【北京五輪】男子シングルSP、羽生が8位の波乱のスタート!鍵山2位、宇野が3位で逆転の金を目指す!
2022年2月8日、男子シングルSP、ネイサンチェン1位、鍵山優真2位、宇野昌磨3位!羽生結弦はジャンプが抜ける波乱のスタート!フリーは2月10日(木)に実施され、羽生結弦が4回転半に挑む!宇野昌磨、鍵山優真もメダルをかけた戦いに挑む!NHKオリンピックサイト、JOC公式サイト、IOC公式サイトには関連動画が公開されている。
中国北京の首都体育館で2022年2月8日(火)にフィギュアの個人戦が始まった。まずスタートしたのは男子シングルだ。日本からはオリンピック三連覇そして初めての4回転半を目指す羽生結弦、平昌オリンピックでの銀メダル以上を狙う宇野昌磨、初出場ながら団体戦でも落ち着いた演技をみせた鍵山優真が登場した。
男子シングルはヴィンセント・ジョーがコロナ陽生の判定のため棄権となり、総勢29名がショートを行い、上位24名が10日にあるフリーに進める。競技前半は1グループで登場した中国の金博洋のトップが続いていたが、後半になり4回転の成功だけではなく、演技構成点を高くとる個性的な選手たちも登場し、順位もめまぐるしく変わった。
第4グループで登場した羽生結弦には中国の観客から大きな拍手をもって迎えられた。清塚信也が演奏する曲に乗って滑り出した。最初のジャンプ4回転サルコウが1回転になってしまい点数がもらえなかった。その後の4回転トーループ+3回転トーループ、3回転半、ステップ、スピンは完璧にこなしたもののジャンプミスが響き、95.15点にとどまった。試合後のインタビューで、最初のジャンプの前に他の人が作った穴にはまったといい「氷に嫌われたかな」と話していた。
羽生のすぐあとに滑ったのは宇野昌磨。4回転フリップを綺麗に降りると、続ける4回転トーループ+3回転トーループは無事に回ったものの着氷で手をついてしまうミスがでた。以外は完璧にすべり、団体戦でレベル3になってしまった部分も修正できた。105.90点、自己ベストを更新して3位につけた。
最終組で登場した鍵山優真は、初出場とは思えないほどの落ち着いた滑りで、4回転サルコウを降りた。本来はコンビネーションとなるはずのところだったが、次の4回転トーループに落ち着いて3回転トーループをつけた。ステップスピンも完璧で108.12点と自己ベストを更新し、2位となった。
トップにたったのは世界王者のネイサン・チェンだ。演技後半に4回転ルッツ+3回転トーループともってくる難易度の高いプログラムを圧巻の滑りで滑り切り、113.97点という世界最高得点を更新した。4位は4大陸選手権王者の韓国のチャ・ジュンファン、5位はジョージアのモリシ・クビテラシビリ、6位は芸術的なプログラムで完成度の高い演技をみせたジェイソン・ブラウンが入った。
フリーは1日おいて、10日(木)に実施される。
■今後の放送予定
■2月10日(木)地上波放送スケジュール
NHK総合 10:15~14:40 男子シングルFS
■2月14日(月)地上波放送スケジュール
TBS 09:55~13:55 アイスダンスFD
■2月15日(火)地上波放送スケジュール
NHK総合 18:55~23:30 女子シングルSP
■2月17日(木)地上波放送スケジュール
テレビ朝日 19:00~23:10 女子シングルFS
■2月19日(土)地上波放送スケジュール
NHK総合 19:50~23:10 ペアFS
■2月20日(日)地上波放送スケジュール
テレビ東京 13:00~16:00 エキシビション
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◇JOC北京2022オリンピック公式サイト
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