「カンテク~運命の愛~」第5-6話あらすじと見どころ:ウンボ、偽りの揀択参戦へ!テレビ東京

2021年03月30日09時05分 
(2023年04月20日03時12分 更新)
ドラマ
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チン・セヨン×キム・ミンギュで贈る王妃の座をめぐり繰り広げられる韓国宮廷ロマンス時代劇「カンテク~運命の愛~(原題:揀択~女人たちの戦争~)」(全22話版)、テレビ東京で地上波初放送中の明日3月31日(水)第5話と第6話の詳しいあらすじと見どころを紹介、Youtubeにて予告動画が視聴できる。本作はDVDも好評発売中で、GYAO!でも無料配信中だ。

「カンテク~運命の愛」は、“王妃”の座を命がけで奪い合う女たちが繰り広げる、宮廷サバイバルロマンス。



【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】には、“揀択(カンテク)”についての詳しい解説や、時代背景、韓国での評判等まとめて紹介している。
※テレビ東京ではオリジナル全16話を22話に編集して放送するために、以下のあらすじや見どころが前後することもあります。また、詳しいあらすじを知りたくない方は、見どころを参考に、あらすじは視聴後の確認用にどうぞ。

■第5話(4話/16話版)
新たに揀択を行うことになった宮中。そこで、ペク・チャヨンは揀択に参加しろとウンボに指示を与える。官婢になった母の姿を見たウンボは、自分の家族を奪った者への復讐を心に誓い、京畿監司ホン・ギホの娘ヨンの名を借り、揀択に参加することを決意する。

そんな中、王は死んだ王妃と同じ顔をした女性が揀択に現れる夢を見る。芙蓉客主(ウンボ)との約束の日。ウンボは王に、銃使いがキム家の管理する山尺(猟師)だと教えるが、王は腑に落ちない様子。また男と聞いていた客主が女で顔を隠していることも不審に思う。王宮に戻っても黒幕はキム・マンチャンではないと思っていた王は、混乱していた。

一方、ペク・チャヨンは都巫女に犯人捜しをするために揀択に送りこむウンボの後押しを頼む。ウンボが王妃の双子だと聞いた都巫女はチャヨンと手を組み、大王大妃に王妃が蘇生したとウソの報告をする。そして前回の揀擇に不満を持つものが犯人だろうからと、その王妃を使って犯人をおびき寄せる案を進言する。

夜、ウンボがウンギになりすまして大王大妃に会う。すでに家門は破滅されており、もう一度王妃になるには揀択しかない。王妃になってすべてを奪った犯人を探し出すので力を貸してほしいと願い出る。帰路、どうしても王が姉を殺したと思えないウンボに、チャヨンはカン・イスを処刑したのは間違いなく王だと告げ、その理由が、民が主になる世を理想とした「開化の論」の本を書いたためだと教える。

ついに揀択への参加受付が始まり、処女単子による書類審査が行われ、ウンボを含む15人が“初揀択”に臨むことになり、ウンボには行儀作法の師と侍女ヨウルが付く。

その頃住む場所のないワルはイ・ジェファの屋敷へ。行商人(褓負商=ポブサン)出身なのでタダでは動かないというジェファだが、ワルがウンボをちらつかせたことで態度を一変。そしてワルの段取りでウンボと会うことが叶ったジェファは、池に浮かぶ楼閣へウンボを誘う。ところが酒に酔った大司憲キム・ホンシクが、ジェファに悪態をつき、足を引っ掛けて池に落とすウンボ。ジェファはウンボに不遇だった身の上や父親から虐待をうけていたことを打ち明け、ウンボの言葉に慰められ勇気をもらう。ウンボも揀択参加への決心がつき、ホン・ヨンと名乗る。一方、王は山尺を管理するキム・マンチャンに探りを入れる。

ウンボとワルとの関係が愉快だ。王イ・ギョンを演じるキム・ミンギュ。初めての時代劇で少々セリフはぎこちないところもあるが、ハン武官相手に殺陣や銃を撃つ姿は見栄えする。また入浴シーンでは細マッチョも。一方、ウンギになりすまして大王大妃に会うウンボ。幼いころから肝の据わっているウンボが大王大妃の目を見て話すことを指摘され、どう答えるのか?ウンボのこうした機転がこの後の揀択でも何度も見ることができる。処女単子は、揀択へ参加するのは両班の娘たちの個人情報を記した書面。見合いの釣書のようなもので、これで書類審査が行われる。詳しくは【韓流コラム】“揀択(カンテク)”で。ウンボ役のチン・セヨンは「不滅の恋人」では花嫁修業を抜け出したが、今回は目的があるだけに抜け出すわけにはいかない。さあ、いよいよホン・ヨンとして揀択に参加するウンボ。ウンボをはじめ、参加者たちのパステルカラーの美しい韓服に注目しよう。
褓負商とは組織で活動する行商人のこと。詳しくは「仮面の王 イ・ソン」第5話「■豆知識」で解説している。




■第6話(4話/16話版)
入宮の知らせを受け取ったウンボは、徽慶齋という候補者の宿所に入ることになる。左議政チョ・フンギョンの娘ヨンジは、ウンボを見るなり驚きのあまり腰を抜かし、その際につかんだことで領議政キム・マンチャンの姪ソンイのチマ(スカート)を破いてしまう。一方、ペク・チャヨンの下男がウンボに本を届ける。表紙は『小学』だが、中は実父カン・イスが書いた『開花之論』。チマを破られたことに腹を立てたソンイは、ヨンジの入宮時に着る大事な衣をわざと破る。高飛車な態度を取るソンイに、一族似た者同士ねと嫌味を言うウンボ。ウンボの提案で引き裂かれたチマは心優しい仲間たちが刺繍をしてうまく繕う。

その頃王イ・ギョンは、敵情を探るために不意打ちで狩場に出かける。驚きながらも歓待する領議政キム・マンチャンは、自慢の猟師たちの銃の腕前を披露させる。見覚えのある左利きでこめかみに傷のある猟師を見つける。猟が始まる中、ハン武官が左利きの猟師を生け捕りにしようとするが、もみ合ううちに崖から転落した猟師は瀕死の重症を負い意識不明となってしまう。

その夜、ペク・チャヨンはイ・ジェファと本拠地で密会。送りこんだカン・イスの娘がウンボだと知らないジェファは、ウンボが首尾よく役目を果たすことを願うが…。

夢で見たウンギと同じ顔の京畿監司の娘が実際に揀択に参加していることを知った王は、急いで揀択の場に出向き顔を確かめ、「生きていたのか」とウンボを抱きしめる。大妃はウンボをもののけ呼ばわりして気を失う。初揀択は明日に延期となり、王に呼び出されたウンボは大王大妃との約束通りホ・ヨンだと名乗る。王はウンボが王妃ウンギだと信じながらも、どこかが違うと感じハン武官に彼女を守り監視するよう命じる。一方、ウンボはチャヨンに会って顛末を説明し、父の書いた『開化の論』の思想に従い、王に復讐するが、まずは姉を殺害した犯人捜しを先行すると告げる。

いよいよ初揀択の審査が始まる。課題は、観相=人相、心想=気立て、行狀=行動の3つ。まず審査の前に口に紅を塗ったかどうかの審査をする。紅を塗ったものは原点となる。そんな中、項(うなじ)に傷のある男が芙蓉客主の正体を探る。

ヨンジのチマに刺繍をするのは、ウンボ、ふくよかなイェシル、刺繍が得意のダニョン。ヨンジを含めて4人が親しくなる。生け捕りには失敗したが、猟師の一人が行方不明になってもさほど心配しなかったことで、王は、見立て通りにマンチャンが黒幕ではないと確信する。さあ、愛しいウンギと同じ顔をしたホ・ヨン(大王大妃の前ではウンギになりすましたウンボ)を見た王の反応は?なぜ大王大妃はウンボに素性明かすなと命じたのか?それにしてもウンボを呼び出して確かめようと「退く出ない」と命令する王が切ない。

■キャスト
カン・ウンボ/ウンギ役:チン・セヨン
 ※ホン・ヨンに成りすます
イ・ギョン役:キム・ミンギュ
イ・ジェファ役:ト・サンウ
チョ・ヨンジ役:イ・ヨルム
ワル役:イ・シオン
キム・ソンイ役:イ・ファギョム

テレビ東京「カンテク」番組公式サイト
 2021.03.25スタート 月~金08:15-09:11 地上波初放送
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 2021.03.25(木) 9:30〜4.30(金) 9:29 月〜金各1話更新
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kandoratop【作品詳細】【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】