初回視聴率17.9%で好発進!「相棒19」右京と冠城は仮想現実世界で何を見つける?第1話ネタバレと第2話予告動画

2020年10月15日10時49分ドラマ
@テレビ朝日

10月14日に右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が帰ってきて、初回視聴率17.9%をたたき出した!第2話は第1話からの後編!仮想現実世界に入り込んで捜査する二人がそこで見つけるものはいったいなに?リアルとバーチャルが交錯する事件の真実は?2020年10月21日(水)よる9時、「相棒season19」第2話を15分拡大で放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



2000年に土曜ワイド劇場の作品として放送を開始して以来、国民的ドラマとなり、再放送でも視聴率を稼ぎだす「相棒」がついに20周年を迎え、10月14日にシーズン19の第一話が放送された。固定ファンも多い「相棒」の視聴率は17.9%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)と貫禄ともいえる好発進だ。

20周年を記念して、水谷豊、反町隆史が異例ともいえるほど番宣にも力を注いだ。14日には水谷、反町がテレビ朝日の情報番組「スーパーJチャンネル」に生出演し、インタビューにもこたえている。また、テレビ朝日の公式YouTubeでは、「相棒」公式プレゼンター・赤ペン瀧川が特命係の部屋に潜入し、水谷、反町の二人を直撃した動画「『相棒』20周年特別配信」も配信されている。

「『相棒』20周年特別配信」では、第1話の見どころを紹介するとともに、お互いに直してほしいところと聞かれ、水谷は「ソリ(反町隆史)は早く寝すぎる」と、反町隆史がたいてい夜9時には寝てしまうことを指摘した。それに対して、反町隆史は「水谷さんは寝なさすぎる」といって、現場に入った時に前日寝ていないとわかると反論した。睡眠が好きな反町と夜更かしが好きな水谷のなごやかな会話などが繰り広げられている。

シーズン15から「相棒」のレギュラーメンバーの「週刊フォトス」記者・風間楓子を務めていた芦名星さんが9月に亡くなった。第1話でもその存在感を存分に見せてくれたが、ラストにはこれまでの数々の思い出場面の映像とともキャスト、スタッフからの追悼メッセージがテロップで流れた。

第1話は、白バイ隊員の出雲麗音(篠原ゆき子)の銃撃事件の犯人と思われる万津幸矢(櫻井圭佑)が壁から転落して死亡してしまったが、その万津がバーチャルな仮想現実世界を楽しんでいたことがわかった。右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)も体験してみると、仮想世界だけで通じる通貨だけでなく、現実世界の品物が円相場の100分の一程度で買えてしまう時があるという。それを聞いた右京たちは、事件の鍵が仮想現実世界にあるのでは?と思い始めていた。10月21日に放送される第2話で、万津の恋人だった静(日南響子)もまた仮想現実世界の住民だったことから、仮想現実世界を作っているIT長者・加西(石丸幹二)の謎に迫る。

■第1話ネタバレあらすじ
閑静な住宅街で、警視庁交通機動隊=白バイ隊員の出雲麗音(篠原ゆき子)が何者かに拳銃で撃たれる。懸命な手術の結果、一命はとりとめたもののバイクで転倒した際に右肘を複雑骨折しており、交通機動隊への復帰は不可能と宣告されてしまう。

そんな麗音のもとへ、特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がやってくる。至近距離から銃撃を受けたとき人の気配はなかったのか、と当時の状況を聞き出そうとする右京たちだったが、麗音はかたくなに口を閉ざす。どうやら交通機動隊の上司から「特命係には話すな」と命じられたようだった。

季節は変わり、秋――麗音が捜査一課に配属されてくる。異例の人事にざわつく捜査一課の伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)ら。同時に「週刊フォトス」に、広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)を中心とした警視庁の女子軍団「KGB(警視庁ガールズボム)」の会合の様子が掲載され、右京らは麗音の捜査一課配属が美彌子の強い働きかけと、警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)の鶴の一声によるものであることを知る。

実は美彌子は人事に対する口利きの代わりに、特命係に麗音の事件の再捜査と容疑者の割り出しをさせる、と衣笠に約束。自分たちになんの相談もなく交渉材料に使われたことに不満を示す右京だったが、さっそく彼女をともない、捜査を開始する。しかし、麗音を捜査一課から追い出したい刑事部長の内村完爾(片桐竜次)や参事官の中園照生(小野了)の指示によって、麗音は処分され、部屋で待機するようになった。

その矢先、ビルの壁面をボルダリングのようによじ登っていた男が、大勢のギャラリーと警察官の面前で転落し、死亡してしまう。組織犯罪対策五課・角田六郎課長(山西惇)の調べで、その男・万津幸矢(櫻井圭佑)が広域指定暴力団『扶桑武蔵桜』の組員相手に「俺が白バイ警官を撃った」とうそぶいていたことがわかる。『扶桑武蔵桜』の組長と内村は実は通じている。そして、組長から、その話が門田課長(山西惇)のもとに降りてくる。話を聞きつけた右京たちは『扶桑武蔵桜』に話を聞きに行く。

さらに幸矢の遺品を整理していた母親の蒔子(松永玲子)は、パソコンの中に「ネオ・ジパング」という謎の“仮想国家”を発見し、幸矢の恋人・朱音静(日南響子)に相談をする。遺影に使う写真を探しているうちに、誤って「ネオ・ジパング」に入国するためのボタンを押下してしまい、国民番号を間違えたためエラーさせてしまったのだ。実は、静は幸矢からあるものを預かっていた。しかし「絶対に開けないで」と言われていたので開けずにいたが、母親は開けてしまった。そこには拳銃が入っていた。

そのころ、幸矢が仮想現実世界「ネオ・ジパング」の国民だったことを聞いた右京と冠城はその創設者であるIT長者・加西(石丸幹二)の元にむかい、その世界を体験していた。そこには、「週刊フォトス」の記者・風間楓子(芦名星)もいた。風間に「ネオ・ジパング」の話をきくと、基本は「ネオ・ジパング」内だけで通じる通貨での取引となるが、年に数回、現実世界の品物が円相場の100分の一程度で買えてしまう時があるという情報を得る。そして、その話をしている時に、麗音から、銃刀法違反で、幸矢の母と恋人の静が捕まったことを知る。押収した拳銃の旋条痕が事件の施錠痕と一致したのだ。静は取り調べに「だまっていれば見つからず処分した」と不敵な笑みを浮かべていた。

■第2話あらすじ
白バイ警官・出雲麗音(篠原ゆき子)が銃撃された事件への関与を疑われていた男の所持品から拳銃が見つかり、被疑者死亡のまま送検されることになった。ただ、男の恋人だった静 (日南響子)の不自然な行動に疑問を持った右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は捜査を続行。彼女もまた、VRの世界に作られた仮想国家『ネオ・ジパング』の“国民”であったことを突き止める。その中にこそ、手掛かりがあると踏んだ2人は、再びVRの世界に入り込み、小さな疑問点を見つける。その発見を、『ネオ・ジパング』の生みの親であるIT長者・加西(石丸幹二)にぶつけるが、のらりくらりとかわされてしまう。しかし、加西がVR内で行っていた、数億円もの大金をプレゼントするという企画に話が及ぶと突然、風向きが変わって…!?

警官銃撃事件の手掛かりは仮想現実の中に?右京と亘は真相を求め、再びVRの世界へ!リアルとバーチャルが複雑に交錯する難事件を特命係は解き明かすことができるのか!?

テレビ朝日10月スタート「相棒 season19」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/山西惇/浅利陽介/芦名星/神保悟志/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「相棒 season19」番組公式サイト
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