「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」第19-最終回(20話)あらすじと見どころ:想定外の謀反の結末!BSフジ

2022年04月27日08時30分ドラマ
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韓国王宮ロマンティックラブコメディ「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」(全20話・字幕)がBSフジにて再放送、4月28日・29日第19話と第20話(最終回)のあらすじと見どころを紹介、日本版予告動画は作品公式サイトで視聴できる。

※6月17日からは、ソ・イングク×ナム・ジヒョン主演で贈る記憶喪失のイケメン御曹司とド田舎出身の純朴女子の同居から始まる、密着度120%のドキドキ☆新生活ラブコメディ「ショッピング王ルイ」を放送する。



「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」は男子禁制の寡婦村を舞台に描かれるロマンティック時代劇。【「ノクドゥ伝」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころやメイキング映像、時代背景や人物紹介、寡婦などまとめているので視聴の参考にどうぞ。

■キャスト
チョン・ノクドゥ役:チャン・ドンユン
トン・ドンジュ役:キム・ソヒョン
チャ・ユルム役:カン・テオ/5urprise
王・光海君役:チョン・ジュノ
ノクドゥの父=チョン・ユンジョ役:イ・スンジョン
ノクドゥの師匠=ファン将軍役:イ・ムンシク
大提学ホ・ユン役:キム・テウ
チョン行首役:ユン・ユソン
 ほか

■第19話
ファンテは父ユンジョを見つけるが、王宮から逃げようと言われ、ノクドゥを匿ったために日陰の身を歩いてきたことへの不満を爆発させる。ユルム(綾陽君)の元へ戻るというファンテは、身分回復の代償がノクドゥだと涙を流して打ち明ける。その時、兵がファンテに斬りかかり、庇ったユンジョが斬られる。人目につかない場所に動かし、必ず戻ってくるから耐えてほしいと、何食わぬ顔でユルムの護衛ダノたちに合流する。

一方、ノクドゥの身を案じて王宮へ駆けつけたドンジュは、弓を引こうとするユルムの前に立ちはだかる。ドンジュを傷つけまいと逸らした矢がノクドゥの腕を掠る。ノクドゥを必死に守ろうとするその姿に、ユルムの憎しみはますます深まり、涙をためて「そなたが心を寄せてくれたら」というが、「私は若様が怖くて嫌い。その一方で不憫です。こんなことはやめてください」とドンジュ。それでも「必ず王になってそなたを娶る。心などなくても抜け殻でも構わない。奴は決してそなたを得られない。なぜなら私が奴の命を奪うから」と告げ、ドンジュを自分の居所に軟禁させる。

その後、ノクドゥたちが便殿に逃げ込んだと報告を受けたユルムは、袋のネズミだと喜び、兵を集めて総攻撃を指示する。そして戻ってきたファンテに、便殿で弟ノクドゥの最期を見届けるよう告げる。

総攻撃をかけられ、劣勢に見えたノクドゥだったがムウォル団の加勢で、一気に形勢を逆転させる。兵を弓で逃げ出したドジュンも参戦。驚いたノクドゥはドンジュを安全な場所に連れて行き、危険だと叱る。だがドンジュは「戦場でも火の中でも飛び込む。あなたなしでは生きられない」と告白。「やっとわかったか。俺も同じだ」とキスして立ち去る。

戦場に戻ったノクドゥは、ダノと熾烈な戦いを繰り広げる。膝をついたノクドゥの背中に矢を射ようとするユルムの腕を、ファンテが隠し持っていた短刀で斬って止める。ユルムへのスクの攻撃を見たダノは、ユルムを守ってスクと戦い、ノクドゥの加勢を得たスクはダノを斬る。ダノを抱き抱えて嗚咽するユルムに、チョン行首の復讐の剣を振り下ろそうとしたとき、崖から転落して死んだはずの光海君が現れる。光海君は、「そなたの義挙に水を差したようだ」と言い、謀反を図ったユルムではなくノクドゥの首に刀を突きつける。実は大妃が謀反の張本人がノクドゥだと光海君に吹き込んだのだ。

「予言ごときで捨てたのかと聞いたな?そうだ」という光海君は、「占い通り、そなたは王座を狙った。 勝手に余を亡き者にしてな。なぜ正体を隠して信用させた。心の中を吐かせたのだ。お前を殺そうとした余を憎いだろう」とノクドゥに向かって叫ぶ。「はい、憎んでおります」と涙で応えるノクドゥの言葉を聞いたユルムは、立ち上がって「謀反を止められずに…」とノクドゥを謀反の張本人にしようとする。その言葉をファンテが遮り、「ノクドゥが謀反を止めようとしました」と証言するが、光海君は聞き入れない。「謀反を阻止しました。お傍にいる間幸せでした。と言えば信じてくれますか?私が逆心を抱いたと確信されているのは?信じていた者に逆心を抱かれて悲しいですか。とお望み通りの答えを言いましょうか?“はい、この手で王座を奪うと決めておりました”満足ですか?」というノクドゥ。よろめきながらも罪人を捕らえろと命じる光海君を、ユルムは支える。兵たちがノクドゥに迫ったとき、ドンジュが官軍の兵を弓で射る。その隙にノクドゥを支えていたファンテがノクドゥをドンジュの元へ。ドンジュと共に王妃に王が帰還したことを告げて一緒に逃げようというノクドゥに、王妃は、「この国の王妃として、いくら夫が非常な君主でも、私までされば、王はあの者たちに殺されてしまう」と言い、ノクドゥを抱きしめ「そなたは誰よりも大事な我が子。それだけを胸に刻んで遠くで自由に生きるのだ。いずれ必ず会いに行く。だから必ず生き延びて」と約束して秘密の門からノクドゥたちを逃がす。

ファン将軍はユンジョやファンテ、エンドゥを烈女団に託して先に苦し、ノクドゥたちを捜しに行く。

「あのバカがどれほど逃げても私を追ってくるからだ」と、ノクドゥをおびき寄せる囮(おとり)だと認めながら流す涙にファンテの後悔が見える。ムウォル団、久々の登場。ムウォル団の加勢で優勢に立つも、悲しそうな表情のノクドゥ。ノクドゥとダレの1対1の対決が見ごたえ満点。そんなダレのユルムへの忠心がすごい。激しいアクションの多い今話だが、光海君とノクドゥ、お互い目に涙をためて対峙するシーンにヒリヒリ痺れる。一方、ノクドゥを逃がすために素手で剣を握って命がけで光海君に立ち向かう王妃を見た、ユルムのしらけた様子にユルムの残忍さが見て取れる。



ノクドゥ■第20話(最終回)
深手を負ったノクドゥはドンジュとともに身を潜め、意識を失いそうになりつつも愛を伝える。捜しに来てくれたファン将軍にノクドゥを託したドンジュは、追ってきたユルムの前に1人で姿を現し、ノクドゥは死んだと王に伝えてくれれば、ユルムのそばに一生いると約束する。

その後、ユルムは身代わりの死体を用意して、光海君にノクドゥが死んだと偽りの報告をする。帰宅したユルムは、軟禁しているドンジュにパッピンス(かき氷)を持っていき、ドンジュの頬を撫でて、「いつまででも待つから、心をよせてくれ」と頼むと弱音を吐く。うつろな目で「偽りの約束はできますが、誰かに心を寄せることは努力ではできないことをよくご存じですね」と冷たく言い放つドンジュ。一方宮殿では偽の死体を運ぶ兵を止め、その顔を確認した王妃は、それがノクドゥでないことにほっとする。

寡婦村で暗闇を怖がるドンジュのためにろうそくの火を灯してくれたノクドゥを思い出し、すすり泣きするドンジュ。その時、ろうそくに火を灯してニヤリを笑うノクドゥを見つけたドンジュは、「生きていたのね」と抱きつき、うれし涙を流す。遅くなったと謝るノクドゥはそのままドンジュを連れ去る。一足違いでそれに気づいたユルムだったが追うことをしなかった。

ドンジュを連れ戻ったノクドゥは、家族やファン将軍、烈女団らと共に島で暮らし始める。ムウォル団は相変わらず寡婦を助けており、ノクドゥも女装してお手伝いしながらも、ドンジュとはラブラブムード。一方、ポンニョを追ってヨン・グンも島で暮らしており、どうやらファンテもムウォル団の中に気になるメンバーがいるようで、島は穏やかで愛にあふれていた。

ついにノクドゥとドンジュの婚礼の日。美しく着飾ったドンジュに見とれるノクドゥだが、肝心な式は突風に邪魔されさんざん。そんな中でもみんなは笑顔で幸せいっぱい。ドンジュと二人になったノクドゥは、突風でぶち壊しになった婚礼の儀を悔しがるが、ドンジュはヒナギクで指輪を二つ作り二人きりの挙式。「一緒に過ごす日々はいつも穏やかだとは限らない。 今日のように風が吹く日もあれば、泣きたくなる日もあるはず。 でもあなたとなら…喜んで耐え抜くわ」と誓ってノクドゥの指に指輪をはめその手にキスする。ノクドゥもにドンジュに指輪をはめてやり、腰に手をまわして誓いのキスをする。そして、母である王妃宛の手紙で二人が婚姻したことを伝える。

9年後、ユルムは再び謀反を起こす。それを予期していた光海君に、「なぜ私を生かしていたのですか?」と尋ねる。「そなたが死ねば、また我が子を捜し殺そうとしただろう」と答える光海君に、自分の本当の誕生日が、王の息子と同じ11月19日である事実を明かし、予言通りに王になり、光海君も予言通り、王としては死ねないと伝える。光海君は、全てを受け入れるが、王妃だけは人知れず助けてほしいと頼む。立ち去るユルムに、「王座はこの上なく孤独だ」と教える。ユルムは孤独な王座に座りニヤリとする。

翌朝、養父ユンジョからユルムが謀反を起こし、成功して王座に就いたと聞くノクドゥ。泣いてもいいというユンジョに「どう思うべきかわからない」と複雑な心境を吐露する。ノクドゥを抱きしめ、「私も同じだ」と一筋の涙を落とすユンジョ。

数日後、ノクドゥと船を待つドンジュは緊張気味。「気に入ってくれるかどうか…」そんなドンジュに「君を嫌うわけないだろう。僕の命の恩人なんだから。僕と一緒に幸せに暮らしたい、僕を待っていると。その言葉が僕を何度も救ったんだ」と告白し、ドンジュは「これからもあなたと一緒に末永く幸せに暮らす。 だから、辛いときは私の懐で泣いて、嬉しい時は私と一緒に笑おう」と笑みを浮かべ二人は指きり。そして王妃だった母の船を幸せな気持ちで待つ。

ドンジュを軟禁したユルム。ノクドの潜入に驚いたものの、「偽りの約束はできますが…」の言葉で、どうやっても彼女の心は得られないと観念したのだろうか。ドンジュへの未練は断ち切った者の、王位に就き第16代・仁祖となった彼が、自分の末路をこの時は知らない。仁祖についてはこちらで詳しく解説している。
最終回では久々にノクドゥの美女装もみられる。花のカチューシャをつけまるでウェディングドレスのようなドンジュの花嫁姿が愛らしいが、9年後、髪も伸びて妻らしく髪を結った姿も美しい。


※最終回考
最終回:一番幸せだったのは…“初夜”!?挙式メイキング動画
最終回のその後:15代王・仁祖の末路は?カン・テオの豹変ぶりが話題に

BSフジ「ノクドゥ伝」番組公式サイト
 2022年3月24日-4月29日 月~金8:00-9:00 再放送
 2021年5月20日-6月16日 月~金10:00-10:57
公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「ノクドゥ伝」を2倍楽しむ】