「カンテク~運命の愛~」第1-2話あらすじと見どころ:親迎の行列が銃撃される!テレビ東京
チン・セヨン×キム・ミンギュで贈る王妃の座をめぐり繰り広げられる韓国宮廷ロマンス時代劇「カンテク~運命の愛~(原題:揀択~女人たちの戦争~)」が、いよいよ明日3月25日(木)よりテレビ東京でスタート!衝撃的事件からスタートする第1話と第2話の詳しいあらすじと見どころを紹介、Youtubeにて予告動画が視聴できる。
「カンテク~運命の愛」は、“王妃”の座を命がけで奪い合う女たちが繰り広げる、宮廷サバイバルロマンス。
【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】には、“揀択(カンテク)”についての詳しい解説や、時代背景、韓国での評判等まとめて紹介している。
※テレビ東京ではオリジナル全16話を22話に編集して放送するために、以下のあらすじや見どころが前後することもあります。また、詳しいあらすじを知りたくない方は、見どころを参考に、あらすじは視聴後の確認用にどうぞ。
ドラマの舞台も登場人物も架空だが、ドラマの中で描かれるエピソードなどは朝鮮末期に近い。ドラマの時代背景や、領議政(宰相)キム・マンチャンと左議政(第一副首相)チョ・フンギョンついては時代背景考で解説している。
■第1話(1話/16話版)
親迎の行列が行われている最中、何者かによって王イ・ギョンと王妃ウンギが銃で撃たれてしまう。情報を商売にしている芙蓉客主の主人ワルは、このことを耳にし仲間でもある巫女ウンボを呼び出す。そこでウンボは、この事件に自分が売った銃売人の情報が関係していることに気付く。わざわざ親迎の行列を狙ったことで、揀択に落ちた領議政(宰相)のキム・マンチャン、左議政(第一副首相)のチョ・フンギョンを疑い、犯行の目的を新王の擁立と睨む。ウンボとワルは情報を売った銃商人に会いに行き、「7尺の長身で銃の扱いになれた男が銃を5丁買った」という証言を得る。銃商人は、銃弾を見ればその時の銃かどうかわかるとも。ウンボは王の遺体から銃弾を見つければ犯人が特定できると考える。
その頃王宮ではチョ・フンギョンが、新王候補として済物浦で暮らすサンイ大君の孫イ・ジェファを大妃に推薦する。田舎暮らしで王の資質(王材)ではないことに渋る大王大妃を、大王大妃が垂簾聴政(代わりに政務を行う)を行えば問題ないと説得する。没落した南人出身の王妃ウンギを選んだ王イ・ギョンを苦々しく思っていたキム・マンチャンも、無能な王はくみしやすいと歓迎する。
義禁府に捕らわれた銃使いが拷問の末、食料欲しさにつられて銃の使い方を習った物乞いたちの犯行だと明かす。
事件の半年前、妃選びの行事である揀択が行われ、初恋の女性に会えることを心待ちにしていた王は、強引に揀択の審査に参加し、ついに初恋のカン・イスの娘を見つけ、3つの質問をし、ウンギへの愛を深める。ウンギの父であるカン・イスは、力のない南人から王妃を迎えても、自分には王を補佐する力も財力もないと、辞退しようとするが、民に寄り添うイスの政治理念を高く評価する王は、共に民のための政治をしてほしいと頼む。
イスは友である大司憲(官吏の不正を監督する)ペク・チャヨンに事の次第を話すが、10年前カン・イスの罷免を奏請した100人の署名(100人疏)をみせられ、ウンギを王妃にすることを諦めるよう説得する。しかし、最終選考の三揀択に残ったのはウンギだった。
想い人を妻にしたキム・ミンギュ扮する王イ・ギョンのニヤニヤが止まらない。そんな王に厳重注意を与えるファン内官を演じるのは「雲が描いた月明り」「100日の郎君様」にも出演したアン・セハ。
古式ゆかしき韓服にいきなり現代的な長銃の襲撃で驚かされる。お妃選びの儀式”揀択(カンテク)”についてはこちらで詳しく解説している。王がウンギにした3つの質問は「覚えているか?」「名前は?」「あの時の娘か?」3つ目の質問をなぜウンギは気にするのか?そして“百人疏”の最後の署名は誰のもの?竜様とは誰のこと?そして“教化書”とは?
※王の婚礼(国婚)親迎の儀についてはこちらで詳しく解説している⇒「カンテク」で見る王の婚礼儀式まとめ
■第2話(1-2話中盤/16話版)
巫女ウンボが崩御した王の弔いの儀式を行っていると、王が奇跡的に目覚め、驚いたウンボはすぐさまその場から逃げる。そんなウンボの姿を目撃したペク・チャヨンは、人を使いウンボを自分の元へ連れてこさせ、父に会わせることを約束する。
その頃、新王候補としてやって来たイ・ジェファは、宮中で崩御したはずの王に遭遇し、驚愕する。重臣達からは健康に不安な王よりも、ジェファに任せた方がいいという意見もあがる。しかし、チョ・フンギョンは奇跡を起こした王にはまだ役割が残されていると、大王大妃に王妃の家族に不浄の罪を問うべきと進言する。翌朝、義禁府に連れていかれる両親を見たウンボは、過去の記憶が戻り幼い頃に生き別れた姉が王妃であることを知る。大王大妃は王妃の遺体を不浄なものとして王宮の外に捨てさせる。ウンボは冷たくなった姉ウンギを胸に抱き、幼い頃のことを思い出す。
10年前。外出禁止になったおてんばな双子の妹ウンボはこっそり父の後をつけるが、はぐれてしまい、世子イ・ギョンと出会った。イ・ギョンは物乞いの子を逃がしたり、老女に親切にするウンボに興味を持ち親しくなる。そんな二人の近くで、カン・イスとペク・チャヨンたち南人の同志が、新しい世づくりのための集会をしており、官軍によって捕われる。ケガしたイ・ギョンのために薬を買いに行くウンボに飾りを渡す。ウンボが行った後、迎えに来たファン内官と宮殿に戻るイ・ギョン。だが、官軍を指揮するチョ・フンギョンは、その場に世子がいたことに気づいたのだった。
姉ウンギの遺体を埋葬したウンボは、姉を死に追いやった犯人を捕らえることを決心する。一方、殺害された王妃一家を罪人とすることで混乱を収めようとする大王大妃に抗議するも聞き入れられない。そんな中、捕えた親迎の行列の犯人が獄中で毒殺されてしまう。
揀択直後に王妃の暗殺、昏睡状態(眠る)の王が気配で起きてヒロインを組み伏す…この展開、史劇ファンなら「太陽を抱く月」の8話を思い出すのでは?少女ウンボと少年イ・ギョンが追手から逃げるシーンは「イ・サン」の2話を思い出す。そんな少女ウンボがイ・ギョンの名前を書こうとする回想シーンで、世子イ・ギョンが「難しい漢字」を手を取って教えてやる。ギョンと言う字は“烱”。実在の王の本名も難解な漢字を使うことが多い。その理由については「不滅の恋人」16話■豆知識:王族の名前で解説している。また、少年イ・ギョンが出会っていたのは妹ウンボだった。これが第1話でウンギが3つ目の質問を気にした理由だ。少女ウンギとウンボを二役で演じたのは「100日の郎君様」で世子嬪役のハン・ソヒの、「梨泰院クラス」でキム・ダミの少女時代を演じたチェ・ミョンビン。少年イ・ギョンは「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」で燕山君の少年時代を演じたパク・ミンス。
■キャスト
カン・ウンボ/ウンギ役:チン・セヨン
イ・ギョン役:キム・ミンギュ
イ・ジェファ役:ト・サンウ
チョ・ヨンジ役:イ・ヨルム
ワル役:イ・シオン
キム・ソンイ役:イ・ファギョム
◇テレビ東京「カンテク」番組公式サイト
2021.03.25スタート 月~金08:15-09:11 地上波初放送
◇Youtube「カンテク」予告動画
【作品詳細】【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】