窪田正孝「エール」第13週、放送延期前の最終週!久志の歌手デビューはかなうのか?!第12週ネタバレも

2020年06月19日10時38分ドラマ
@NHK

裕一(窪田正孝)は作曲家として順調に過ごしていた!そして幼馴染の久志(山崎育三郎)をデビューさせるべく、尽力する!NHK連続テレビ小説「エール」第12週のネタバレと第13週「スター発掘オーディション!」(6月22日~6月26日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。



6月15日から放送された「エール」第12週はスピンオフ企画。6月15日、16日は音(二階堂ふみ)の亡くなった父親・安隆(光石研)が「あの世であたった宝くじにより一泊二日で現世に舞い戻る」という大胆な話だ。笑って終わるかと思われたが、第56話、57話とも音と安隆、梅(森七菜)と安隆、そして妻・光子(薬師丸ひろ子)と安隆の会話にほろっと心が動かされる話となった。

6月17日は、喫茶「バンブー」の保と恵のなれそめだ。今では喫茶店のマスターで人当りのいい保は、実は、古本屋の店主で人付き合いが悪く、家にこもっている男性だったのだ。恵との出会いをきっかけに代わってゆくのだが、それを後押ししたのは、幼き日の久志(山口太幹)という偶然の出会いがあった。

6月18日、19日は、双浦環(柴咲コウ)のパリでの物語だ。差別されることの多かった日本人が芸術の分野でいかに駆け上がってゆくかが描かれた。古きパリの雰囲気も楽しめる回であった。

6月22日から放送される第13週は、放送延期前の最終週となる。裕一(窪田正孝)はコロンビアレコードでご当地ソングや「大阪タイガース」など球団歌を数多く手がけ、安定した作曲家生活を送っている。そんなコロンビアレコードが新人歌手を発掘するという。裕一は久志(山崎育三郎)を、音は声楽の先生、御手洗先生(古川雄大)を押すが、結果は?

【第12週(2020/6/15-6/16)】「父、帰る」ネタバレあらすじ
音(二階堂ふみ)が小学生の時、出張先の大阪で線路に落ちた子供を助けようとして電車にはねられ突然亡くなった父・安隆(光石研)が、ひょっこり音の前に現れる。一泊二日で地上に帰る権利がもらえるあの世の宝くじに当たって、10年ぶりにこの世に戻ってきたのだ。子供を寝かしつけようとしているときに、突然安隆が現れてびっくりする。最初は不審がるものの、すぐに安隆を感じ、うれしく思う。安隆の姿は二親等までしか見ることができないので、裕一(窪田正孝)には見えない。安隆の大好きな団子を買ってくる音だが、裕一は、その団子を食べようとする。裕一は、見えてはいない安隆に手を合わせ、音との生活のお礼などを言うと、安隆はいいひとと結婚したと音に話す。そして、音の歌声が好きだから、いつか歌手の夢を叶えてほしいといって出て行った。

東京の音の家の訪問に続いて、地上で過ごす二日目は豊橋の関内家にやってくる。馬具職人の岩城(吉原光夫)の仕事ぶりを見て、あらためて感心する安隆。久々に再会した光子(薬師丸ひろ子)から、小説家を目指す壁にぶちあたっている梅(森七菜)の話を聞いた安隆は、梅の前にも現れる。梅は小学生の頃の友達が小説の新人賞を受賞したことを自分の中で消化できないでいた。自分が小説を教えてあげたのに、友達の方が先に世に出たことに納得ができない。そして、そのことを誰にも言えないでいたが、安隆が「どうせお父さんはすぐにここからいなくなる」というと、素直な気持ちを話し始める。そして、安隆自身が岩城の仕事ぶりに嫉妬し、かなわないと思ったので経営に専念したことを話す。その話を聞いて、梅は自分のものの見方が素直ではなかったと思い、これからはまっすぐに表現すると安隆に話す。光子と岩城の再婚を許すという言葉を残してあの世へ戻った安隆だったが、岩城は「安隆と一緒にいる時の光子が好き」と安隆の残したメモに添えた。

【第12週(2020/6/17)】「古本屋の恋」ネタバレあらすじ
喫茶「バンブー」の二人、保(野間口徹)と恵(仲里依紗)の物語。10年ほど前、保は亡き両親の跡をついで、神田で古本屋を営んでいた。人付き合いが苦手、外にも出たがらない保だったが、ある日客として店を訪れた恵と話をしてから、彼女がやって来る木曜日を心待ちにするようになる。お店の常連客、木下(井上順)が連れてきた親戚の子が、実は幼い久志(山口太幹)だった。久志は保に食事に誘うように話す。子供に嘘がつけない保は、恵のことが好きなことを話していたのだった。

しかし、緊張してうまく話せないでいる保は「ご飯に行こう」の言葉がどうしてもでずに「ご、ご、碁をしましょう」と言い出してしまう。その時、恵の左手の薬指に指輪があったことに気が付いたのは久志だけだった。あきらめようとする保に「ここを出ていかなければ運命は変わらない」と久志がけしかけると、保は男性と歩いていた恵にむかって渾身のプロポーズをしたのだった。

【第12週(2020/6/18-6/19)】「環のパリの物語」ネタバレあらすじ
日本人初の世界的なオペラ歌手となる双浦環(柴咲コウ)がまだ駆け出しだったころの物語。環は、スカラ座やオペラ座の舞台に立つことを夢見て、パリに留学に来ていた。ホームパーティーで、画家を目指す今村嗣人(金子ノブアキ)と出会い恋に落ちる。環は歌手を、嗣人は画家を夢見る日々だ。ある日、友人の里子(近衛はな)から日本人が世界的舞台に立てる最大のチャンスのオペラ「蝶々夫人」の話を聞いた環は、呼ばれてもいないのにイタリアのミラノまでオーディションを受けに行った。オーディション会場では欧米人からあからさまな差別を受けるが、なんとか一次試験を突破した。

今村はパリでなかなか認められず焦りを感じていた。自分を気に入ってくれた画商もいたが、その後うまくいかない。

一方で、環は思い切ってミラノまで受けに行った「蝶々夫人」のオーディションをきっかけに、歌手になるチャンスをつかみかけていた。まわりから環について聞かれることが多くなった嗣人は、素直に喜べず複雑な気持ちを抱えるようになる…。そして、ある日、環の人生を変えるオーディション合格のニュースが届いたが、嗣人は素直に喜べない。ついには「愛しているから、歌をやめてくれ」とまで言ってしまう。

しかし、環は歌を選び、ヨーロッパでの公演で好評を得る。嗣人もカフェで個展を開き、評論家からも評価を得た。その絵は、環を描いたものだった。

【第13週(2020/6/22-6/26)】あらすじ
■第61話(月)
コロンブスレコードと契約して5年が過ぎ、裕一(窪田正孝)はご当地ソングや「大阪タイガース」など球団歌を数多く手がけ、安定した作曲家生活を送っていた。ある日、裕一は廿日市(古田新太)から「コロンブス専属新人歌手募集」のオーディション合格者のデビュー曲の作曲を依頼される。裕一は4年前に音楽学校を卒業以来、いまだオペラ歌手としてデビューできていない久志(山崎育三郎)に応募を勧める。

■第62話(火)
久志(山崎育三郎)がなぜ音楽の道に進むことになったのか、そのきっかけについての物語。学校ではクールにふるまっている10歳の久志(山口太幹)だったが、家では父の再婚で新しくやってきた母・玲子(黒川芽以)になじむことができず、葛藤をかかえていた。担任の藤堂先生(森山直太朗)は、ある日クラスの皆で歌っている時に久志の歌の才能に気づいて、学芸会でその歌声を披露することをすすめる。

■第63話(水)
久志(山崎育三郎)は、裕一(窪田正孝)にすすめられた「コロンブス専属新人歌手募集」のオーディションに応募する気満々。トップクラスの成績で音楽学校を卒業したのにもかかわらず、4年たっていまだ歌手としてデビューできていない親友の久志がチャンスをつかむ事ができるように、裕一は作曲そっちのけでおせっかいを焼いていた。そんなある日、音の声楽の先生、御手洗先生(古川雄大)が突然古山家に現れる!

■第64話(木)
「コロンブス専属新人歌手募集」のオーディションに向けて、プリンス久志(山崎育三郎)とスター御手洗(古川雄大)は他のライバルがいることも忘れて、ライバル心を燃やしていた。合格できるのは一人だけ。裕一(窪田正孝)は久志が、音(二階堂ふみ)は御手洗先生が受かることを願っていたが、最終的には二人が悔いのない戦いができるよう精一杯応援しようと考えていた。そして、オーディション当日がやって来る。

■第65話(金)
久志(山崎育三郎)や御手洗先生(古川雄大)がスターを目指して全力で挑戦した「コロンブス専属新人歌手募集」のオーディション。オーディションの翌日、さっそく新聞でオーディションの合格者が発表される。ところが、発表の内容について、コロンブスレコードで久志(山崎育三郎)や御手洗(古川雄大)、そしてイケメン候補者の寅田熊次郎(坪根悠仁)もかかわってひと悶着(もんちゃく)が起きる…。それというのも…。

【作】清水友佳子、嶋田うれ葉、吉田照幸
【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、山崎育三郎、中村蒼、野間口徹、仲里依紗、光石研、薬師丸ひろ子他
【語り】津田健次郎
Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」

「エール」番組公式サイト
 <総合>(月~金)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 土曜は同じ時間帯で1週間の振り返りを放送
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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