「梨泰院クラス」パク・ソジュンの魅力はココにあった!内気だった学生時代から俳優になるまで|キャスト紹介

2020年04月30日21時00分ドラマ
©JTBC

「梨泰院クラス」は、辛い過去を背負って生きる青年がソウルの街・梨泰院(イテウォン)で訳アリの仲間と共に成功を目指すサクセスストーリーで、Netflixにて配信中の人気作、連日TOP10入りを果たしている!本作がここまでに話題作になったワケは、主人公パク・セロイを演じる俳優パク・ソジュンの魅力なくしては語れない、今回はパク・ソジュンの魅力を学生時代までさかのぼって、再確認してみたい。



【「梨泰院クラス」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころ、韓国での評判やOST、ロケ地、最終回考など、まとめて紹介している。

「梨泰院クラス」は、人気ウェブ漫画が原作のドラマで、韓国でも大旋風を巻き起こした人気作、今や、日本の芸能界でも話題になり、超絶おもしろい!と、韓流ファン以外にも人気が広がっている。
本作は、辛い過去と犯罪歴を背負って生きる青年が国際色豊かなソウルの街・梨泰院で飲食店を開店し、仲間と共に成功を目指すサクセスストーリーだ。主演のパク・ソジュンがこれまでの外見重視なイケメンぶりを封印し、イガグリ頭で挑んだ話題作で、外見に加え内面の男らしさも際立った作品である。主人公パク・セロイを演じるパク・ソジュンは、日韓で絶大な人気を誇る俳優。一大ブームを巻き起こした映画『パラサイト』にも特別出演し、少ない出演シーンにも関わらず強烈な印象を残した。実生活でもセロイと微妙にリンクする点の多いパク・ソジュン、彼はいったいどんな俳優なのか?その魅力を再確認してみよう。

キム秘書©STUDIO DRAGON CORPORATION
 「キム秘書はいったい、なぜ?」
パク・ソジュンは、1988年12月16日生まれ31歳。男三人兄弟の長男として生まれる。
野球選手になるのが夢だったが、自分より体格のいい弟も同じく野球選手を夢見ていた為、不本意ながらその夢を諦めることになる。中学三年の時、アニメキャラのコスプレをしてお祭りの舞台に立った。数百人の観客が見つめる中、照明を受けて舞台に立つことに喜びを覚えたパク・ソジュンは、その強烈な感覚を忘れることができず、俳優になる夢が大きくなっていったという。
内向的な性格だったため俳優になることを両親に反対されたが、自分の意志を貫き、成績を落とさないことを条件に両親を説得した。
2年半の間、勉学の傍ら演技学校に通う。終電で家に帰ると夜中の12時をまわっていたが、そこから午前3時まで勉強しソウル芸術大学演技科に進学した。

しかし、いざ大学に進学すると、自分よりはるかに優れた周辺の友人を見て自信を失い、スランプに陥ってしまう。そんな自分自身と向き合うため、在学中に入隊を決意する。
そして、2010年に除隊、キム・スヒョンのマネージャーとの縁からキーイーストと契約し、新人アーティスト1号となる。
シットコムファミリーYouTubeよりキャプチャー:KBS「シットコムファミリー」本格的な演技活動のデビューは2012年のKBSドラマ「ドリームハイ2」。同年に放送された「シットコムファミリー」にも出演し、そこで映画『パラサイト』に出演したチェ・ウシクとの縁を繋ぐことになる。
2013年にはMBC週末ドラマ「金よ出てこい☆コンコン」での財閥息子役で注目を浴び、演技賞を受賞した。2014年のtvNドラマ「魔女の恋愛」ではオム・ジョンファと共演、魔性の年下男として爆発的な人気を得ることになる。演技以外では、人気俳優の登竜門とも呼ばれる「ミュージックバンク」のMCも務めた。

その後、「キルミー・ヒールミー」「彼女はキレイだった」「花郎<ファラン>」「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」「キム秘書はいったい、なぜ!?」など、時代劇からコメディまで、ヒット作への出演を続々と果たすことになる。
スクリーンにおいての代表作は2017年に公開された『ミッドナイト・ランナー』が記憶に新しい。『ミッドナイト・ランナー』では、「梨泰院クラス」タンバム店員スングォン(リュ・ギョンス)とも共演している。
居酒屋タンバムを盛り上げる個性的なキャスト紹介
2018年には、海外で小さな食堂を経営するバラエティ番組「ユン食堂」において、ベテラン俳優ユン・ヨジョンやイ・ソジンとも共演し、お店のアルバイトとして奮闘した。

除隊後、パク・ソジュンは様々な配役をこなすため、ボクシング、合気道、剣道、乗馬など次々に学んだという。演技をしながら最も重要視するのは「自分自身を信じること」だと、かつてのインタビューで答えている。「演技に正解はありません、自分自身の思いを込めて自分自身の演技をしたいです。デビューしてからの試行錯誤を経て、悩む過程の大切さを知りました」と話す。

ここまでのトップスターになるまで、数々の挫折を経験してきたパク・ソジュン。
それでも怯むことなく、努力に努力を重ねた末、今の地位がある。復讐心こそないものの、「梨泰院クラス」のパク・セロイと、演じるパク・ソジュンが微妙にリンクするように思えて仕方がない。
40代、50代になったとき、彼はどんな俳優になっているだろうか。ますます、パワーアップするパク・ソジュンの今後が大いに期待される。

■キャスト
パク・セロイ役:パク・ソジュン
チョ・イソ 役:キム・ダミ
オ・スア役:クォン・ナラ
チャン・グニョン役:アン・ボヒョン
チャン・グンス役:キム・ドンヒ
チェ・スングォン役:リュ・ギョンス
マ・ヒョニ 役:イ・ジェヨン
チャンガ会長/チャン・デヒ役:ユ・ジェミョン

■スタッフ
演出:キム・ソンユン「雲が描いた月明り」「恋愛の発見」
脚本:チョ・ガンジン(原作者)

Youtube予告動画
Netflix

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