落語ファンも落語を知らない方にも、春風亭一之輔が10日連続でライブ配信中

2020年04月28日01時14分芸能
YouTubeの春風亭一之輔チャンネル

【古典芸能・演芸】 4月17日、【重大発表】落語家・春風亭一之輔から皆様にお知らせ【緊急事態】、という見出しのついたYouTubeでの動画メッセージが掲載された。



そのメッセージは、現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により世界各国の人々が大きな影響を受けています。エンターテインメント業界もライブや舞台など公演の中止が相次いでいます。
4月21日から10日間、東京・上野の鈴本演芸場でトリを務める予定でしたが、新型コロナの影響で4月4日から寄席が休席となり、全国の落語会も軒並み中止となってしまいました。
そこで、トリとして上がる予定だった時間に合わせ午後8時10分から午後9時まで10日間連続で落語を生配信します!
落語家人生で、初めての挑戦を行うことを決意した春風亭一之輔の重大発表であった。
4月15日にYouTubeのチャンネル登録を行い、【重大発表】のメッセージが17日というタイミングを考えると、思い立って、即実行したという状況が良くわかる。

21日から既に7日経っており、本日を入れて、あと3日しかないが、落語ファンも聞いたことが無いという方も、一度は、最初から最後まで見て聴いておきたい落語家である。
今回初めて落語を見る方のために、寄席の仕組みや楽しみ方を、春風亭一之輔本人が解説までしてくれている。前編は、寄席と落語界について、後編は、寄席には必ずある番組表(プログラム)についての解説となっている。

どうしてもライブでの配信が見られないという方にも、現在、21日から行っている演目については、YouTubeの「春風亭一之輔チャンネル」で配信を継続しているので見る事が可能である。

初日21日から27日までの演目は以下の通り。
21日、第一夜 「団子屋政談」-
22日、第二夜 「粗忽の釘」
23日、第三夜 「百川」
24日、第四夜 「千早ふる」
25日、第五夜 「青菜」
26日、第六夜 「らくだ」
27日、第七夜 「笠碁」

新型コロナウイルスの影響で、沈んでいるみんなの気持ちに、春風亭一之輔から心のこもったサプライズである!

YouTubeの春風亭一之輔チャンネル

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