不時着しても終わらない!黒田福美がユン・セリとリ・ジョンヒョクが魅せた「愛の不時着」エッセイ2/27発売!
俳優・エッセイストとして活躍する一方、芸能界きっての韓国通として知られる黒田福美が、ヒョンビン×ソン・イェジン主演の「愛の不時着」をテーマにしたエッセイ『「不時着」しても終わらない』を2021年2月27日(土)に発売することが分かった!ドラマの予告動画はYoutubeにて公開中だ。
「愛の不時着」は、パラグライディング事故で北朝鮮に不時着してしまった財閥の娘ユン・セリ(ソン・イェジン)と北朝鮮の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の絶対極秘ラブストーリー。
【「愛の不時着」を2倍楽しむ】では、ドラマの詳しいあらすじと見どころ、韓国あるあるトリビアや評判、などまとめて紹介している。
本書は、女優の黒田福美が「愛の不時着」の名場面をとりあげながら、その背景を深掘りしていくエッセイだ。韓国と日本の間を40年近く行き来している黒田さんが、ドラマの台詞や登場人物の行動・しぐさの裏に込められた韓国文化に迫る。韓国ドラマに頻出の、洋服店での試着シーン、年齢や呼称のルール、ストレートな愛の表現…などの意味が明らかに!
■外見は似ているけど、中身はちょっと違うところが魅力
日本人と違って、自分の気持ちを素直にあらわす韓国人は、思いやりや優しさや愛情を、行動やしぐさ、言葉に尽くして表現する。日本人と韓国人、外見はとてもよく似ているけど、メンタルはちょっと違う。そんなちょっとした違いが、自分たちにない魅力として素敵に映るのかもしれない。そんな憧れを生む文化的な違いとは何かを考える。
本書はいわゆるドラマ解説本とはちょっと違う。不時着の沼にはまった人は、違う角度からドラマを眺めることできて新鮮。ドラマは知らなくても、韓国とビジネスでつながっている人にも役立つ1冊だ。
愛の不時着展より【©CultureDepot.】【©STUDIO DRAGON CORP.】
■海兵隊を経験したヒョンビンの覚悟
「愛の不時着」で象徴的に描かれる北朝鮮軍人としてのリ・ジョンヒョクは、寄り添い、支え、守る、新しいタイプのヒーローとしても注目された。
ジョンヒョクを演じたヒョンビンは、28歳のときに、韓国の兵役の中で最も過酷と言われる海兵隊に志願した経験の持ち主。ドラマでの銃の持ち方や振る舞いがリアルだと話題を呼んでいる。
●当時の韓国のニュース(2011年1/14)
韓国人にとっての「38度線」と「兵役」「統一」についての著者の考察も読みごたえある。
愛の不時着展より【©CultureDepot.】
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contents
Part1 私たちはなぜリ・ジョンヒョクに惹かれるのか
Part2 憧れの女性像ユン・セリは自分のことは自分で決める
Part3 韓国独特の「恨」の文化がユン・セリの上昇志向の原動力
Part4 遠くて近い韓国文化と日本文化 違いと魅力
Part5 韓国人女性の“これまで”と“いま”
Part6 越えてはならぬ38度線が強いる「兵役」と「統一」への願い
韓国ドラマあるあるキーワード集
◇Youtube「愛の不時着」予告動画
【作品詳細】【「愛の不時着」を2倍楽しむ】