テレビ東京「100日の郎君様」(全20話)第13-14話あらすじと見どころ:ホンシムの夫として生きる決心をするウォンドク
テレビ東京で地上波放送の「100日の郎君様」(全20話)は、EXO-D.O.こと俳優ド・ギョンスが初の時代劇に挑戦した大ヒット!10月15日(金)からの第13話~第14話のあらすじと見どころを紹介、Youtubeにて2分半の予告動画が公開中だ。
※オリジナル版(全16話版)を参考に紹介しているので、あらすじや見どころが前後することもあることをご理解ください。
「100日の郎君様」は、記憶を失った世子の100日間の愛を描く前代未聞の世子失踪事件を背景にしたミステリーロマンス・フィクション時代劇。タイトルの“郎君様”は“旦那様”という意味。
【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】では、韓国での評判やドラマの時代背景とモデル、豆知識や各話(ネタバレあり/なし)あらすじ、見どころ、メイキング、ファンに向けた除隊の挨拶などまとめて紹介している。
■キャスト
イ・ユル役/ウォンドゥク役:ド・ギョンス(EXO-D.O)
ユン・イソ役/ホンシム役:ナム・ジヒョン
チョン・ジェユン役:キム・ソンホ(キム・ソノ)
世子嬪キム・ソへ役:ハン・ソヒ
ほか
■第13話
世子イ・ユルが生きていると知ったキム・チャオンはソンジュヒョン村へ馬を走らせる。王はこの機にチャオンを暗殺しようと刺客を送るが、逃げられてしまい、チャオンが行方不明の間に、現王妃との息子ソウォン大君を王位継承者にするよう命を下す。
胸に矢を受け傷を負いながらも老臣チャオンが強すぎる。これまで弱腰だった王が深夜に重臣たちを集め、実に堂々と世子冊封を言い渡すが、内心はチャオンが戻ってきたらという恐怖心で戦々恐々としている。
一方、ホンシムの夫として生きる決心をしたウォンドゥクは過去の記憶を思い出すことを止め、ホンシムの兄が迎えに来たら、一緒に村を離れる決心を固める。互いの気持ちを確かめ手を繋いで歩く2人に、見知らぬ老女が「南に逃げろ」と声をかけ、「幼いころから一人の女性を想い続ける郎君を大切にしろ」と言う。そして想い人がホンシムだというものの、今すぐ逃げないと、ウォンドゥクが血の滴る恐ろしい剣を握り、それをホンシムに向けると、不吉なことをいう。2人は取り合わずにその場を離れるが、ウォンドゥクは老婆の不吉な言葉が気になって仕方がない。
ホンシムのそばにいたいから過去を封印したウォンドゥクだが、借金までした買った家財道具も持っていくつもり。果たしてホンシムはそれを許してくれるのか?手をつないで歩く2人の姿がかわいい。
2人の決心を知った養父ヨン氏は大喜びで、ぞんざいな言葉遣いを注意し、「お義父様」と呼ばせる。晴れて本当の夫婦になれた2人だったが、ウォンドゥクはホンシムのためにも、彼女の兄に許可をもらうまでは一緒の部屋で寝ないと固く誓う。
文武両道の完璧な兄が夫の命を狙う刺客だとは、夢にも思わないホンシムの兄自慢に胸が痛む。相変わらず命令口調だが義父ヨン氏に対しては語尾に“~ヨ(요)”をつけて丁寧に話すウォンドゥクの表情が傑作だ。家事も手伝い、ステキな旦那様になったウォンドゥクだが、女心だけはわからないようだ。ホンシムも相変わらず恋にオクテ。二人が心身ともに夫婦になれるのはいつの日か?
人の顔を見分けることができないチョン・ジェユンだが、ウォンドゥクの声と筆跡が世子イ・ユルのものにそっくりなことに気づく。確認しようとウォンドゥクに会いに行くが、漢字が書けないとごまかされてしまう。
ジェユンが訪ねてきたことで、パク・ソンド邸で矢の的になった一件が、ウォンドゥク自身が提案したことだと、ホンシムの誤解が解けた。そんなホンシムをじっと見つめるジェユンのアツい視線からホンシムを隠すウォンドゥク。記憶のないウォンドゥク/世子と人の顔の識別ができないジェユン/臣下。部屋で向き合う2人は互いに腹の探り合いをする。
王宮では、世子嬪のお腹の子を差し置いて世子になる気のないソウォン大君が、世子冊封の命を取り下げてほしいと父王に頼むが、世子嬪の産んだ子が世子になれば、やがて王の義父としてチャオンが朝鮮のわがものにしてしまう。何としてもそれを阻止したいという父の願いを聞いて世子の命を受ける決心をする。一方、焦る世子嬪ソヘは、兄スジからボミが死亡して、ヒョギがムヨンを連れて姿を消したと聞き、冊封式までに私兵を総動員してでも、父チャオンを探すようスジに指示する。そしてソヘは王にソウォンの世子冊封を撤回してほしいと涙で訴える。
ムヨンを連れ出したヒョギの手の血は?ときおり腹の痛みを訴えるソヘ。胎児は大丈夫なのか?
ホンシムとウォンドゥクは、村を離れる準備をする。大事な花箪笥(たんす)を高利貸しのマチルに買い取らせ、マチルは国に役立つことをする人相だとおだてて、今後は高利貸しの仕事をするなと言う。帰り道、二人の前に妓生エウォルが現れ、ウォンドゥクに仕事の依頼をする。一方、ジェユンはホンシムに書店に案内してもらってウォンドゥクが筆写した本を手に入れる。自分たちが村を離れた後のことを心配するホンシムは、ジェユンに大義をなすためだとしても、村の人を苦しめないでほしいと頼む。エウォルと落ち合ったジェユンは、ウォンドゥクの似顔絵を描いてもらう。その後、チャオンが行方不明になり、ソウォン大君が世子に冊封されると聞き、都へ向かう。
ウォンドゥクは人の心を動かす能力に秀でているようだ。おまけに商売上手の妻ホンシムの影響か、マチルからはちゃっかり人相料1両をせしめる商才も備えた。頼もしい郎君様にメロメロのホンシム。そんなホンシムが妓生エウォルに猛烈焼きもちを焼く。それを余裕で楽しむウォンドゥク。意外と女心を熟知しているのかも?
■第14話
少年モックと一緒に奇術を見物するウォンドォクたちだったが、ホンシムが奇術に参加することになり…。祭りの晩、ウォンドゥクが花火に見とれている隙にホンシムが姿を消してしまう。慌てて捜す彼の周りを黒ずくめの男たちが取り囲む。急に目の前に現れたキム・チャオンから、自分が世子イ・ユルだと知らされる。人違いと言い張るウォンドゥクだが、ユルが記憶を失っているのを利用し、思いのままに事を進めようと、世子嬪に子が宿っていると明かし、臣下として跪く。一方、ホンシムは何者かに連れ去られ、現場を目撃したチョン・ジェユンが密かに追跡する。
自分が世子だと知り、まん丸い目をさらに丸くするD.O.に注目。何としても娘が身ごもった子を王位継承者にしたいチャオンはなりふり構わず、自ら暗殺を命じた世子にかしずいて王宮に連れ戻す作戦。
ウォンドゥクは、急に目の前に現れたキム・チャオンから、自分が世子イ・ユルだと知らされる。人違いと言い張るウォンドゥクだが、ユルが記憶を失っているのを利用し、思いのままに事を進めようと、世子嬪に子が宿っていると明かし、臣下として跪く。一方、ホンシムは何者かに連れ去られ、現場を目撃したチョン・ジェユンが密かに追跡する。
自分が世子だと知り、まん丸い目をさらに丸くするD.O.に注目。何としても娘が身ごもった子を王位継承者にしたいチャオンはなりふり構わず、自ら暗殺を命じた世子にかしずいて王宮に連れ戻す作戦。
王宮では新たな王位継承者(世子)を定める式の最中に突然、行方不明のチャオンが、亡くなったはずの世子イ・ユルを連れて現れ、人々は驚く。葬儀までした世子が現れたことに驚く王はすぐに冊封式を中止し、これを聞いて驚く王妃と世子嬪ソヘ。チャオンは世子に仕えていた者を全て排除し、世子嬪の子が世子の子だと教えたうえ、刺客を送ったのは王妃で、ソウォン大君を世子にするために暗殺を謀り、尋問をしようとしたが王に止められたと、王宮内に味方はチャオンだけだと吹き込んでいた。そのうえで、冊封式を止めなければ、ソウォン大君が世子になれば、世子嬪もお腹の子の命もない。だから記憶を失ったことを誰にも明かさず、その100日間は忘れるようにと告げる。そして世子嬪には記憶が戻るまでの間に、世子の心を掴めと指示する。
自分たちに都合の良い嘘をウォンドクに教えたために、ウォンドクは違和感を覚えながらも、チャオンの言うとおりにする。
朝鮮時代王や世子が着用する龍の刺繍のある衣装を龍袍(용포:ヨンポ)という。冊封式での王の礼装については、朝鮮王朝豆知識の「◆王室の祭服・婚礼服」で詳しく解説。
そのころ、ホンシムは兄ムヨンから、ウォンドゥクが実は父の仇チャオンの婿で世子だと聞かされショックを受ける。村ではホンシム一家が荷物を残して姿を消したと騒ぎになるが、権力者パク・ソンドからウォンドォクが軍役から逃亡した大逆罪人で、ホンシムたちを探すなと厳命される。ショックのヨン氏にジェユンは、ホンシムが兄と一緒におり、ウォンドォクは世子だと明かす。
ウォンドゥクが世子と聞き放心状態のホンシム。「今度はお前が忘れる番だ…」ムヨンの言葉に、大粒の涙を流し、どこに向けていいのかわからない怒りの演技をナム・ジヒョンがさすがの演技力で熱演している。
王妃一派が、世子死亡の葬儀を取り仕切ったチャオンを死に値する重罪を犯したと追及するが、世子が、記憶を失った自分を見つけて宮殿に連れ帰ったと擁護する。
チャオンから嘘を吹き込まれた世子は、記憶を失くす前以上に、父王を見つめる目が厳しい。
世子の記憶が戻るのを恐れる世子嬪ソヘは、二人が政略結婚のために不仲だったから寂しかったと話す。世子は、ソヘに済まなく思って我が子のために優しくしようとする。その頃、ホンシムはウォンドゥクからもらった花の靴を胸に抱いてただ泣くしかできないでいた。
一度は捨てた靴を泣きながら探すホンシムの胸の痛みをGUMYが歌う「消して」がさらに悲しくする(OST視聴PV解禁)。世子嬪が世子に言った気持ちは本心かもしれない。美しく世子嬪を演じたハン・ソヒは新作「マイネーム: 偽りと復讐」で復讐を胸に秘めて警察に潜入する女性をアクションたっぷりに演じている。
◇テレビ東京「100日の郎君様」ページ
2021年9月29日スタート 月-金8:15-9:11
◇Youtube「100日の郎君様」予告動画
【作品詳細】【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】