に会ったセリは、CEOを雇ってクイーングループを任せてゴルフ三昧のセジュンに、恵まれない家庭の子どもたちを支援する奨学財団を発足してスイスの大学へ送る計画を提案する。計画は実行され年に一回スイスでコンサートを開催するという告知もする。
1年後、奨学金支援事業を通じてスイスを訪れたセリは、思い出の湖畔でジョンヒョクとの再会を期待するが会えない。その翌年もスイスを訪れるセリは会えない。パラグライダーするセリが着陸したそこに、セリの降臨を待っていたジョンヒョクが立っていた。どうやってここまで来たの?と涙で聞くセリに、間違った汽車に乗り、間違った汽車が僕をここに連れてきてくれた。僕が来たかった僕の目的地へと、言って二人はキスをする。
■見どころ
国境の別れ。分断国家というツライ現実さえ、こんなロマンチックな別れのステージにするとはさすがドラマ大国。固く握った手がスローで離れるシーン・・・ヒョンビンとソン・イェジンの演技力が光る涙腺決壊必至の名シーンだ。本作ではいろいろな表情を見せてくれるヒョンビンだが、迎えに来た父の車で、心配かけましたとしおらしく謝り、セリの名前を出されて泣きべそをかく少年のような彼に母性本能が刺激されるはず。マンボクの帰宅のシーンにも泣かされる。
セリは、北朝鮮に帰ったはずのジョンヒョクからメールを受け取る。いったいどこから送っているのか?そしてそのメールが、9話のエピローグでセリが残したメッセージへのジョンヒョクの答えのヒントが隠されている。
4人組に戻った第5中隊の皆は韓国の文明を懐かしむ。そんな4人には韓国でお礼をしたセリだが、最終回では社宅の奥様たちオシャレな方法でお礼をする。果たしてどんな形でなのか?ラストの汽車の話は5話でセリが教えた「インドのことわざ」。「間違えて乗った汽車が時には目的地に連れて行ってくれる」。インド映画『めぐり逢わせのお弁当』でも使われた素敵な言葉だ。
エピローグ。オールキャストの幸せな1年後が描かれている。
◇Youtube予告動画
◇Netflix
◇◇tvN DRAMA16話予告動画
【作品詳細】【「愛の不時着」を2倍楽しむ】