最終回「ヘチ 王座への道」第24話<獬豸(カイチ) 善悪を分ける伝説の獣>ネタバレあらすじと見どころ

[08月28日09時55分]  【ドラマ】

最終回「ヘチ 王座への道」第24話<獬豸(カイチ) 善悪を分ける伝説の獣>ネタバレあらすじと見どころ
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©SBS

謀反を起こした者たちに刑を下した王・英祖(ヨンジョ)イ・グム(チョン・イル)は、民を愛する王として次々と改革を始める!NHKBSプレミアムで放送の韓国本格時代劇「ヘチ 王座への道」第24話(最終回)あらすじと見どころ、豆知識を紹介、番組公式サイトにはチョン・イルからのコメントと予告動画が公開されている。
※オリジナル版を参考にしているために、カットされたシーンやあらすじが前後する場合もあります。

※この記事は、2019年11月10日~2020年5月3日までNHKBSプレミアムでの放送時に紹介したものです。

●第24話のネタバレなしあらすじはこちら



【「ヘチ」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や見どころ、実在の人物紹介、リリース情報などをまとめて紹介している。

■第24話「獬豸 善悪を分ける伝説の獣」(見どころ・豆知識)
王、英祖ことイ・グムは、役人の違法行為を監督する官庁である司憲府の大改革を宣言し、人事権を持つ吏曹正郞の罷免と人事制度の改革をすると王命を下す。重臣たちの猛反対にあうも、イ・グムは動じることなく、領議政イ・グァンジャは淡々と教旨を読み続ける。怒号の飛び交う会議の場を出て、大混乱になりそうだというイ・グムに、ユン・ヒョクやパク・ムンスはこの時を待っていましたと会心の笑みで応える。

そんなとき、ミルプン君イ・タンが王宮に入り込んで騒ぎを起こしているという知らせが入る。イ・グムが駆けつけると、そこには「自分こそが王だ」と叫ぶ血まみれのミルプン君の姿が。俺が持てなかったものをなぜお前は全部持てたのか、理解できないと喚くミルプン君。そして「王として死ぬために戻って来た」とイ・グムをにらみつける。その覚悟をはじめからしていたら王座はお前の物だったかもしれない。だがあまりにも長い間悪行を犯した。死をもって償わせると、ミルプン君の連行を命じるイ・グム。だが連行されるミルプン君は刀を奪ってイ・グムに襲い掛かる。イ・グムの危険を察したヨジが身を挺してイ・グムを庇おうとするが、ミルプン君の刀は自らの命を奪っていた。
ミルプン君が考えた「王として死ぬ」とは処刑ではなく、王宮での自害だったのか…座死して愛するユニョンのことを思いだす名優チョン・ムンソンの最期の台詞をお聴き逃しなく。

チョ・テグからミルプン君の自害を聞いたミン・ジノンは、老論の操り人形になる人物としてミルプン君を選んだ自分の目に狂いがあったと話し、朝廷のために捧げた人生の最後に残るのは後悔だけと淋しく語る。そんなミン・ジノンに後悔のない人生の方が恐ろしいと思わないと話すチョ・テグ。

イ・グムは反乱の首謀者イ・インジャを極刑に処し、ハン・ジョンソク殺害と幽閉地からの逃走に加えて謀反に加担したウィ・ビョンジュも斬首に処す命を下す。刑場で、イ・インジャに恨み言をいうウィ・ビョンジュ。パク・ムンスは、ジョンソクが手を差し伸べた時に、獣ではなく人の道を選んでいればこちら側に立っていた、と話し、お前もいつかは俺のように刑場で露と消えるだろうというウィ・ビョンジュに、そうなるかもしれないが、後悔はないからお前のように震えはしないと告げ、罪人たちの処刑を命じる。
刑場に連行されたイ・インジャとウィ・ビョンジュの態度の違いに注目。反乱の鎮圧とイ・インジャの死は史実では順番が違う。史実では、李麟佐が生け捕りにされて処刑となり、それに大打撃を受けて戦意喪失となって反乱軍は官軍に敗れた(詳しくは「李麟佐(イ・インジャ)とは?」で)。

その夜、タルムンはユニョンの亡骸を花で飾った舟に乗せ、来世では恨みも憎しみもない、好きだった絹の衣を着て生まれ変われ。疲れただろう、と優しくあの世へ送ってやる。
激しく愛したミルプン君、見守り続けたタルムン。ユニョンを愛した2人の男たちは最後まで対照的だ。

難しい決断をしたイ・グムを慰めようとヨジが大殿にやって来る。「恐怖を感じた。王である限りまた、誰かを罰し、誰かを処刑する。そのたびに自分が正しいかどうか、そして王の資格があるかどうかを疑うだろう」というイ・グムに、「自問する殿下だから王の資格がある。時には間違った判断を下すときもあるでしょうが、自問することで殿下は正しい道を歩まれる。それが殿下について行く理由で、恋慕する理由です」と想いを告げるヨジ。イ・グムの辛い心情に涙を流すヨジを抱きしめ、そっと涙をぬぐう。
どんな大罪を犯したものに対しても死刑宣告は辛かったはず。罪人の人権に対しても真剣に考えた英祖らしいシーンだ。22話「豆知識」より。

イ・グムの予想通り司憲府は大さわぎ。老論の重臣たちは袂を分かったミン・ジノンに助けを求めるが、ミン・ジノンは相手にしない。一方、イ・グムは相変わらず精力的に動き、朝廷でも議論を重ね、愚問を発する重臣には、計画書すべてに目を通したのかと、痛いところを突く。さすがに重臣たちも疲労困憊。司憲府にも改革を支持するという署名が数百以上集まる。
“常参儀(サンサムウィ)”とは毎朝、国王が便殿で主要管理と政事を論議した会で今日の国務会議にあたる。そんな会議を2時間立ちっぱなしで聞く老臣たちは応えるだろう。イ・グムを労わるイ・グァンジャに、王は座っているから大丈夫。これが王の良いところだと、余裕のイ・グムが頼もしい。

その夜、イ・グムは城の外に出て民の話に耳を傾ける“臨門”を行うとイ・グァンジャに告げる。不安がるイ・グァンジャに、これまでの為政者は民は働き納税する対象としてしか見ず、民の声に耳を傾けて来なかった。といい、賤民の血が半分流れている自分がやらずに誰がやると告げ、民にも告示する。それを知った見た民たちは喜び歓声を上げる。
当時、公示文は漢文だったが、民が読める諺文(ハングル)で掲示する辺りにイ・グムの本気度、民目線が分かる。

臨門が開かれる。軍役に困っているとの民の訴えを聞いたイ・グムは、民からの税を半分にして、その半分を地主である両班に課税することを提案。両班が反対し、重臣も民の力を借りて不当な施策を行おうとしていると王を非難するが、そのどこが間違っているのか、民がいなければ国が成り立たない。王と重臣ならば誰よりも民のことを思わなければならないと、やり返し、民たちを感動させる。そしてどうしたいのか、民たちによる多数決で決めさせることに。「均密愛民 節用蓄力」(租を均等にし、民を愛し、財政を節約して力を蓄える)と、王自らが書いた扁額をみて感激の声を上げる民たち。
軍役とは、民が国防義務の代わりに国へ税金として麻布と綿布を納めること。これを半分に減らそうとしたのだ。これこそが英祖が実際に行った“均役(キュニョク)法”という経済政策で、これにより一般庶民の軍役負担を大幅に減らした。詳しくは「均役(キュニョク)法とは?」で解説。それにしても税制度を民の多数決で決めさせるとはなんとも民主的な王だ。

臨門は4時間にも及び、水剌間(スラッカン、王宮の台所)では、食事の準備に大わらわ。大妃付きのヨジも手伝い、王の用事ばかりすると呆れた大妃は、ヨジをからかった後、王付きにするようにハ尚宮チョホンに指示する。戸惑うヨジにチョホンが、イ・グムの気持ちは最初から大妃に伝えていると告げる。イ・グムのためにとうとう大妃までが料理を手伝うことに。
大妃とチョホンは最後までイ・グムとヨジの味方。このドラマがドロドロしないのはこの二人の素敵な女性のお陰。民を愛した王は、女性たちから愛される王だ。

一年後、パク・ムンスは暗行御史として地方官吏の不正を調べていた。タルムンは相変わらずイ・グムに有益な情報を伝え、イ・グムは民に寄り添う王として臨門を何度も開いて民の声を聞く。そして朝廷から姿を消したミン・ジノンを探し出し朝廷に戻るように説得する。だが、すでに王のそばには優秀な人材が揃っていると、固辞するミン・ジノンは、かつて話した、善悪を区別する伝説の獣、獬豸がなぜ伝説だけに存在するのか、について「現実では善悪を審判するのが不可能だから。勝者と敗者のみしか存在せず、権力を失うことは死だと思っていたが、今では、人生や政治は、不可能なことを夢見ることだと思っている。いつか殿下も疲れて失望し後退する時が来るだろうが、その日ができるだけゆっくりと来ることを心から願っております 」と伝え、立ち去るイ・グムを跪いて丁寧な礼で見送る。
実在した朴文秀も暗行御史として活躍した。詳しくは朴文秀(パク・ムンス)紹介で詳しく解説。パク・ムンスと行動を共にする、チャンダル、アボン、さらにヨハンまで浮浪者に変装して情報収集。

ヨジは変わらずイ・グムを気遣い、イ・グムもヨジを慈しむ。そして民を愛するイ・グムは、ミン・ジノンの言葉をかみしめ、賤民村にまで入り込んで彼らのために実情を聞き取る。
民の暮らしぶりを知るためにお忍びで出かけるイ・グムだが、大ぴらにヨジの手を握るのも目的の一つ?

■豆知識:民から愛された王
王子の時代から政争に巻き込まれた英祖。さまざまな苦難を乗り越えて賢明で、質素、禁欲的な生活を送り、民から愛される王であった。「イ・サン」で描かれる王も、我が子を米びつで死なせはしたが、民に対してはいつも心を配り、自らの死期を悟った43話でも市中に出て民の様子を見守るシーンがあった。ドラマのその後については最終回放送後に「最終回のその後」で紹介。

■キャスト相関図(NHK)
延礽君ことイ・グム役:チョン・イル
茶母ヨジ役:Ara(コ・アラ)
熱血漢パク・ムンス役:クォン・ユル
町のごろつきダルムン/タルムン役:パク・フン
密豊君ことイ・タン役:チョン・ムンソン
ほか

NHK「ヘチ 王座への道」番組サイト
 2021.02.14-08.29 毎・日23:00-24:00 NHK総合
 2019.11.10-2020.05.03 毎・日21:00~22:00 BSプレミアム
作品公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「ヘチ」を2倍楽しむ】


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