【最終回ネタバレ】視聴率15.3%!水谷豊×反町隆史「相棒19」殺し屋を雇って石丸幹二を殺したのは内閣官房長官!

2021年03月18日10時05分ドラマ
@テレビ朝日

右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が活躍する「相棒season19」最終回・第20話は、またしても政治家が自分に都合悪くなった相手・加西(石丸幹二)を殺させるという展開だった!殺し屋に見えない殺し屋が総勢8人を同時に殺す!右京たちも想像しなかった出張シェフの手口に驚き!最終回の視聴率は15.3%で好フィニッシュ!最新話見逃し配信は公式サイトにて、全話はTELASAで配信中だ。



2020年10月14日から放送された「相棒season19」も3月17日に放送された第20話で完結した。安定した人気で、視聴率は、初回から17.9%、16.4%、16.3%、14.9%、13.8%、14.1%、12.3%、12.7%、13.9%、12.8%、16.1%、14.1%、14.7%、15.2%、14.8%、15.5%、15.1%、15.5%、15.3%とコンスタントに高く、最終回は15.3%で締めくくった(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)。

シーズン17で「花の里」の女将・月本幸子(鈴木杏樹)が去った後を家庭料理店「こてまり」の女将・小出茉梨(森口瑤子)が埋め、捜査帰りの右京(水谷豊)、冠城亘(反町隆史)を和ませる場所を作った。そして、「相棒season19」の第1話で白バイ隊として勤務中に銃で撃たれるという衝撃的な登場をしたのが、出雲麗音(篠原ゆき子)だ。のちに、捜査一課に配属され、伊丹刑事(川原和久)、芹沢刑事(山中崇史)と行動を共にするようになるが、特命係を信頼しているということでなにかあれば特命に顔を出し、新しい風を吹かせた。そして、シーズン19では、サイバー対策課の青木年男(浅利陽介)が毎話登場し、亘に毒づきながらも右京にうまく使われていた。実力だけはピカイチなので、毎回、多大な活躍で特命係を助けた。サイバー関連の事件が多い現代、次シーズンでも必ずその存在が必要となる。

そして、「相棒season19」の第1話、第2話、第19話、最終回・第20話と4話連続の話が、3月18日の放送で「一応」ラストを迎えた。「一応」というのは、実行犯である出張シェフも殺し屋へ依頼したと思われる黒幕の内閣官房長官・鶴田(相島一之)も加担した内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)も捕まっていないのだ。「相棒」シリーズが終わるとは思えないので、この続きは次シーズンかSPで決着がつくと思われる。

■最終回:第20話ネタバレあらすじ
加西(石丸幹二)が殺し屋に狙われているという情報をめぐり、内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)から協力を持ち掛けられた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)。内調でも“加西不逮捕”の件を調査していたというが、右京はさらに上の権力者から、指示があったのではないかと疑う。

いっぽう、加西の気まぐれで殺されかけた麗音(篠原ゆき子)は、鑓鞍(柄本明)が衣笠副総監(杉本哲太)に加西の警護を要請した件も含めて、美彌子(仲間由紀恵)に不満をぶつけていた。同じ頃、麗音銃撃事件は単独犯で、加西は関係ないと供述を翻した静(日南響子)が、加西からの金銭授受に蒔子(松永玲子)を利用している疑惑が浮上した。しかし、当の蒔子は、黙秘の構えを見せていた。

そんな中、内調を動かしているのは、官房長官の鶴田(相島一之)とにらんだ右京と亘は、鶴田から事情を聞く。すると、加西は政界に深く食い込んでいて、特に鑓鞍とは昵懇の関係にあると証言する。

加西は警察にきて、警護は不要だという。衣笠警視総監(杉本哲太)は恥をかかされたと不満をぶつけるが、加西は警察ににらまれていては自由に行動できないと自前で7人のボディガードを雇うことにした。

蒔子は殺し屋のことは話したのに、静が受領した金の話になると黙秘していたが、右京と亘が説得して、通帳を見せてもらう。その明細を見て、右京は「約束手形」が普通郵便で送られてきたのではないかと蒔子に聞くと、「どうしてわかるのか」と驚く。蒔子は約束手形が発行人が不渡りを出すと、裏書きした自分がその手形の決済をする必要があることを知らずに手形で受け取っていた。右京は加西は金に糸目はつけないのでそんなことはしないと思ったが、間に入った弁護士が6億の金を奪うために不渡りを出すのではと、証拠を探しに行く。すると、女弁護士・中郷都々子のDNAが普通郵便の切手の裏から検出された。弁護士事務所の所長も右京の追跡に観念した。

そこへ、加西が一酸化炭素中毒で殺されたという連絡が入った。ボディガード7人を含めて、部屋で餅をやいていたのだ。当然、事故ではなく殺し屋がいると思われた。それは出張して料理をするシェフだ。内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之)御用達のクックロータリーの出張料理人・藤原久美子(松本海希)なら食事をしている8人に餅を焼かせることができる。その際、換気を止めたのだろうと思われた。

内調の庸子が右京達に提供した犯人と思われる「ゴミ箱から金を回収する男」はただの浮浪者だった。実際は庸子がやっていたのだ。そして、蒔子が頼んだ殺し屋は庸子で、本当の殺し屋への依頼を庸子がしていた。右京達は庸子の後ろに黒幕がいると思っているが、庸子は自供せず、自分だけの判断だという。実際は、鶴田の指示だった。加西を逮捕させなかったのは、加西を消すためだったのだ。あまりにも政府に入り込みすぎた加西を消した。

右京はそんな鶴田に「必ずあなたの悪事を暴きます」と宣戦布告する。帰っていった右京と亘を見てから、鶴田は誰かに電話して「特命係の二人、消したいねぇ。警視庁からはなくて…」と思わせぶりなセリフを吐いた。

テレビ朝日10月スタート「相棒 season19」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/山西惇/浅利陽介/篠原ゆき子/神保悟志/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「相棒 season19」番組公式サイト
TELASA 「相棒 season19」配信サイト

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