<アンという名の少女3>の後はアガサ・クリスティー「蒼ざめた馬」、魔女の呪いは本物か?原作とは異なる驚愕の展開!

2022年02月07日12時00分ドラマ
©Agatha Christie Limited

「高い城の男」のルーファス・シーウェル&『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』のクレア役・カヤ・スコデラリオが出演の「蒼ざめた馬」(全2話)が、NHK総合にて2022年3月13日(日)午後11時より第1話を放送予定、あらすじと見どころを紹介、YouTubeのプライムビデオ公式サイトで英語版の予告動画が公開中だ。

※同枠で放送の「アンという名の少女3」は、北京オリンピック放送のために2月6日~20日まで3週休止となっており、2月27日から放送開始、3月6日に最終回が放送される。



「蒼ざめた馬」は、2015年からスタートしたBBCクリスティー生誕125年記念特集ドラマの第5弾で、これまで同シリーズの脚本を掛けてきたサラ・フェルプスによるダークでスリリングな人気シリーズの最新作だ。

誰が犯人でも納得できる緊迫のクローズド・サークルの決定版、チャールズ・ダンス主演「そして誰もいなくなった」(2015)、原作とは全く異なる結末に驚かされた、ビル・ナイ主演「無実はさいなむ」(2016)、個性派俳優トビー・ジョーンズ、『ダンケルク』のイケメン俳優ビリー・ハウル、そして『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサ役でおなじみのキム・キャトラルらによるどんでん返しの連続 の“傑作法廷サスペンス”「検察側の証人」、名優ジョン・マルコヴィッチがポアロを演じた「ABC殺人事件」(2018)と、これまでの4作品もBBCの本気度がわかる秀作ばかり。

5作目の「蒼ざめた馬」は、クリスティーにはめずらしく“魔女”や“呪い”といったオカルト要素が含まれた作品。夢と現実がごちゃまぜの描写はなんとも怪しげで、60年代ファッションとイギリスの美しいカントリーサイドが作品の魅力を最大限に生かし、あっというまに物語に引き込まれること請け合い。そして、原作を知る人も息をのむ、斬新な脚色と、意表を突くエンディングに今回も驚かされることに!

古美術商の主人公・マーク・イースターブルック役を、ドラマ「高い城の男」、映画『レジェンド・オブ・ゾロ』、『ホリディ』などで知られるルーファス・シーウェルが、マークの二人目の妻・ハーミア役を、現在公開中の『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』で主人公クレアを演じているカヤ・スコデラリオが務めている。

■あらすじ
1961年のイギリス、ロンドン。古美術商のマーク・イースターブルックは美しい妻ハーミアと再婚したが、1年前に浴室の事故で亡くなった前妻デルフィーヌのことが忘れられずにいた。ある日、ジェシー・デイヴィスという女性が、街角で病死体が発見され、彼女の靴の中から謎の人名リストが見つかる。そこには何故かマークの名前もあった。やがて、リストに記されている人が一人一人死んでいく。身の危険を感じたマークが、その謎を調べていると“マッチ・ディーピング”村の《蒼ざめた馬》という館に住む、風変りな3人の女性にたどり着く。魔女と噂される《蒼ざめた馬》の女たちの呪いなのか、亡くなった人たちと同じように、マークの髪の毛も抜けはじめ…。

■キャスト
マーク・イースターブルック:ルーファス・シーウェル(「高い城の男」、『レジェンド・オブ・ゾロ』、『ホリディ』)

ハーミア・イースターブルック:カヤ・スコデラリオ(『メイズ・ランナー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』、『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』)

デルフィーヌ・イースターブルック:ジョージナ・キャンベル(「ブラックミラー」シーズン4)

ザカリア・オズボーン:バーティ・カーヴェル(「女医フォスター」)

スタンリー・レジューヌ検査官:ショーン・パートウィー(「GOTHAM/ゴッサム」)

ほか

原題:The Pale Horse
制作:2020年 イギリス

【放送予定】総合 2022年3月13日(日)、20日(日)午後11時00分
全2話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]

NHK「蒼ざめた馬」番組情報サイト
YouTube「蒼ざめた馬」トレーラー(2分間予告・英語版)

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