NHK「アンという名の少女」第3回あらすじと見どころ:私は罠にはかからない!
マシューはアンを連れ戻しに駅に向かうが、汽車は出て行った後・・・果たしてアンを連れ戻すことはできるのか?そして、自責の念に駆られるマリラは・・・…NHKBSプレミアムで放送の「アンという名の少女」(全8回)4月17日(月)放送の、第3回のあらすじと見どころを紹介、Youtube「NHKエンタープライズ ファミリー倶楽部」チャンネルにてシーズン1のPR映像が公開中だ。
※2020年NHK総合で放送したときに紹介したあらすじです。
「アンという名の少女」は、カナダの小説家ルーシー・モード・モンゴメリによる小説『赤毛のアン』をカナダCBCとNetflixにより共同製作したテレビドラマシリーズ。全3シーズン制作され、NHKでは1シーズン(全7話)を8回で放送。
※【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などまとめて紹介している。
SNSには、原作をよく知る“アンを知り尽くす”ファンやアニメや絵本で“アン”を知った視聴者からの感動の声が殺到している。
・アンの歯並びが悪いのがリアルだと思った。
・マシュウのゾクゾクする話が原作と同じで笑っちゃうし、マシュウに抱きつくアンを見ると泣いちゃう。
・いかにも子供慣れしてない兄妹が立ち尽くす距離感が絶妙。
・主役がよくて脇もいい、ただのいいドラマ!演技がいいだけで十分なのにビジュアルが全部いい。
・現代的問題がストレートに描かれて傑作すぎるwww
・アニメ版より過去の描写が悲しい泣き顔でもアンは昔見た映画版より原作のイメージに近いかな。
※以下、詳しいあらすじを知りたくない方は、「■みどころ」をご覧になって、「あらすじ」は確認用にどうぞ。
■第3回:私は罠にはかからない
マシューは馬を駆ってアンを迎えに駅に向かうが、汽車は出発した後。知り合いの馬車に乗せてもらって後を追いかけるが、途中で事故に遭ってしまう。その頃、マリラは後悔と、アンとマシューの身を案じて寝込むほど心を痛めていた。
一方、乗換駅のシャーロットタウンで言葉巧みな人さらいから逃れたアンは、どうにかセント・オールバンズ孤児院に着く。だが、トラウマを抱えるアンは足がすくんでどうしても孤児院の門をたたくことができない。外で夜を明かしたアンはお得意の話術で牛乳配達の馬車に乗せてもらって駅に戻る。
傷ついた体で孤児院までたどり着いたマシューだったが、アンが戻っていないと聞き言葉を失う。偶然、アンの消息を知ったマシューは駅でアンを見つける。だが、傷心のアンはマシューを拒絶する。マシューを不審がる男に向かって「その子は私の娘だ」というマシューの言葉を聞き、アンはその胸にすがって泣く。
マシューと共にグリーン・ゲイブルズに戻ったアン。それまで自分の犯した過ちを後悔し涙していたマリラだったが、素直にアンに謝ることができずに素っ気ない態度で二人を迎える。マリラの態度にショックを受けたアンは、彼女が自分を嫌っていると信じ込み、ジェリーやダイアナからマリラが病気になるほどアンを心配していたと聞いても、二度と追い出されないようにとだけ考え、マリラによそよそしい態度で接する。
その後、村のピクニックにマシューたちはアンを連れて参加する。ところが、アンに好印象を持ったバリー家夫婦でさえ、アンが孤児だという理由でアンを色眼鏡で見、子供たちはアンを孤児だとはやし立て、大人たちは孤児を精神病患者扱いまでする。泣きながらその場を逃れたアンをマリラが追いかける。「なぜ連れ戻したのか」と涙で訴えるアンに「あなたが必要だったから」と答えたマリラは、アンを疑い、嘘までつかせたことを心から謝る。
マシューとマリラは改めてアンを家族として迎えることにし、アンはカスバート家の聖書に自らの名を書き記す。
■見どころ
マリラは形見であるアメジストのブローチのためにアンを追い出したが、マシューはアンを連れ戻すために形見の懐中時計を手放す。そんなマシューは孤児院で事情説明する時に「アン」ではなく、「私の娘」という。すでにマシューにとってアンは家族なのだ。駅でのアンの言葉「私には私という家族がいる」。何と寂しい言葉だろう。そんなアンを「私の娘」と呼ぶマシューの優しさに泣かされる。
一方、グリーン・ゲイブルズでは、アンへの罪滅ぼしのつもりなのか、手伝いの少年ジェリーに対していつになく優しく接するマリラ。素直になれないマリラの不器用さもまた愛おしい。そんな不器用なマリラが村人たちの心無い言葉に深く傷ついたアンの心を癒し、自らの過ちをどんな言葉で謝るのか?
アンと出会ったことで兄妹が少しずつ変わり始める。
ところで、孤児院に戻ることを辞めたアンが、牛乳配達のおじさんにどんな想像の話をしたのか?そして、汽車賃を稼ぐためにアンは駅で何をしていたのか?アンの言動から目が離せない。
■キャスト(声のキャスト)
アン・シャーリー:エイミーベス・マクナルティ(上田真紗子)
マリラ・カスバート:ジェラルディン・ジェームズ(一柳みる)
マシュー・カスバート(R・H・トムソン(浦山迅)
ダイアナ・バリー:ダリラ・ベラ(米倉希代子)
ギルバート・ブライス:ルーカス・ジェイド・ズマン(金本涼輔)
レイチェル・リンド:コリーン・コスロ(堀越真己)
ジェリー・ベイナード:エイメリック・ジェット・モンタズ(霧生晃司)
■原作・制作
原題:Anne with an “E”
制作:2017年 カナダ
◇NHK番組サイト
2023年4月3日スタート 月22:00-22:45 NHKBSプレミアム
2020年9月6日-10月25日 日23:00-23:45 NHK総合
◇YouTube「アンという名の少女」予告動画
【シーズン1作品紹介】【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】