パク・ヒョンシク（ZE:A)×ハン・ヒョジュ出演の新作ドラマ「ハピネス」（全12話）が、韓国tvNにて金土ドラマとして11月5日からスタートする。

「ハピネス」は近未来の都市を舞台に、新型感染症によって封鎖されたマンションに暮らす住人たちの恐怖や生存の為の死闘、社会階級ごとの差別や対立などを描いた都市スリラーだ。

韓国での初放送に先駆けて、出演者による台本リーディングの様子が公開されている。



主演を務める「華麗なる遺産」「トンイー同伊ー」のハン・ヒョジュは夢の新築マンションに入居するやいなや封鎖に巻き込まれてしまった警察特攻隊の女性戦術特攻隊員ユン・セボムを演じるが、キャラクターについて「複雜な世界を気楽に生きようがモットーで、考えより身体が先に動く行動派だが、たまに見せる無謀さが愛らしく魅力的なキャラクターだ。台本を読んだ時にこのキャラクターに出会えたのが運命にように感じた」と答えた。


男性アイドルグループZE：Aのメインボーカルで「花郎〈ファラン〉」
「力の強い女ト・ボンスン」にも出演のパク・ヒョンシクは除隊後の復帰作という事もあり、ファンへの挨拶も兼ねて、今回演じる刑事チョン・イヒョンについて「正義感が強く、純粋だが時に愚直で男性らしさも見せるキャラクターだ」と語った。


「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」「ミスター・サンシャイン」でも個性的なキャラクターを演じたチョ・ウジンは自身が演じるハン・テソクについて「感染についてキーを握っていて、秘密裏に事態の原因を把握して感染拡大防止の作戦を遂行している心の内が分からない人物だ」と語った。

途中、パク・ヒョンシクの印象をきかれたハン・ヒョジュは「彼が演じるイヒョンは役の上では私にとって家そのもののようなキャラクターだ。実際の現場では人当たりがよく、初対面からとても気軽に話しかけてくれて、こちらも気が楽になった。これからも楽しく撮影ができそうだ」と称賛し、これに対してパク・ヒョンシクは「ハン・ヒョンジュ演じるセボムはイヒョンにとって救世主だ」と語った後、残念ながらまだ明かす事のできない内容を口にしてピー音処理されてしまったが、「素晴らしいケミを期待して欲しい」と自信満々に答えた。台本リーディングでも和気藹々とした雰囲気が伝わってくる。

本作はマンションを舞台にしていて、登場する人物も多い。今回の台本リーディングでは物語で大きな役割を果たす住民たちが一堂に会した大掛かりなものになった。感染症拡大防止の為、マスク着用での読み合わせとなったが、その中には「愛の不時着」のパク・ヒョンスや、「ホテル・デルーナ〜月明かりの恋人〜」のペ・ヘソン、「悪霊狩猟団：カウンターズ」のイ・ジュシルなど大物俳優の姿も。

彼らのセリフから、閉鎖されたマンションでの緊迫した空気や、お金に関わる争い、分譲と賃貸住民の格差などドラマの軸となる要素が伝わる。

映像のところどころに挿入される主演3人のインタビューからは俳優同士の息もぴったりである事がうかがえる。

「皆呼吸が合っていて、どういう映像になるのか鮮明に描く事ができ期待できる作品だ」（パク・ヒョンシク）
「とても面白く、私だけもっと頑張ればうまくいく、もっと頑張らねば。期待して欲しい」（ハン・ヒョジュ）
「多様な登場人物の心情を追いかけるだけでも十分に楽しめるドラマだと思う」（チョ・ウジン）

パク・ヒョンシクはアイドル出身らしく、小指を立てて約束のポーズでファンへの視聴を呼びかけ、最後は3人で「期待して視聴して欲しい」と声を揃えた。

人が人を襲う新型感染症の為に封鎖されたマンションの内部で巻き起こるさまざまな住民同士の駆け引きや死闘を描いた「ハピネス」は11月5日から12月11日まで毎週金曜日・土曜日の22時40分からtvNで放送される。


■スタッフ
演出：アン・ギルホ
脚本：ハン・サンウン
原題：해피니스

■キャスト
ユン・セボム役：ハン・ヒョジュ
チャン・イヒョン役：パク・ヒョンシク
ハン・テソク役：チョ・ウジン
オ・ヨンオク役：ペ・ヘソン
クク・ヘソン役：パク・ヒョンス
キム・ジョングク役：イ・ジュニョク
イ・ジス役：パク・ジュヒ
パク・ミンジ役：ペク・ジュヒ
キム・セフン役：ハン・ジュヌ
ナ・ヒョンギョン役：パク・ヒボン
ジ・ムンヒ役：イ・ジハ



■配信予定
配信開始：2021年11月5日
放送曜日、時間：毎週金曜・土曜日22時40分から放送
放送時間：70分

◇番組公式サイト
◇予告動画（Youtube）