NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」2人目ヒロイン、深津絵里登場!「るい編」へ突入!第7週ネタバレと第8週予告動画

2021年12月17日08時58分ドラマ
@NHK

ヒロインは、安子(上白石萌音)からるい(深津絵里)へ!自立心旺盛なるいが大阪の町で輝く!NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第8週「1951-1962」(12月20日~12月24日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母・母・娘、3世代ヒロインに小さな奇跡がおとずれるオリジナルストーリー「カムカムエヴリバディ」、12月13日から第7週が放送された。第7週は、クリスマスの日からスタート。



クリスマスに帰ってきたのは安子(上白石萌音)の兄・算太(濱田岳)だ。クリスマスに「サンタ」がやってきて、安子はほっとする。安子から祖父母、両親ともに亡くなったことを聞き、自分を見失ってしまった算太をそっと抱きしめたのは、稔の母・美都里(YOU)だった。今まで、美都里は安子に辛くあたる演技ばかりが目立ったが、第7週にきてやっと母らしい優しい顔になった。ところが、そんな美都里はなくなってしまった。濱田岳とYOUは、テレビ東京の「じゃない方の彼女」では実の親子を演じていて、NHKとテレビ東京のドラマの偶然に注目が集まった。

そして、安子の平穏な日々がつづくかと思われたが、次の試練は、雉真家に残るためには、勇(村上虹郎)と結婚するしかなくなってきたことだ。戦後、長男が戦死した場合、弟と結婚する女性はかなりの数いたという。「家」単位での考えが強いこともあるし、戦後、まだまだ女性だけで子供を育てる経済力が持てないことも大きい。ドラマでは勇(村上虹郎)は幼いころから安子を思っているので、勇にしてみれば、念願の結婚なのだが、安子は受け入れられない。12月20日から放送される第8週では、勇との結婚を断った安子は苦渋の決断を迫られる。るいと家を出たいと思うが、雉真家からるいを出すことは千吉(段田安則)が許さない。今まで、るいの成長を願って生きてきた安子が出す「るいの幸せ」のための決断とは?

100年のドラマを描く「カムカムエヴリバディ」はその展開が早いことも評判となっているが、第8週からは、るい編がスタートする。週の半ばで、ヒロインが安子からるいに代わる。るいを演じるのは深津絵里だ。18歳のヒロインを演じる。ヒロインの配役については、深津絵里だけは、プロデューサーの指名で決まったという。朝ドラにどんな風を吹かせるのか?

12月17日のあさイチのゲストに上白石萌音が登場し、相手役だった松村北斗(SixTONES)がビデオ出演した。二人がともに「印象的なシーン」としてあげたのは、戦死した稔が生きていれば、るいと安子と3人で幸せな家庭を築けていたと想像するシーンだという。安子編は第8週半ばで終了となる。

【第7週(2021/12/13-12/17)ネタバレあらすじ
クリスマスの日、雉真家に算太(濱田岳)がやってきた。兄の無事の帰りを安子(上白石萌音)は涙をこらえ喜んだ。そして、算太が戦争に行っている間に起きた出来事、その全てを打ち明けた。金太(甲本雅裕)小しず(西田尚美)、杵太郎(大和田伸也)、ひさ(鷲尾真知子)が亡くなったこと、そして稔(松村北斗)と結婚したこと、娘を産んだこと、稔の戦死も。両親と和解しないまま二度と会えなくなったことを受け止めきれない算太は自暴自棄な態度をとってしまう。それを優しく受け止めたのは姑の美都里(YOU)だった。「生きてるだけで親孝行だ」という言葉をかけてもらい、算太は思いのたけをぶちまけた。

そうして当面は算太も雉真家で暮らすこととなった。安子が作った、たちばなの味を引き継いだおはぎを食べた算太は、たちばなの再建の気持ちを固めた。

その頃、雉真繊維では、勇(村上虹郎)の提案で野球部を作る話が上がっていた。当初は千吉(段田安則)をはじめとした周囲の反対があったが、次第に野球のチームワークが社内の空気を変えはじめ、売上げにも変化が起きていた。少しずつではあるが、業績が上向き始めたのだ。千吉はやっと跡とりとして成長したことを喜ぶが、美都里は元から優秀だったと告げる。そして、クリスマスを前に美都里は息を引き取った。

そしてある日、再び安子の前にロバート(村雨辰剛)が現れた。岡山にいた進駐軍はすでに引き払う準備に入っていた。ロバートももう岡山を去ることが決まっていた。そして、安子にこれからも英語の勉強を続けるように勧める。

1951(昭和26)年。るい(古川凜)は7歳になり、小学校入学の準備を始める。るいが入学する私立小学校の制服は、雉真繊維が製造することに決まっていた。経営状況も順調で、勇はすっかり頼もしい跡取りと成長し、また安子も、たちばなを立て直す決心をした算太とともに行商に出向く日々だった。それぞれが順調に進み始めたかに思えたやさき…千吉が勇を呼びだし結婚を考えるように言う。勇は誰かとの見合いかと思っていたが、千吉が勧める相手は安子だった。それを廊下で聞いていた雪衣(岡田結実)はじっと何かに耐えていた。雪衣は勇のことを思っている。そして、勇が安子を思っていることも分かっている。雪衣は自分の気持ちはかなわないと思いつつ、その気持ちを算太にぶつけてしまった。算太も安子も雉真家の財産を狙っていると思われるから家をでるべきだという。しかし、それを聞いてしまった勇は激しく雪衣を怒った。

1951(昭和26)年2月。5年間続いたカムカム英語の歴史は幕を閉じた。戦後の日本を照らしたこの放送は、安子とるいの人生にとってもかけがえのない時間となった。心の支えを失ったかに感じていた安子のもとに、英語教室を始めるロバートから英語のテキスト作りを手伝って欲しいとの誘いの話が舞い込も。ロバートと共に、週一回英語のテキスト作りを始めた。カムカム英語の終了で途切れたかに思えた英語の道はこうして続いていった。ロバートとの会話は、安子にとって今まで以上に新鮮な驚きの連続を与える。

一方、雪衣は勇への思いを断ち切れぬまま、これまで通り接する日々を送っている。そんな雪衣の複雑な思いを知る算太は、チャップリンの真似をして雪衣をなぐさめた。安子を思う勇は進駐軍との野球の親善大会の翌日、安子にプロポーズをした。



【第8週(2021/12/20-12/24)あらすじ
■第36話(月)
勇(村上虹郎)に気持ちを伝えられた安子(上白石萌音)は、すぐにはその返事ができずにいた。兄の算太(濱田岳)と一緒に生まれ育った「たちばな」のような和菓子屋さんを作ろうと、おはぎを売りながら少しずつお金をためてきた安子。るいとの幸せな未来を願いながら悩んでいたある日、英語の教材作りのためにロバート(村雨辰剛)と一緒にいたところを勇に目撃されてしまった…

■第37話(火)
雉真家を出るという決意を固めた安子(上白石萌音)だったが、千吉(段田安則)は安子が出ることは受け入れたものの、るいを連れていくことは許さない。「るいの額の傷を治すには莫(ばく)大な金がかかり、それは雉真繊維の力が無ければ不可能。雉真の子として育てられるのがるいにとって一番幸せなことなのだ」という千吉の言葉に反論できなかった安子。そんなある日、算太(濱田岳)が失踪したという知らせが入り…

■第38話(水)
安子(上白石萌音)は、失踪した算太(濱田岳)を探して大阪の街を何日も歩き回り続けたが、消息はつかめない。安子は疲労困憊(ぱい)し、雨の中に倒れこんでしまった。目を覚ますと、そばにいたのはロバート(村雨辰剛)だった。その日がるいの入学式だと気が付いた安子は、岡山の家に電話をかけてるいの様子を確かめようとするが、るいがいなくなったと聞き…

■第49話(木)
成長したるい(深津絵里)は、雉真家を出て一人で生活を始めたいと岡山を離れることに。向かったのは大都会・大阪。見たこともないほど華やかな建物や街の人々の様子を見て、胸をときめかせるるいだったが、道でぶつかりそうになった自転車をよけたところ、仕事の面接のためにせっかく新調したワンピースを汚してしまう。責任を感じた自転車の持ち主・竹村平助(村田雄浩)は、経営するクリーニング店にるいを連れていき…

■第40話(金)
仕事の面接がうまくいかなかったるい(深津絵里)は、荷物を預かってくれたクリーニング店に戻り、事情を話した。話を聞いてくれた店主の竹村平助(村田雄浩)と妻の和子(濱田マリ)の提案にのって、るいは店に住み込みで働くことになった。和子からクリーニングの仕事を一つ一つ丁寧に教えてもらうるい。ある日、店番を任されたのだが、そこにちょっと変わったお客さん(オダギリジョー)が訪れた…

【脚本】藤本有紀
【出演】上白石萌音,深津絵里、村上虹郎,濱田岳,段田安則,村雨辰剛,村田雄浩,濱田マリ,オダギリジョー 他
【語り】城田優
公式Twitterアカウント「@ asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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