堺雅人「半沢直樹2」第8話 幹事長の不正を暴くため大多田常務(香川照之)と手を組めるのか?第7話ネタバレと予告動画

2020年08月31日11時00分ドラマ
@TBS

「半沢直樹2」第8話は、半沢(堺雅人)への怒り心頭の箕部幹事長(柄本明)は、頭取(北大路欣也)を参考人招致へ!銀行の危機を救うべく、頭取を救うべく、半沢は宿敵・大和田常務(香川照之)と手を組むのか?帝国航空の救済は?「半沢直樹2」の第7話が9月6日(日)夜9時からTBSで放送される!第8話予告動画は番組公式サイトで公開中。

急遽、翌週の9月13日(日)に延期となった。これに伴い、9月6日(日)は、『半沢直樹』のキャスト・スタッフが一丸となって、1時間の生放送をお届けする



8月30日に放送された第7話も、ラストでスカッと気分の晴れる展開となった。半沢(堺雅人)に債権放棄を迫る国土交通大臣の白井亜希子(江口のりこ)と、弁護士の乃原正太(筒井道隆)に対して、債権を保有する銀行が一丸となって闘い、債権放棄という政府案を却下したのだ。半沢たちの粘り強い、根回しが銀行と一つにしたのだ。

そして、第7話では、政府系の開発投資銀行の谷川(西田尚美)の演技に注目が集まった。政府系というしばりがあるため、自分たちの考えだけでは融資や債権放棄などを行えない。そんな胸のうちを「私たちは債権放棄なんか拒否すべきなのよ、それぐらい私は分かっている」「私たちは政府に逆らうことなど許されない。どうしてもできないこともあるの」と静かに訴えるシーンや最後に「債権放棄を見送ります」といった際の半沢に向けた控えめなガッツポーズにもネットがもりあがった。

また、半沢に敵対する国土交通大臣の白井を演じる江口のりこの演技については、民主党の蓮舫議員を意識していると当初より話題だったが、8月30日(日)のTBSの「サンデー・ジャポン」に出演した蓮舫の息子の男性グループ「VOYZ BOY」メンバーの村田琳が、家庭の中でも話にあがっているといった。蓮舫自身が「私を意識している」と認めているという。そんな江口の演技だが、第7話では箕部幹事長(柄本明)に激しく叱責されるシーンがあった。柄本のあまりの演技に、江口自身は「芝居でなく、本当に怖かった」と話している。

銀行一丸となって政府の債権放棄という案を蹴ったことによって半沢は箕部から激しい怒りを買う。9月6日に放送される第8話で、その怒りは、頭取(北大路欣也)を参考人招致するという形になって現れる。宿敵である大和田(香川照之)と力を合わせないとそれを阻止することはできない。毎回対立し続けている大和田と手を組めるのか?そして、第8話には、シーズン2で3度目の登場となる金融庁の検査官・黒崎(片岡愛之助)も気になる。部下の古谷役で声優・宮野真守は、第6話で一言発しただけでネットが揺れたことを考えると、第8話も話題沸騰となる回が予想される。

■前回:第7話ネタバレあらすじ
帝国航空の立て直しを進める半沢(堺雅人)。しかし、余剰人員の受け入れ先として東京セントラル証券の森山(賀来賢人)と共に計画を進めていたスカイホープ航空の新規路線の認可が突然、却下されてしまう。金融庁から業務改善命令が発出され、金融庁長官に頭を下げる中野渡頭取(北大路欣也)の姿が一斉に報道されたことにより、東京中央銀行に対する世間の風当たりは益々厳しいものとなっていた。

これらの出来事を裏で動かしていたのは、国土交通大臣の白井亜希子(江口のりこ)だった。本気を出した政府の容赦ない圧力に追いつめられていく。だが、それにしてはタイミングが良すぎる。森山は身体を壊してまで、スカイホープのために走り回っていたのだ。そんな部下の心を組んで、半沢は本気になった。政府に行内の情報を流している裏切り者は、紀本(段田安則)なのかそれとも大和田(香川照之)なのかと半沢は疑う。

そして、債権放棄への回答期限である「タスクフォース合同報告会」の日が刻々と迫る中、半沢は、最後の望みをかけて、開発投資銀行の谷川(西田尚美)の元を訪れる。谷川は、自分の銀行は政府系の銀行であり、政府の意向には逆らえないという。民営化の話はでているものの、民営化されても基本はかわらないと思うともいう。そして、バンカーだった父親お「貸すも親切、貸さぬも親切」という言葉の意味が最近になってわかったという。帝国航空という企業に理由もなく貸しすぎたのだと。

東京中央銀行内では、政府案を飲むのか飲まないのかの最終決断をするように迫られていた。紀本(段田安則)が銀行員生命(自らの進退)をかけて、債権放棄を訴えると、頭取(北大路欣也)は、条件を付けてその案を飲んだ。その条件は、メインバンクである開発投資銀行が債権放棄をするというものだ。半沢たちは、他の銀行を含めて、根回しに回る。実は紀本が政府側に内通していたのだ。

そして、「タスクフォース合同報告会」当日、債権額が少ない銀行から債権放棄についての意見を述べることになった。各銀行は「主力・準主力銀行の決定に従う」と次々と報告してゆく。不機嫌にその意見を聞いていた白井や弁護士の乃原正太(筒井道隆)にむかって、半沢は「債権放棄を拒否」といい、開発投資銀行が同意した場合に限り放棄するという。白井達は政府系の銀行が逆らうはずはないと思っていたが、遅れてやってきた谷川は「債権放棄を見送る」と告げた。当日の閣議で、開発投資銀行の民営化が認められたのだった。閣議は全員一致が原則のため、白井大臣が出席して、もし反対していたら民営化はなかった。事前に箕部幹事長(柄本明)から、「一本の枝葉も見落とすな」という忠告を受けていたにもかかわらず、白井は手を抜いてしまったのだ。箕部に報告し、離党するというが、それは却下された。白井はお飾りの広告塔としてまだ価値があると考えられたのだ。そして、箕部は「二度と逆らうんじゃない」と強く叱責した。

■第8話あらすじ
「タスクフォース合同報告会」で、開発投資銀行と共に債権放棄を断固拒否した半沢(堺雅人)は、花(上戸彩)から智美(井川遥)が元銀行員で、かつて中野渡頭取(北大路欣也)の部下だった過去を聞く。

一方、大和田(香川照之)は「銀行員生命をかける」とまで言った債権放棄の受け入れの提案に失敗した紀本常務(段田安則)をここぞとばかりに追い落としにかかるが、逆に先の合同報告会が原因で中野渡頭取に参考人招致の噂があると突きつけられてしまう。政界のドン・箕部幹事長(柄本明)がついに牙をむいたのだった。紀本は政府とつながり一体何を企んでいるのか?

そんな中、帝国航空の山久(石黒賢)からタスクフォースの再建草案を見せられた半沢は、赤字路線の羽田・伊勢志摩路線が撤退リストから外されていることに気づく。伊勢志摩は、ほかならぬ箕部の選挙地盤であり、建設に尽力した彼の功績を讃え、地元では「箕部空港」とも呼ばれていた。すべてのカギを握っているのは箕部だと確信した半沢は、あらゆる手段で手がかりを探す。 そんな中、黒崎(片岡愛之助)もまた箕部を追っていると知って…。

こうして半沢は、東京中央銀行が抱えるとてつもない“闇”の扉を開くことになるのだった…。

TBS 2020年7月スタート。毎週日曜よる9時放送、日曜劇場「半沢直樹」。原作:池井戸潤『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『半沢直樹3 ロスジェネの逆襲』『半沢直樹4 銀翼のイカロス』。出演:堺雅人、上戸彩、香川照之、北大路欣也、片岡愛之助、及川光博、柄本明、江口のりこ、筒井道隆、賀来賢人ほか。番組公式Twitterアカウントは「@Hanzawa_Naoki」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

TBS 日曜劇場「半沢直樹」番組公式サイト

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