【最終回ネタバレ】沢口靖子「科捜研の女19」科学は嘘をつきません!1年間お疲れ様でした|第34話ネタバレあらすじ

2020年03月20日10時59分ドラマ
@テレビ朝日

沢口靖子主演の「科捜研の女season19」最終回(第34話)は、1年を締めくくる2時間スペシャルで放送された!20年前の沢口靖子が映るシーンも!20年間変わらないのはマリコの「科学は嘘をつかない」をいう真実に迫る信念だ!その信念が事件を解決する!見逃し配信は公式サイトやTVerなどにて、ビデオパスで見放題配信中だ。



3月19日放送の第34話を持って、1年続いた「科捜研の女season19」は最終回と迎えた。視聴率は、13.7%、12.3%、14.1%、13.5%、9.6%、12.2%、12.4%、12.1%、12.1%、10.2%、11.5%、10.4%、9.8%、10.8%、11.0%、11.5%、12.4%、13.0%、12.4%、10.7%、11.9%、11.6%、12.2%、12.2%、12.6%、10.1%、11.0%、10.1%、11.4%、11.1%、10.8%、11.1%、11.7%とほぼ2桁キープという好成績を収めた。最終回に視聴率は連休明けに判明するが、安定したファンをつかんでいる「科捜研の女」なら、いい数字をキープできたのではないかと予想できる。

シーズン19は、懐かしいメンバーも多数登場したが、第34話には最終回にふさわしく、マリコの父・元科捜研所長の榊伊知郎(小野武彦)が登場した。シーズン6から科捜研の所長として登場し、マリコのことを「まーちゃん」と呼んでいた。過去シーズンに登場したマリコの母・いずみ役は、今は亡き星百合子が演じ、いずみは「まりちゃん」と呼んでいた。プライベートをあまり見せないマリコだが両親と一緒になると娘の顔となり、マリコの別の魅力を垣間見せる。最終回のラストシーンも伊知郎に向ける顔は娘の顔だった。

そして、第34話には20年前に科捜研に入ったころの映像も映った。もちろん20年前の沢口も美しいが、20年たち50を過ぎてもなお、アップシーンの多さにも耐えられる美しさを改めて実感する視聴者も多いだろう。

公式Twitterでは、各キャストのクランクアップ画像や沢口靖子直筆のメッセージ画像が公開されている。1年に及んだシーズン19は終わったが、おなじみメンバーで次シーズンも必ず放送されるとファンは待っている。



■最終回(第34話)ネタバレあらすじ
殺人事件で指名手配をかけられ、長らく逃亡していた芳賀悦郎(田中要次)が逮捕された。本人は犯行を否認し、弁護士も鑑定の証拠能力に疑問を唱え、再鑑定が行われることになった。科学警察研究所の主任研究員・橘つかさ(檀れい)は、榊マリコ(沢口靖子)に白羽の矢を立て、その依頼に訪れたのは、マリコの父で元科捜研所長の榊伊知郎(小野武彦)だった!科捜研メンバーたちはさっそく事件現場へ赴き、当時、兵庫県警が行った捜査について検証を行う。

『加美鳴沢写真家殺人事件』は20年前、京都と兵庫の府県境にある別荘地で発生。写真家の狩野篤文(比留間由哲)が自身の別荘『雷冥荘』で射殺され、凶器の猟銃からは友人で小説家の芳賀の指紋が検出された。事件当時、雷冥荘には2人以外にも狩野の友人、妻、モデル、アシスタントの計6人が集っていた。管理人の証言によると、他には雑貨店の店員が軽トラックで食材を届けに訪れただけで、別荘地のゲートが閉ざされた夕方以降、人の出入りはなかった。夕食を兼ねたパーティーで狩野は、芳賀と激しく言い合いをした後、1人でアトリエに籠り、翌朝、射殺体で発見された。同時に芳賀も行方をくらましてしまい…。兵庫県警は、その経緯と猟銃に指紋が付着していたことから、芳賀が狩野を射殺し逃亡を図ったものと見ていた。

マリコは猟銃の指紋に疑問を感じて検証を行い、「芳賀が犯人とは言い切れない」と裁判員裁判の法廷で証言し、兵庫県警と真っ向から対立してしまう。猟銃についていた指紋は芳賀が怪我をする前の指紋だった。夕食の際、芳賀は指を怪我していた。その点をマリコは証言したのだ。しかし芳賀が犯人でないなら、いったい誰が狩野を殺したのか。真犯人を突き止めるべく鑑定を進めるマリコたち。

一方、法廷には事件当時、別荘に滞在していた者たちが証人として一堂に会し、過去の秘密や本音を暴露して裁判は荒れに荒れまくる。そして、裁判員の一人、矢部(六角慎司)は別荘に食料品を届けていたこともわかった。事件の当日に狩野が写した写真にも矢部らしき人物が映っている。しかし、鑑定をすると別の人だった。警察が見逃していた関係者がも追う一人いたのだ。

そんな折、なんとその矢部が遺体で発見され、マリコたちが鑑定を始める。矢部の自宅を捜査すると20年前の事件関係者がすべて京都に住んでいることがわかった。

20年前の事件当日、矢部はトラックで人を一人運んでいたのではないかと疑いがかかる。トラックが家に入った時と出てゆくときのトラックの荷台の重量差を写真から見抜いたのだ。裁判員に選ばれた矢部は人を運んだことを黙っていた。それはモデル(宮地真緒)を盗撮していたことがばれないためだった。

再度、20年前の事件現場を捜査すると、鳥かごが現場になかったことがわかった。犯人が事前に倉庫に隠したのだとマリコは推測した。今、そのオウムを飼っているのは妻の市香(河井青葉)だ。

蒲原(石井一彰)が狩野たちを捜査すると、狩野、芳賀、山木(東根作)は仙道(山口竜央)が経営するロックカフェで、新入生たちをカモにして闇カジノを開いていた。そして、仙道が警察が見逃していたもう一人の関係者だったことがわかる。更に、現場に落ちていた未感光のフィルムから仙道が殺されている写真も見つかった。そして、別荘の裏山から仙道の遺体が発見される。

仙道はカフェで行われている闇カジノの件で3人を脅していたのだ。仙道を始末しようと計画した3人は誰にも見つからないようにといって仙道を別荘に呼び出し、芳賀が殺したのだ。その現場写真を狩野がとり、それを脅しに使って芳賀を別荘から追い出した。狩野と山木はグルになって芳賀に仙道を始末させたのだ。しかし、山木と狩野の妻は付き合っていて、二人にとって狩野は邪魔だったため、芳賀に疑いをかけさせるようにして狩野を殺したのかと思われた。芳賀の公判の現場にマリコは出向き、判決が出る前にその真実を証言し始めた。

傍聴席にいた山木も捕まった。しかし、狩野を殺してはいない。狩野を殺したのは妻・市香だ。使い捨てカメラから指紋と火薬残渣がでた。そしてその指紋から市香だとわかった。山木との恋ではなく、狩野がモデルの薫子と浮気していると思った嫉妬のためだ。山木とはアリバイ作りのための関係だけだったのだ。三人の計画を知って、それを利用して狩野を殺したのだ。そして、オウムを部屋から裏小屋に運んでいたことを矢部に見られていたことから、矢部も殺害したのだ。

伊知郎はマリコがちゃんとやっていることに安心して、横浜の自宅に戻っていった。

木曜ミステリー「科捜研の女season19」はテレビ朝日にて毎週木曜夜8時より放送。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰ほか。Twitter公式アカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「科捜研の女season19」番組公式サイト
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