杉咲花「おちょやん」第7週「好きになれてよかった」映画の世界に入る千代!しかし、またまた波乱が!また代役?予告動画

2021年01月15日09時00分ドラマ
@NHK

NHK朝ドラ第7週「好きになれてよかった」では、千代(杉咲花)は舞台から映画の大部屋女優の道へ入ってゆく!しかし、右も左もわからないところで失敗だらけ!おまけに監督からは「恋をしろ!」と厳命が!そして、代役が回ってきたNHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」第7週「好きになれてよかった」(1月18日~1月22日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



1月11日から放送された第6週、ついに千代が主役として舞台にたった。清子(映美くらら)の怪我をうけて、セリフをすべて覚えているという理由だけでの抜擢だったが、千鳥(若村麻由美)の厳しい稽古を一晩受けてなんとか舞台を成功させた。そして、鶴亀撮影所に紹介もしてもらう。いままで厳しいことの多かった千代にやっと明るい未来が開けることとなった。

当初は、セリフが一言のネズミ3という役だったが、そのセリフも満足にいえないレベルだ。清子に駄目だしをくらい、なんどもいろいろな表情のネズミ3を演じているのが視聴者の笑いを誘った。

千代を厳しく育てる千鳥役の若村麻由美は、NHK大阪制作の連続テレビ小説「はっさい先生」のヒロイン出身だ。そして、「純と愛」にも出演している。若村曰く「NHK大阪に帰ってくると、なぜかどなりまくる厳しい役です(笑)」といい、「私は無名塾で仲代達矢さんと奥様の宮崎恭子さんに褒めて育てていただいたので、私だったら千鳥の弟子は務まらないと思います(笑)」と話している。

1月18日から放送される第7週「好きになれてよかった」では、ついに活動写真の女優への道を歩み始める。以前は門前払いされた撮影所に入ることができるが、やはりいろいろ躓てしまう。しかし、そこは千代のバイタリティでしっかりと道を開いてゆく。女優としての幅を広げるために、監督からは「恋をしろ」と言われ、助監督の小暮(若葉竜也)と初めてデートをしてみることになった。それを一平(成田凌)が見ているという。千代と一平の今後にどんな影響を与えるのか?

【第6週(2021/1/11-1/15)ネタバレあらすじ】
いつか芝居の稽古をしてもらえると信じ、座員にめっぽう厳しい千鳥(若村麻由美)の世話係をひたむきに続ける千代(杉咲花)。千鳥の課す不条理にも、次第に上手く立ち回れるようになっていく。その一方で、千鳥一座の客入りは日に日に減っていく。そんな折、千鳥は三楽劇場の劇場主から、このまま客の不入りが続くのであれば、半月後には出て行って欲しいと言われてしまうのだった。

崖っぷちにたった千鳥一座。座員の清子(映美くらら)は、一座に客を呼び込むため、子供に人気の芝居『正チャンの冒険』の公演を再び提案する。結果、猛反対する千鳥(若村麻由美)抜きでの上演が決まり、稽古の日々が始まる。千代(杉咲花)もネズミ3という小さい役をもらい、初稽古に励みながら、千鳥の世話係もこなす日々だった。そんな中、図らずも千鳥が女優を志した理由に触れるのだった。千鳥の父親は高名な政治家、母は妾だった。母親は千鳥が小さいころから習い事を山のようにさせていた。それは何かの時に自分を助けてくれるからだと。しかし、嫁いだ先での扱いはひどいものだった。姑も夫も、病気の舅の世話をさせるためだけに千鳥を迎え入れていて、千鳥の母の危篤の際にも帰らせることは許されなかった。ひどい仕打ちに耐えかねて家をでて、女優を目指した千鳥。その話をきいて、千代もまた自分の身の上を思い返していた。

千鳥一座の『正チャンの冒険』上演の本番前日、足を怪我した清子。この最大のピンチに、主役の正ちゃん役を託されたのは千代だった。驚きあきれる千鳥(若村麻由美)は猛反対するが、千代も座員たちも、「楽しみに待つ客や子どもたちを裏切れない」と一歩も引かない。千代もカフェの女給仲間の子供・進太郎たちの顔が浮かび、なんとかやると決意した。そして、最後は千代の正チャン役で上演を決行する一座だったが、いざ稽古に入ると困ったことが起こる。千代の声が客席まで十分に届かないのだった。それは腹式呼吸という声の出し方の基礎をしらないためだ。一人、残って練習していると、千鳥がやってきて、なぎなたを振りながら声をだすように指導を始めた。一晩中、稽古をつけてくれて、本番の朝を迎えた。

『正チャンの冒険』の本番当日。劇場にはたくさんの客と子どもたちが足を運ぶ。その中には、別れた夫が引き取った息子・進太郎と芝居を見る洋子(阿部純子)の姿もあった。千鳥の夜通しのなぎなた稽古のお陰もあり、何とか初舞台を成功させた千代だった。カフェーの店長・宮本からは、舞台成功のお祝いに、あることを許される。一方、人気で延長公演となった千代と座員の姿を見て、険しい顔をする千鳥だった。それは、千代のように経験のない人間でも大きな感動を人に与えられるのなら、自分ももう一度自分の芸をみがこうと思っていたのだ。

そして、突然、山村千鳥一座は解散となる。千鳥は座員全員の行く末を決めていた。千代は千鳥からの紹介で、再び鶴亀撮影所の門前にやってきた。かつて千代が門中に入ろうとすると抵抗し続けた守衛の守屋(渋谷天外)が素直に門を開けてくれて、鶴亀撮影所に初めて足を踏み入れたことに、嬉しさが込み上げる。さらに所内を案内する助監督・小暮(若葉竜也)から、女優と呼ばれ舞い上がる。しかし、その先には、癖の強い片金所長(六角精児)とジ監督による面談が待ち受けていた。緊張する千代だったが、面接はほどなにもせずに採用が決まった。そしてつけられた芸名はバンブーベロニカだったが、千代は本名を使うこととした。

千代は大部屋に向かうが、部屋にいる女優達は誰も千代のことなど見もしない。いじわるな視線を浴びて耐え切れず外に出た千代に助監督が女中役のピンチヒッターをしてくれと言われた。現場に向かうと誰もがだまったまま歩いているだけだ。不自然に思った千代は歩いているだけといわれたにも関わらず余計な動きをしてしまい、女中の役を外されてしまった。

【第7週(2021/1/18-1/22)あらすじ】
■第31話(月)
鶴亀撮影所で、女優の卵として映画の世界に飛び込んだ千代(杉咲花)。癖の強い片金所長(六角精児)と監督の面談にも晴れて合格し、早速助監督の小暮(若葉竜也)に連れられ、初めての撮影現場に臨む。ところが映画の現場を知らない千代の振る舞いが監督を激怒させ、作品から外されてしまう。さらには、先輩の大部屋女優からの容赦の無い嫌がらせの日々。親切なのは小暮のみ。そんなある日、千代は憧れのあの人に偶然再会する…

■第32話(火)
鶴亀撮影所で女優の卵として再スタートを切った千代(杉咲花)だったが、大失敗の連続。千代の唯一の救いは、親切な助監督の小暮(若葉竜也)と撮影所で偶然再会した「太陽の女・カルメン」主演女優・高城百合子(井川遥)の存在だった。カフェーの仲間からの励ましもあり、前を向く千代だったが、先輩の大部屋女優たちから悪い噂を流され、撮影現場から干されてしまう。それでもめげない千代は、撮影所に新しい居場所を見つける…

■第33話(水)
大部屋女優で中心的な存在の弥生のピンチを救ったことで、撮影現場への復帰を果たした千代(杉咲花)。しかし、千代の恋人役の芝居のひどさに監督が激怒。女優を続けるなら、今すぐ恋をしろと忠告を受ける始末。千代は真理(吉川愛)の助言もあり、助監督の小暮(若葉竜也)に恋人のフリを頼むことを思いつく。勇気を出して伝えると、小暮は快諾。デートをする話にも発展するが、その一部始終を何故か一平(成田凌)が見ていた…

■第34話(木)
女優修業のため、助監督の小暮(若葉竜也)に恋人のフリを頼み、初デートをした千代(杉咲花)は、はからずも初めての恋を経験する。動揺を隠せない千代は翌朝、小暮と会うも普段通りに接することができない。しかし小暮の口から思いがけず、撮影所で見かけた一平(成田凌)の近況を知ることになる。一方、混乱を極める「太陽の女・カルメン」の撮影。現場から抜け出した高城百合子(井川遥)と再び、鉢合わせる千代だった…

■第35話(金)
監督と衝突していた高城百合子(井川遥)が、相手役と失踪する事件が起き、撮影所は大混乱に陥る。千代(杉咲花)は恋心を抱く相手・小暮(若葉竜也)が、百合子のことを本気で好きだったことを知り、胸が苦しくなるのだった。そんな折「太陽の女・カルメン」を新キャストで撮り直すことが決まり、千代が大抜擢(てき)される。それは百合子の置き土産だった。千代の役は、他の女性を好きになった夫に捨てられる妻という役柄だった。

【作】八津弘幸
【出演】杉咲花、成田凌、トータス松本、西村和彦、吉川愛、阿部純子、六角精児、若葉竜也、渋谷天外、井川遥、若村麻由美他
【語り】桂吉弥
【音楽】サキタハヂメ
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

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