朝青龍が現役引退表明、会見動画配信中-日テレNEWS24
大相撲の横綱・朝青龍関が4日、現役引退を表明した。同日午後4時過ぎに開かれた記者会見の動画が、日テレNEWS24に配信されている。
朝青龍関は会見で、「みなさんに迷惑をかけ、責任を取って引退をしました」と述べた。会見に先立ち、師匠の高砂親方は日本相撲協会に朝青龍関の引退届を提出、受理された。
朝青龍関はこの日、1月の初場所開催中に発生した、酒に酔って知人に暴行したとされる問題をめぐり、協会の理事会から事情聴取を受けた。この問題をめぐって高砂親方は当初、「暴行した相手は、朝青龍の個人マネジャーだった」などと説明していたものの、のちに事実関係に食い違いがあることが明らかになるなど、朝青龍関側の態度のあいまいさが問われていた。
会見中、朝青龍関は記者からの質問に答えながらも、言葉が詰まる場面が多く見られた。
朝青龍関は、初場所で史上単独3位となる25回目の優勝を果たしたばかりだった。横綱が不祥事をきっかけに現役引退した例では、1949年に負傷休場中に野球観戦をしていたことが発覚した前田山、1987年に親方を殴ったとして廃業した双羽黒などの例がある。
現役引退を表明した横綱・朝青龍関が会見 日テレNEWS24