新垣結衣の活躍に称賛の声!「鎌倉殿の13人」第5話、謎の武将役で中村獅童登場!第4話ネタバレあらすじ

2022年01月31日10時21分ドラマ
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勢いづく源頼朝(大泉洋)と北条家。頼朝討伐に燃える“爺っさま”伊東祐親(浅野和之)が動き出す!NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)2月6日(日)放送の第5話「兄との約束」あらすじ、前回第4話「矢のゆくえ」のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信。



りく(宮沢りえ)のイカサマ御籤で挙兵の日が決まった1月30日放送の第4話では、兵が集まらず義時(小栗旬)が奔走する中、頼朝が源氏の棟梁のプライドを捨て、巧みな話術で周囲の豪族たちを懐柔していった。初戦の相手は目代山木兼隆(木原勝利)と後見人の堤信遠(吉見一豊)。頼りにしていた山内首藤経俊(山口馬木也)に加勢を断られ、挙兵を躊躇する頼朝の背中を押したのは元妻、八重(新垣結衣)が放った白い布が巻かれた一本の矢だった。

新垣結衣演じる八重は、父・伊東祐親に挙兵を知らせ、頼朝を流罪にすることで政子から引き離すことを企んだ。いじらしい女心をこじらせ、父に告げ口をする浅はかさを見せる八重だが、頼朝の命が危ないとわかると、頼朝だけにしかわからない方法、矢文で川向うから出陣を知らせた。Twitterでは八重の凛とした勇ましさに称賛の声が集まり「今回のMVPは八重さん!」「八重さん強肩!」など視聴者が盛り上がりを見せた。

そして2 月6日放送の第5話では、初戦を勝利で飾った頼朝が、坂東での政を取り仕切ることを宣言。しかし、今度は大庭景親(國村準)と伊東祐親が頼朝を討つため出陣する。以前、八重の子供、千鶴丸を殺す残忍さを見せる祐親。身内にも容赦しない祐親が何を仕掛けるか気になるところだ。「平家をぶっ潰すぜ!」と宣言していた北条宗時の号令で火ぶたが切って落とされた源平合戦だが、“坂東武者の世を作る”と願う北条家の運命は?そして大庭の味方で頼朝を追い詰める謎の武将役で中村獅童が登場!

■物語のスタートダッシュを担う北条宗時
源頼朝に仕えた北条義時が二代執権を握り、権力の頂点に登り詰める様を描く「鎌倉殿の13人」。序盤は北条家のアットホームな様子が見どころとなっている。その中でもムードメーカーとなっているのが、片岡愛之助演じる北条宗時だ。現在、番組ホームページでは片岡愛之助のインタビューが公開されているが、それによると当時20歳前後の宗時を演じるにあたり、片岡は脚本を担当する三谷から「あまり年齢のことは気にしないで下さい。物語のスタートダッシュをお任せします。」という言葉をかけられたと語っている。

確かに第1話を思い返せば宗時が頼朝を北条家にかくまったことで物語が動き出した。さらに、思いは熱いは一人前だが実務は全て弟の義時に任せることで、逆に義時が頼朝の右腕として信頼を得る図も皮肉ながら面白い展開を見せている。また第4話では、初陣を前に緊張する義時に「案ずるな。俺も怖い。」と弟を安心させる一幕も。何かと北条家に困った案件を持ち込みがちな宗時だが、どこか憎めないキャラに仕上がっているのも“ラブリン”の愛称で親しまれた片岡愛之助の成せる技なのか。来週の第5話では「北条が坂東武者の頂点に立つ」ことを願う宗時。源平合戦の幕開けと共に熱い男の運命を見守りたい。

■前回(第4話)ネタバレあらすじ
頼朝は、挙兵の日を8月17日に挙兵することを決めた。この日は三島明神の祭りがあり敵の警護も薄くなる。狙うは目代・山木兼隆、目代後見役の堤信遠。2人を討った後に頼朝ゆかりの地である鎌倉に根城を築く算段を立てた。しかし、実のところ挙兵に賛同する豪族が少なく、予想より兵が集まっていなかった。負け戦ができない頼朝にも焦りが見え、宗時と義時は兵集めに出発することになった。

そんな中、各所を回っていた義時は八重に呼び止められる。頼朝が挙兵するのかと聞かれ、初めはとぼける義時だったが、頼朝を心配する八重に戦がはじまることを漏らしてしまう。義時が北条館に戻ると、土肥実平(阿南健治)が訪ねてきていた。領土が取られることを心配する土肥は頼朝を信じて良いのか半信半疑だった。領地の安堵と頼朝の信頼。周囲の豪族を味方につけるためにはこの2つが必要だと感じた義時は、頼朝に歩み寄って欲しいと願い出た。頼朝は棟梁としてのプライドが邪魔をして断ったが、義時が食い下がり、頼朝も納得して土肥に会いに行った。

すると、頭を下げることを嫌がっていた頼朝は、実平の手を取り「一番頼りにしているのはお前じゃ」と言い、抱き合って涙を浮かべた。あまりの変わり身に唖然とする義時に向かって、頼朝は「嘘も誠意を尽くせば誠になると」語り、その後も岡崎義実(たかお鷹)、佐々木秀義(康すおん)らを味方につけていくのだった。しかし、頼りにしていた相模の山内首藤経俊は味方に加わらず頼朝は落胆するのだった。

そして迎えた8月17日、北条館では軍議が開かれていた。頼朝は兵も集まらない状況で、山木が館にいる確信が持てず兵を挙げることをためらっていた。しかし、宗時は挙兵の噂が大庭に伝わっている今、一刻の猶予もないと熱弁。一日でも延ばせば敵の体制も整うことを危惧していた。そこで義時は八重に会いに行き、山木が館にいるか調べて欲しいとお願いした。八重は挙兵のことを伊東祐親に話しており、伊東も頼朝の命を助けることを約束していた。それを聞いた義時は、祐親はそんなに甘くはないと言って伊東の館を後にした。

北条館では、佐々木の息子たちが加勢するのを待ちながら、攻め込むか否か決めかねていた。一方、八重は夫から山木兼隆が足を痛めて館にいることを聞き、迷った末にこのことを矢で知らせた。白い布が巻かれた矢を見た頼朝は、八重からのものだと直感。そして、義時はこれが今夜、出陣せよという合図だと確信し、挙兵の準備を急ぐのだった。

その晩、北条館には兵士たちが集まっていた。宗時は目代・山木兼隆と、後見・堤信遠を成敗すると高らかに宣言。時政(坂東彌十郎)らは三島明神の賑わいに乗じるため静かな道を行こうとするが、頼朝はこれから大事を成すなら堂々と大通りを行けと命じ「山木が首を挙げて参れ!」と号令をかけた。こうして8月17日の深夜、宗時率いる頼朝勢が北条館を出発、佐々木経高(江澤大樹)が火のついた矢を山木の館に放ち、4年7カ月に及ぶ源平合戦が幕を開けた。

■第5話「兄との約束」あらすじ
源頼朝の一党は、闇夜に紛れて堤館と山木館を立て続けに襲撃し、源平合戦の幕が開いた。見事に首級を上げて勝利した頼朝は、坂東での政を取り仕切ることを宣言。義時の知恵を借りて、土地の分配を始める。

しかし、これを知った平家方が腹を立て、相模で奉行を務める大庭景親が梶原景時ら三千の兵を率いて出陣する。伊豆でも頼朝討伐に燃える伊東祐親が動き出す。これに対する頼朝は全軍を率いて鎌倉を目指すのだが・・・。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第5話は2月6日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:三谷幸喜、出演:小栗旬/大泉洋/小池栄子/新垣結衣/片岡愛之助/浅野和之/坂東彌十郎/宮沢りえ/西田敏行ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ nhk_kamakura13」。第5話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」番組公式サイト

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