嵐・大野智「鍵のかかった部屋 特別編#7」最後の密室事件ゲストは玉木宏・本田翼!原作とあらすじ、予告動画

2020年06月21日20時55分ドラマ
©フジテレビ

フジ月9枠(夜9時~)で特別編として再放送中の嵐・大野智、戸田恵梨香、佐藤浩市出演の「鍵のかかった部屋」明日6月22日は、玉木宏と本田翼をゲストに迎え、2週連続で最後の密室事件に挑む!しかし榎本(大野)が容疑者として連行されてしまい…番組公式サイトで予告動画が公開されている。FODで全話配信中だ。



「鍵のかかった部屋」特別編もいよいよ最後の密室事件に挑む!原作は『硝子のハンマー』(貴志祐介著)(Amazonでチェック)で、幾重にも張り巡らされたセキュリティをかいくぐり、オフィスビル内の最上階で介護サービス会社社長が撲殺された事件の謎を追う。2012年6月18日と25日の2週にわたって放送されたが、特別版でも2週にわたって放送されるようだ。

原作本も2部構成となっている。前半の第1部では被害者である社長が撲殺されるまでをさまざまな人々の視点で描き、榎本径と弁護士の青砥純子があらゆる可能性を模索しながらトリックに辿り着くまでを描く。後半の第2部では、事件の真犯人が犯行を実行するに至った背景と実行模様を犯人の視点で描いていく。原作は『防犯探偵・榎本シリーズ』の第1作となった作品で、元は榎本と純子も今回のみの登場となる予定だっただけに、二人のどこかコミカルで、自分には釣り合わないと言い聞かせながらも純子に惹かれるという榎本の心情も描かれている。榎本が「釣り合わない」と思った理由だが、原作ではどうやら榎本の本職は、「防犯コンサルタント」ではなく泥棒稼業(?)だったため。もっともドラマ版では、原作と違う展開なので、原作を知っている方も密室トリックと同様に最後の最後まで楽しめる。果たして榎本の正体はどう明かされるのか?

玉木宏は純子と芹沢をつけ狙う男と同じボロボロのスニーカーを履いた清掃会社スタッフ・佐藤学役で、本田翼はベイリーフ専務秘書の河村忍役に扮する。

■#7あらすじ
榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)、芹沢豪(佐藤浩市)と共に、芹沢が顧問弁護を務める介護サービス会社「ベイリーフ」にやってくる。同社の社長室や役員室が入る会社最上階のセキュリティー強化を依頼されたのだ。社内を調査した榎本は、社長の穎原昭造(佐々木勝彦)らに必要なシステムを説明、後日、工事が行われることに。ところが数日後、榎本が工事にやってくると、穎原が社長室で死んでいた。連絡を受け、駆けつけた純子と芹沢に、穎原の甥で副社長の穎原雅樹(鈴木一真)は、穎原の死因が頭部打撲による脳出血であること、社長室が密室だったことを明かした。刑事の萬田(丸山智己)は、社長室に唯一、入出可能だったという理由で専務の久永(中丸新将)を警察署に連行。だが、久永が犯行を否認したため、芹沢は榎本に事件の調査を依頼。榎本が検証を続ける間、純子と芹沢も事件について考察を重ねるが、ボロボロのスニーカーを履いた男が2人を付け狙っていた。やがて、何かに気づいた榎本が、雅樹らにその事実について説明を始めたとき、刑事の鴻野(宇梶剛士)が入ってきた。さらに、窓の外には、掃除用のゴンドラに乗った清掃会社スタッフの佐藤学(玉木宏)が現れる。上昇するゴンドラから一瞬見えた学は、あのボロボロのスニーカーを履いていた。榎本と佐藤の視線が交錯、この後、榎本は窮地を迎えることになり…。

「鍵のかかった部屋 特別編」エピソード7は6月22日(月)フジテレビにて夜9時から放送。予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

出演者:大野智、戸田恵梨香、佐藤浩市 他
原作: 貴志祐介「鍵のかかった部屋」「狐火の家」「硝子のハンマー」(角川文庫) 
脚本:相沢友子 他 
演出: 松山博昭、加藤裕将、石井祐介 

フジテレビ「鍵のかかった部屋」番組公式サイト

【2020年春スタートドラマ一覧】【鍵のかかった部屋 関連・各話あらすじ】