杉咲花「おちょやん」第2週「道頓堀、ええとこや~」千代(毎田暖乃)が道頓堀へ奉公に!予告動画と第1週ネタバレあらすじも

2020年12月04日11時20分ドラマ
@NHK

杉咲花主演の「おちょやん」!!第2週「道頓堀、ええとこや~」は、花屋かな世界が広がる道頓堀の芝居小屋へ奉公にだされた千代(毎田暖乃)の賢明な日々が描かれる!仕事を覚えなければ一か月でお払い箱!押し付けられる仕事もこなし、たくましく生きる!ドラマの第2週「道頓堀、ええとこや~」(12月7日~12月11日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



11月30日から放送された第1週は、千代が生まれて、極貧のために奉公に出される9才までが描かれた。日々の生活に困る様子なのに、父親であるテルヲ(トータス松本)が頼りにならない。鶏を売ったお金も酒とばくちに消えてしまう。そんなテルヲを豪快な河内弁で叱咤するのが、千代役の毎田暖乃だ。さすがにオーディションで約500人の中から選ばれただけあり、その演技力に視聴者は感心している。ちなみに、第1話で「親やったら親らしいことを〜、さらせっ!」と父親のテルヲを蹴るのは、毎田暖乃のアドリブだそうだ。トータス松本曰く、「マジで痛かった」とのこと。そして、第5話で、自ら奉公に出ることで弟ヨシオの居場所を作ろうとする健気な演技には思わず涙する視聴者も多数いた。すでにアドリブをこなす毎田暖乃の演技が楽しみだ。千代役は、第2週まで毎田暖乃が担当する。

視聴者の視線を集めたのは、新しい母親となった栗子(宮澤エマ)だ。美人で粋な女性だが、家事は何一つしない。12月1日に放送された第2話では、千代が弟ヨシヲのために持ち帰ったおはぎをペロッと食べてしまう。それを指摘されても悪びれることもない。三味線を弾いて、千代が用意する食事を待つ、千代にとっては天敵ともいえる新しい母親だ。そんな女性なのに、弟のヨシヲは心を許す。ヨシヲは実の母親のことを全く覚えていないのだ。ヨシヲにとっては栗子が初めて見る母親だということに千代は衝撃を受ける。そして、奉公へと旅立ってゆくのだ。

12月7日より放送される第2週では、舞台が賑やかな道頓堀へと移る。幼い千代だが、奉公に出た先の芝居茶屋の女将の岡田シズ(篠原涼子)は容赦ない。一か月でお茶子としての仕事を覚えなければクビだといわれてしまう。幼いころから弟のためにがんばってきたど根性で、仕事を覚えてゆく千代の様子が描かれる。

【第1週(2020/11/30-12/4)ネタバレあらすじ
大正5年。竹井千代(毎田暖乃)は大阪の南河内で貧しい農家の家に生まれた。幼い頃に母を亡くし、飲んだくれの父テルヲ(トータス松本)と弟ヨシヲと三人で暮らしていた。千代は口が達者な元気な女の子だったが、父の留守中は、小さい弟の面倒を見ながら、生活のため、鶏の世話をしなければならず、小学校にも通えずにいた。隣近所の子どもに陰口を叩かれる日々。そんなとき、テルヲが新しい母親、栗子(宮澤エマ)を連れて帰ってきた。「母親」といえば、働き者で子供の面倒もみてくれる優しい人と思い、期待を高まらせる千代だった。学校にも通えると役場に手続きにも行く。

ところが栗子は、テルヲ以上に朝寝坊で、ゴロゴロと寝ているばかり。家事は何もしなかった。挙句に、千代が弟ヨシヲのために学校から持ち帰った大切なおはぎを栗子が横取りする始末だ。これをきっかけに二人は対立を深めていく。その夜、血相を変え、家を飛び出すテルヲの姿が。栗子はどこかへいってしまったのだ。そして、テルヲは幾日も帰ってこない。またもや学校にもいけず、家事と鶏の世話、弟の面倒を見る日々となった。そんなところにひょっこりとテルヲと栗子が帰ってきた。テルヲは千代が栗子にひどいことをいったせいだと千代を責める。

栗子を引き留めるため、一獲千金を狙い、飼っていた鶏・流星丸を売る決断をするテルヲ。そこで、千代を連れ、観賞用の鶏の品評会が開かれるガラス工場の社長の屋敷を訪れる。周りの他の売り手たちが、千代が見たこともない立派な鶏を次々と差し出すものの、鋭い眼光の峰岸社長(佐川満男)は、いっこうに首を縦に振らない。緊張が張り詰める中、ついに千代たちの流星丸の番が巡ってくる。峰岸は流星丸を一目みただけで、買おうとしないが、千代はこんなにいい鳴き声の鶏を手に入れないとは、硝子が曇っているといいだし、母から譲り受けたきれいなビー玉をみせる。すると、峰岸がビー玉を熱心にみて、「サエの娘か?」と千代に尋ねる。千代の母親のサエは、ガラス工場で幼いころ奉公をしていたのだ。その縁で、流星丸を高く買ってもらえた。

鶏を売ることができたテルヲと千代が意気揚々と家に帰ると栗子が独りいるだけで、ヨシヲの姿が見当たらない。翌朝から村中でヨシヲの捜索が始まった。居ても立っても居られない千代は懇願し、大人に混じって一緒に探すことに。どうしてヨシヲは一人でこんな山奥に立ち入ったのか。考え込む千代の目に飛び込んできたのは、崖上に転がるヨシヲの草履だった。ヨシヲを見つけるも、自分も道に迷ってしまった。そして、ヨシヲをおぶって歩いていると、おいしそうなパンの耳を見つけた。二人でむさぼるように食べていると、そこの主人が戻ってきた。二人をみんなが探しているといい、道を教えてくれ無事に帰れた。

子どもを授かった栗子は、千代とヨシヲを奉公に出すことをテルヲに提案する。憤慨する千代は栗子を追い出そうと策略を練るが、栗子を慕う者も居て、心持ちは複雑だ。さらにヨシヲが山奥で迷子になったのが、栗子の体を気遣って薬草を取るためだったことを知りショックを受ける千代だった。居場所の無さを実感しつつも、ヨシヲの幸せを願う心から煮え切らない父テルヲの真意を問い詰めるのだった…。

【第2週(2020/12/7-12/11)あらすじ
■第6話(月)
道頓堀にやってきた竹井千代(毎田暖乃)。目に映るもの全てが、華やかな世界だった。千代の奉公先は、芝居茶屋・岡安。そこを取り仕切る女将の岡田シズ(篠原涼子)から、ひと月の間に「お茶子」と呼ばれる女中の仕事を全て覚えるよう、条件を出される千代。いざ働き出すと、炊事、洗濯、お使いとお茶子として覚えることは山ほどあった。目の回るような忙しさの中で道頓堀を駆け回る千代のお茶子修行の日々が始まったのだった。

■第7話(火)
岡安のお茶子として、ひと月で仕事を覚えなければ、女将のシズ(篠原涼子)に追い出されてしまう…。そんな不安の中で始まった千代(毎田暖乃)のお茶子修行は、失敗の連続。シズの娘で同い年のみつえからは説教を受け、岡安の商売敵・福富の女将の菊(いしのようこ)には門前払い。かめ(楠見薫)を中心とする岡安のお茶子の先輩からは、面倒なことを押しつけられる日々。気がつけば、風呂屋にも間に合わず、一日が終わる…。

■第8話(水)
芝居の街・道頓堀で、一、二の人気を誇る喜劇の天海一座が岡安にやってきた。その一座の子役・天海一平(中須翔真)と出会う千代(毎田暖乃)。一平は、酒飲みで女癖が悪い自分の父・天海の事が大嫌いだと話す。その言葉に親近感を覚える千代。そんなある日、客の弁当を届けに来た千代は、初めて芝居というものを目にする。舞台の上で演じていたのは、高城百合子(井川遙)という女優だった。その姿に、千代の目は釘付けになる…。

■第9話(木)
女優・高城百合子(井川遙)の美しさと情熱的な演技に、魅了された千代(毎田暖乃)は、手に入れた台本で、文字の勉強を少しずつ始める。そんなとき、一平の父、天海が突然、亡くなってしまう。劇場では盛大な葬儀が行われた。鶴亀株式会社の社長、大山鶴蔵(中村鴈治郎)は、一平に二代目を継がせるよう一座の面々に伝える。一方、千代は隣近所だった小林と道頓堀で遭遇。父テルヲ(トータス松本)たち家族の近況を聞かされる…

■第10話(金)
岡安の女将シズ(篠原涼子)から大切な使いを頼まれた千代(毎田暖乃)。途中で一平と出会い帰りが遅くなったことで贔屓(ひいき)の客を怒らせてしまう。お茶子失格となり岡安を翌朝出て行くことに。この時、岡安の誰もが千代の父テルヲ(トータス松本)が夜逃げしてしまい、千代には帰る家が無いことを知らなかった。道頓堀以外、どこにも行く宛の無い千代。ようやく居場所を突き止めたのは、シズの母親のハナ(宮田圭子)だった

【作】八津弘幸
【出演】杉咲花、トータス松本、宮澤エマ、毎田暖乃、篠原涼子、名倉潤、いしのようこ、成田凌、星田英利、中村鴈治郎、井川遥、若村麻由美他
【語り】桂吉弥
【音楽】サキタハヂメ
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

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